バスストップから基地ストップの会  

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2024年5月定例申し入れ行動

2024-06-13 | 日記

 

    5月18日第三土曜日、夏日を思わせる暑い一日の午後、座間キャンプへの申し入れ行動に14人が参加しました。

 相武台前駅との道沿いにある消防署では、人命救助の訓練に励む消防士たちを歩道から応援。自衛隊も「救援隊」に改めて、人殺しの訓練ではなく命を救うための部隊になってほしいと、心底願います。

 ガザでの殺戮が一刻も早く終わりますように。このような写真が、遠い昔のかなしいおろかな出来事として語り継がれますように。

 

 

 

  申 入 書

 

在日米陸軍司令官・米陸軍第一軍団司令部司令官  デイブ・ウォーマック少将 様

陸上総隊 日米共同部長             弥頭 親義 様

座間駐屯地司令兼第4施設軍長          橋口 尚之 様

 

「戦雲(いくさふむ)」という映画をご存じでしょうか? この10年間沖縄の声を取材し、今私たちの国がどの方向に向かっているかを問い続けている、映画監督三上智恵さんの最新作です。台湾有事が叫ばれ存立危機事態とか重要危機事態とかの言葉が使われるなかで、与那国・石垣・宮古や沖縄本島等に暮らす住民からの「私たちの島を戦争に使われたくない」との切実な思いが、ひしひしと伝わってくる作品です。

 日本政府は、沖縄の声にきちんと耳を傾けることを、ずっと軽んじてきました。県民の「核抜き・本土並み」復帰の期待は裏切られ、米軍基地は存在し続けています。

 14日 アメリカ海兵隊第1海兵航空団はオスプレイの飛行を再開したと発表しました。相次いで続いた事故の原因は、しっかりと追及されているのでしょうか。また同じ事故が起こる危険性は本当に払拭されたのでしょうか。

 辺野古の海ではいつ終わるとも知れない工事が続けられ、天然記念物ジュゴンの生息も危ぶまれるほどに海の汚染が進んでいます。そのなかで本土からの土建資本ばかりが肥え太り、沖縄の労働者にわたる賃金はほんのわずか、こんな状況がもうずっと続いています。この状況に抗議した玉城知事の言葉も聞き入れられず、沖縄の人々の意見は全く無視されたままです。

 今、台湾有事が叫ばれ、日本がこれに巻き込まれるのではないか、との声が上がっています。中国が台湾に武力侵攻し、戦闘が始まる危険性があると。日本政府は法に基づき先島諸島の住人や観光客など12万人を九州・山口に6日間程度で避難させるとしています。ここで考えられている「避難者」には、沖縄島などほかの島に住む人々の避難は考えられていません。こんなずさんな計画が本当にうまくいくと思っているのでしょうか? それとも、実際には起こらないとたかをくくっているのでしょうか。

 私たちは戦争で物事を解決するのでなく、あくまで話し合いでの解決を追求していく道を進んでいきたいと思います。

 

2024年5月18日     バスストップから基地ストップの会と参加者一同

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