21日は今年最後の座間キャンプへの定例デモ、サンタさん姿も混じった師走の座間を歩いた。バスでかけつけてくれた仲間もいてゲート前の申し入れ行動は17名。
今回はシュプレヒコールを短くぎゅっとかえてみた。仲間からは好評だったがまだまだ改良の余地あり。わかりやすくて心に届くコールをめざしたい。
町の人たちに配ったチラシは「辺野古の海を埋めるな」「南西諸島の軍事化反対」と、東京新聞「宜野湾の保育園 部品落下2年」の記事のセット。テレビや新聞ではあまり騒がれないけど、きれいな海が埋められて生き物が生き埋めにされてるんだよと伝えると、公園で遊んでいた小学校高学年くらいの子どもたちも真剣に聞いてくれた。先月もだったけれど大人より子どもたちのほうが素直かな。
住宅街のマイクリレーでは今まさに中東に自衛隊が派兵されんとしている危険性も語られた。
デモのたびに仲間のNさんが出してくれている「エプロン通信」は、仲間が交代で投稿する小冊子。今回80号を数え、読み応え十分だ。
水曜午後の座り込みも15年目に入った。ささやかな行動だが途切れずに続いている。辺野古で教えられた「勝つ方法はあきらめないこと」を来年も続けていきたい。
幼稚園で飼われているヤギ
在日米陸軍司令官 ビエット・ルオン様
陸上自衛隊座間駐屯地司令尼子将之樣
陸上総隊司令部日米共同部長 野村悟樣
申 入 書
神を畏れることは、知恵の初め。聖なる方を知る事は、分別の初め。(旧 箴言) 神が何万年もの時をかけて創造された、宝の海、沖縄辺野古、大浦湾の海が ホープスポット (希望の海)に認定されました。青サンゴとジュゴンの棲むちゅら海 が世界で100以上のホープスポットに日本では初めて加えられました。 今まさに、日々埋め立てへ向かっている辺野古の海が、、、です。皮肉だと思いまし た。しかし、世界が見ています。まだ間に合うのです。 神への感謝と畏れを忘れ、このまま海を破壊し、軍事基地を造れば、恐ろしい、 海の死が待っているでしょう。
私達は心で泣きながら“NO”を叫び続けています。 アメリカ政府と日本政府に向かってです。いつ目覚めて下さいますか? 安倍首相は“桜を見る会”を、“辺野古を見る会”に変えて下さい。
先月、来日したローマ法王は「真の平和は、非武装の平和以外にあり得ない。 戦争での原子力利用は、犯罪以外の何物でもなく、倫理に反する」と言われ、 核兵器から解放された平和な世界を多くの人が熱望していると語られました。
先日アフガニスタンで銃撃された中村哲さんも平和の道具として生きた人でし た。武力なき平和を実践し、自衛隊派遣を「有害無益」と言い切った人でした。 この神奈川にも数回訪れて熱く語って下さいました。
沖縄では今日も仲間達が新基地建設反対を叫んでいます。辺野古のゲート前 では、カチャーシーを踊りながらダンプカーを止め、宮古では、牛歩作戦で ダンプカーを止めています。
新基地建設は、やめて下さい。 基地のない平和を望みます。 神は一人一人の真実な思い、願い、祈りを決して無にはなさらないと信じます。
2019年12月21日 バスストップから基地ストップの会とデモ参加者一同