バスストップから基地ストップの会  

2015年6月以前の記事は http://www.geocities.jp/stopfromstop/ へ。

2016年1月定例デモ報告と申し入れ書

2016-01-18 | 日記

今日(1月16日)は2016年最初の「基地はいらない」デモでした。

参加者は14名。青空のもと基地に向かって「戦争はいやだ、ハレルヤ!」

と初シュプレヒコールをぶつけてきました。

                                                                                                         

                                                  申 し 入 れ 書

在日米陸軍司令官・米陸軍第一軍団前方司令部司令官 ジェームズ・パスカレット少将様

陸上自衛隊中央即応集団司令官               川又 弘道様

座間駐屯地司令                          豊田 真 様

 

私たちは、座間市、相模原市とその周辺の市民です。私たちは、基地と戦争に反対して,2005年11月末より自主的に、主体的に、毎週水曜日にキャンプ座間正門前での座り込み、2006年4月から毎月第3土曜日にはデモを行い、申し入れを続けてきました。少なくとも2006年3月までは続けようとして始まった座り込みも10年を超えました。一人一人いろいろな考えを持っていますが,基地の強化と戦争に反対して,非暴力で意思表示するという共通の思いで続けてきました。これからも肩に力を入れず,無理をしないで,自然体で,それぞれのペースを尊重しながら,続けたいと考えています。

新しい年の初めですが,意思表示の方法としてなかなかいいなと思ったものについていくつか,触れたいと思います。

1つ目は,このごろは,プラカードと言わないで,バナーというそうですが,その標語に「安倍政治を許さない。」というのがあります。これは本当にそうだなーと思います。安倍さん個人ではなく,安倍首相という公人として,行う政治に異議を申し立てています。「安倍さんは許さない。」というと,ほかの安倍さんに悪いし,安倍首相を個人的に知っているわけでもないので,抵抗がありますが,安倍政治の行う,基地の強化,辺野古の新基地建設,座間の返還地の利用方法,オスプレイが,沖縄でも,岩国でも,厚木でも,どこでも飛べることを容認していること,横須賀で引き続き米軍の原子力空母の母港化を認めたこと,戦争法を国会で強引に可決したことなどいろいろ,基地に関するだけでも,「安倍政治は許さない。」ことはいっぱいあります。そしてそんな安倍政治にはアメリカの政府や米軍が影響を及ぼしていると思います。

2つ目は「一票一揆 参院選で」という小さなお札のようなプレートです。バッグなどにつけるのにちょうどよい大きさです。今の選挙制度自体については,選挙権のことを含めていろいろ問題があると思いますが,「今持っている選挙権を使って,賢く意思表示をしよう」ということのアピールです。そのことを,ほかの人にもさりげなく伝えようというものです。お札のように見えるので,一瞬「えっ」となるけれど,文字を見て納得されるそうです。

3つ目は,ジュゴンのぬいぐるみのマスコットです。これも,カラフルな布で作られていてバッグなどにつけられます。それをつけていると「かわいいね。これはなーに。」と聞かれて,辺野古のことを話すきっかけになると言います。「辺野古には,こんなかわいいジュゴンがすんでいるです。そこに,地元の反対を押し切って,新基地建設をして,環境を壊そうとしているのです。あなたはどう考えますか。」と話せます。

私たちは,この街を、少しでも平和な街に近づけて次の世代に渡したいと願っています。この基地の塀がなくなり,自由に話し合えるようになりたいと思います。世界中の人々が、互いの個性、違い、歴史を認め合い、尊重しあい、共に安心して暮らすことのできる平和を強く望みます。共に知恵を出し合って、環境を守り、分かち合って、共に生きる方法を考えていきましょう。私たちは、これからも、あきらめることなく、基地強化に反対していきます。米軍再編に反対していきます。キャンプ座間を市民に返してください。基地のない平和な町を、私たちは望んでいます。

2016年1月16日                                                                    バスストップから基地ストップの会とデモ参加者一同  

              

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私たちのこと ─ 「バスストップから基地ストップの会」のはじまりについて

2016-01-13 | 日記

私たちの活動はどのように始まったのか、以前のHPから引き継がれてきた文章で紹介します。

毎週の座り込み、毎月のデモと申し入れは、10年過ぎた今も引き継がれています。

これからもキャンプ座間が市民の手に戻るまで抗議を続けていきます。    

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

私たちの座り込みは2005年11月25日から始まりました。

米軍再編の中間報告に向けて、米陸軍第一軍団司令部の座間キャンプへの移設に反対してキャンプ座間を包囲する『人間の鎖』などの集会やデモに参加し、多数の組合や団体の旗、そして日本各地から多くの人達が集まってきているのを見ました。しかし、組織に属さない地元市民の私達も米軍再編問題に黙っているわけにはいかない、戦争の司令塔が座間に来るなんてとんでもない、私たちのノー!という思いを何とか伝えたい、何かしなくては、と色々考えた結果が座間キャンプ前バス停での座り込みです。デモだと毎回の申請とお金が必要だし、プラカードやのぼりを持っての示威行動はダメ、歩道に立っているのは交通法にひっかかるということで寒さを防ぐため基地はいらないとアップリケしたひざ掛けを掛けてベンチに座ることになりました。

当初、会の名前はありませんでしたが何度か新聞社の取材を受けたこと、そして私たちと同じ思いをもつ人達に出て来てもらう為にホームページを立ち上げることが決まり、そのためには会の名前が必要ということで、急遽5月10日に新聞社の取材を受けている時に会の名前が決まりました。

私達はヘリポート基地建設に反対する沖縄・辺野古の座り込みや、国会前の座り込みに参加して、色々なことを教えていただき、又、たくさんの力をいただいてきました。『何かができるはず』 これも辺野古の長い闘いから学んだことです。そして皆に共通する思いは基地はいらないです。日本にも韓国にも、新たな戦争のための基地が作られることがないよう望みます。 アメリカ以外の地で米軍基地が強化されることが無いよう望みます。憲法9条が守られ、日本が戦争のできる国にならないよう望みます。 

私達はあきらめません。 

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2015年12月定例デモ報告と申し入れ書

2016-01-09 | 日記

2015年最後の12月19日のバスストップから基地ストップの会のデモ。暖かいデモ日和のなか、17人の参加者。

サンタさんの帽子で出発。基地正門ゲートで、申し入れ書を手渡した後、いつものコースをちょっと変えて、ひとつ横の「平和坂」から「平和の小径」を通り、湧水の番神水へ。大正時代に悪路を普請しなおして、平和坂と命名した先人たちに思いを馳せながら歩きました。

きょうは、横浜から自転車で2時間かけてこられたピースサイクルの方や、こんど発足する座間・九条の会のよびかけもあり、またストップの会の10年を超えるねばりづよい闘いをふりかえったりと、デモしながらいろいろ話がありました。

座り込みの抗議行動を始めてから10年を越しました。キャンプ座間司令部への申し入れ書です。

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                        申 し 入 れ 書

         在日米陸軍司令官・米陸軍第一軍団前方司令部司令官            ジェームズ・パスカレット少将様                 

     陸上自衛隊中央即応集団司令                                           川又 弘道様

     座間駐屯地司令                                                        伊崎 義彦様

 

アメリカのツケを日本に払わせないで

現在日本では2017年4月からの消費税増税(8%から10%)に向け軽減税率の適用品目を巡り議論しています。税金の使い道は本来国民の関心事でありますが、不明瞭な支出がいくつかあります。その内の一つが思いやり予算です。日本政府は来年度減額を提示しましたがアメリカの強硬な要望で向こう5年間に渡り微増に落ち着きました。思いやり予算の大半は娯楽施設の人件費ですが、他国に来た軍隊の娯楽費まで払っていてもらう理由が分かりません。在日米軍基地がある場所は日本のどこでも一等地です。戦前は日本軍が民間から接収した場所をアメリカが日本占領を機に占拠しています。アメリカの世界戦略で日本という場所がたまたま軍事的要衝になっているに過ぎません。日本国民はお人好しです。爆弾を落とした相手の国の軍隊を養うために消費税増税すらいとわないとでも言いたいようですがそうはいきません。国民もそろそろ安倍内閣が日本国民よりもアメリカや日本国内の大企業だけの利益でしか動いていない事に気付き始めています。アメリカと付き合う事で日本もイスラム圏から敵視されています。日米同盟がこの世の全てと思っているのは安倍晋三とその不愉快な仲間達だけかも知れません。在日米軍基地は日本に取って百害あって一利なしです。

 日本ではあまり報道されていませんが、米国議会では2011年8月に発動された財政管理法により米国防費も2012年度から2021年度までの10年間で4870億ドルの削減が求められました。国防費ですら聖域ではなくなっています。私達は在日米軍にアメリカに帰って欲しいと願いますが米国内でも軍隊を養う事は出来なくなっています。全ての元凶となっているのがアメリカの軍事力が世界で圧倒的な力を保つという動機です。そのふざけた野心を捨てさえすれば財政難も含めて解決の道が見つかるかも知れません。少なくともアメリカのツケを日本が払うのは御免です。

宗教対立で誤魔化さないで下さい

 オバマ大統領はアメリカ国内で銃撃戦が頻発している事を嘆きました。イスラム国の支援者によるテロを許さないという声明も出しました。米国野党共和党大統領候補のトランプ氏のイスラム教徒排斥論が過熱しています。一見すると単純な宗教対立のように見えますがアメリカが中東で長年に渡り行ってきた政策の歪みに端を発したものに過ぎません。アメリカという国が自由と民主主義を標榜するのであれば軍事力によらない政策に転換する時に来ていると思います。対話も出来ない不信感を払拭するためにもこのキャンプ座間から畳んでみる事をお勧めします。昨年も2015年で基地行動が終わりになる事を望みましたが、2016年で終わるように強く希望します。

2015年12月19日      バスストップから基地ストップの会とデモ参加者一同

 

 

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2015年11月定例デモ報告と申し入れ書

2016-01-09 | 日記

11月21日(土)座間キャンプへ抗議の定例デモでした。
気持ちよい秋晴れで、参加者もうなぎのぼり(とまでは行かないがドジョウのぼりぐらい)17人でした。座間キャンプの返還地には、自衛隊宿舎と病院が着々と建設中。
今回は、ゲート前の、申し入れ書受け取りの自衛隊員の人も遅刻せず。
世界中で引き起こされている戦争を止めよう、基地はいらない、原発はいらないの声響かせて座間の住宅地をデモ。

ネコちゃんに恵まれた猫日和。窓の中に絵のようにおさまっている子、デモに声援を送ってくれるかわいい猫ちゃん(なんていたらいいな!)などかわいい猫たちに会えました。

そうそう、通り道の幼稚園のヤギたちも応援してくれました。もちろんスーパーの前では人間の(?)女性たちも。途中で沖縄出身の友が、とても心にしみる歌を歌ってくれました。童神(わらびがみ)~天の子守唄~と言う歌だそうです。
検索すれば、聞けますよ。とのこと。...
楽しいデモでした。

                                                                                            


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               申し入れ書

在日米陸軍司令官・米陸軍第一軍団前方司令部司令官 ジェームズ・パスカレット少将様                 
陸上自衛隊中央即応集団司令官          川又 弘道様
座間駐屯地司令                 伊崎 義彦様

 
 15日フランスのパリで同時襲撃事件があり百二十九人が犠牲になったとフランス政府は発表した。フランスのオランド大統領は、「これは戦争だ」と声高に叫んでいる。だがフランスは一年以上前からイラク、シリヤに爆撃を繰り返し行い多数の民衆を殺戮している。その犠牲者の数は公表されていない。中東で「テロとの戦い」と称して戦争をしていながらそれを戦争と言わず自分の国で襲撃されたらそれを戦争と言うのか、理解できない。人の命は、フランス人であれイラク人であれアメリカ人であれ日本人であれ何ら違いはなく最も尊重されなければならない。民族や宗教の違いをもって差別したり攻撃してはならない。互いの違いを尊重する社会を目指さなければ闘いは永遠に終わらない。如何なる理由を持っても戦争は正当化されないし、如何なる理由を持っても他者の命を奪うことは許されない。

 今回のパリの襲撃事件は、起こるべき起きた事件だ。それは、アフガン・イラク戦争まで遡って考えなければならない。アメリカは、アフガンのアルカイダを攻撃し9・11ニーヨーク同時襲撃事件の首謀者をビンラデンと決めつけ殺害した。しかし9・11同時襲撃事件の真相は今だに何も解明されていない。更にアメリカはイラクが大量破壊兵器を持っているとしてイラクを攻撃したが、大量破壊兵器は発見されずイラク戦争は誤りだったと認めた。国際NGOなどの調査によるとこれらの戦争で約60万人の民間人が犠牲になったと公表している。報復の連鎖はさらなる憎しみを増幅させるだけだ。直ちにイラク・シリヤへの爆撃を中止して対話を開始するべきだ。

 安倍政権は沖縄の翁長知事が前知事の辺野古埋め立ての承認は、瑕疵があったとして埋め立ての承認取り消しを国土交通省に申し立てたが、国土交通省は翁長知事の承認取り消しを取り消した。沖縄県は、埋め立て承認の取り消しを求めて国を提訴した。国も沖縄県を提訴するとしている。安倍政権は何が何でも辺野古の海を埋め立てて新基地を建設しようとしている。戦争法案が成立する9月17日までは、沖縄県と話し合うような態度を見せながら戦争法案が参議院で承認(?)されたら沖縄名護市の稲嶺市長の頭越しに3区の区長を首相官邸に呼びつけ振興策を見返りに新基地建設を認めさせようとしたり、警視庁の機動隊150名を沖縄に派遣して新基地建設に反対し抗議する市民を暴力的に排除したりして負傷者が多数出ている。私たちは、安倍政権の国家暴力による新基地建設を絶対に認めない。辺野古の海の埋め立てを直ちに中止しなさい。

 3・11の東日本大震災で東電福島第一原発爆発事故が起き大量の放射能が大気中にばら撒かれた。故郷を追われ未だに故郷に帰れない多くの人々がいる。そして未だ原発爆発の原因も解明されていない。安倍政権は、電力が十分に足りているにも関わらず九州電力の川内1号機の再稼働を初めとして次々と再稼働しようとしている。何のための再稼働なのか明らかにされていない。原発の再稼働を直ちに中止し再生可能な自然エネルギーに全力を傾注すべきだ。

 私たちは、以上の様な理不尽な事に反対し人殺しの為の戦争に使われる全ての基地の撤去を求めてこれからも座間キャンプの座り込みを行い1日も早い基地の返還を求める。

   2015年11月21日    バスストップから基地ストップの会とデモ参加者一同 

   返還地に建設の進む 自衛隊家族宿舎

 

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2015年10月定例デモ報告と申し入れ書

2016-01-09 | 日記

 10月17日(土)2時集合、2時半相武台前駅出発。座間キャンプ定例デモ。曇りだが心地よいデモ日和。ちょっと少なめの11人だが元気に出発。

短いコールも新しく入れて座間キャンプまで行くと、米軍のほうの日本人ガードマンだけで自衛隊員がいなくて到着までに15分以上待たされた。やっと現れた自衛隊員は遅れた謝罪もない。文句を言うと、夏時間の5時前後だと思っていたとすまして言う。14日の水曜座り込みの日に時間は伝えたのに、連絡も準備もしていなかった。これでちゃんと伝わっているのだろうかと不安になる。いかにも市民を馬鹿にして軽んじている気がして、昨日の夜中までかかって書いた申し入れ書なのにと、空しくなった。

自衛隊の受取人を待っている間の時間がもったいないので、少しマイクでしゃべった。司令官に毎月毎月申し入れしてもなしのつぶてで、受け取ったとの返事もない。でもわたしは、ここにいるガードマンや自衛隊員、警察官一人ひとりに、制服を脱げば一人の市民である人達にこそ呼びかけたいと思って読み上げていることを伝えた。

私達は基地がなくなる日まで、この命が尽きようと、決してあきらめない。

I have a dream ・・・・・米軍が米国に帰り、基地が市民に返される日を!自衛隊は?私達のシュプレヒコールで「自衛隊は災害救助隊になれー!」といっている。米軍が出て行って、そのあと自衛隊が戦争に出て行くのでは困る。すぐには難しいだろうが、段階を経ても、いつか自衛隊は国内だけでなく世界の災害救助に出ていってほしいと思う。

そんなことを考えて、待ち人来たりて申し入れ、静かな市街地のデモ。萩の花咲く小道を抜けて掘割に藻が美しいデモの道。警察官も若い新人の顔が何人か。うるさく注意される事もなく平和的にデモの終点座間駅へ。あとはいつもの交流会で一杯やりました。

     ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

                 申し入れ書 

 在日米陸軍司令官・米陸軍第一軍団前方司令部司令官 ジェームズ・パスカレット少将様                 

 陸上自衛隊中央即応集団司令官          川又 弘道様

 座間駐屯地司令                 伊崎 義彦様

 

私達の心は今、怒りの思いに燃えたぎっています。

今日本は戦後最悪の総理大臣アベの悪政の下、自民公明の与党が日本国憲法に違反する戦争法である安保法制を、8割の国民の反対を押し切って、12万人の国会包囲デモを無視して国会で強行採決したといっている。(委員長は採決していない)。このアベ総理が国会の議論も議決もされていないうちに米国にいきオバマ大統領に、この戦争法案を夏には通すと公言し、強行採決し、また米国に報告に行ってよしよしと頭をなでられてきた。何と言う奴隷根性!

このようなアベ政権の憲法違反に反対して多くの若者たちや母親たちをはじめ、あらゆる職業のあらゆる年代の人々が国会議事堂を取り囲みました。

今沖縄では、真のリーダー翁長知事が、大浦湾の前知事の埋め立て承認に瑕疵があると、辺野古の海の埋め立て工事を中止させ、オール沖縄で県民たちが新基地建設を止めています。

振り返って相模補給廠の爆発火災の原因の究明は相模原市の調査要求を無視してうやむやにされている。危険な実態は自治体と警察に調査させなさい。横須賀には原子炉2機を積んだ原子力空母ロナルド・レーガンが配備されて、艦載機の爆音を撒き散らした。原子炉を積んだ空母は米国に帰りなさい。その他にも座間キャンプの危険な土砂崩れ現場をきちんと直しなさい。

オバマ大統領は昨日、アフガニスタンからの撤退と言う公約を断念し、5500人の米軍を残留させると発表しました。いったん始めた戦争は終わらせられない。その間にさらにどれだけの命が奪われるだろう。日本から自衛隊の人達が米軍と一緒に世界中の戦争に出て行き、殺し殺されるなどということは絶対許されない。第7艦隊ロバート・トーマス司令官は『自衛隊が地球規模で運用できる。米国にとっても有益だ。海自は世界中のどこでも運用できる能力戦力を備えている』といっています。米国の予算で国防費を削減し、自衛隊を有効運用することをアベが約束してきたのです。米政府はアベ政権の暴走を、利用するのをやめなさい。自衛隊が米国の傭兵として海外で戦えば、その時この国はどうなるか。想定するならの話だが、ミサイル攻撃からも、津波地震からも無防備な原発54基がむき出しで並んでいるではありませんか。

キング牧師は言いました。『私には夢がある、それは、いつの日か、この国の国民が立ち上がり、「われわれは、すべての人間は平等に造られていることを自明の真理とみなす」というこの国の信条を真の意味で実現させるという夢である。』

 福島の女性が書いた詩から一部引用します。

 『・・・・私には夢がある 

100年前に原発を止めてくれたから

今、わたしたちはとても幸せに生きています』

7代先に生まれようとしている子どもたちに、そういってもらえるような世界をつくれますか。司令官殿には100年後の世界の子どもたちにどんな世界が残せる夢がありますか。わたしもあなたも一人になって未来の夢を思い描いてみませんか。

 

 2015年10月17日   バスストップから基地ストップの会とデモ参加者一同

 

   水曜日の午後のキャンプ座間ゲート前

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