バスストップから基地ストップの会  

2015年6月以前の記事は http://www.geocities.jp/stopfromstop/ へ。

2022年7月定例申し入れ行動

2022-07-18 | 日記
 7月16日(土)座間キャンプへのバスストップから基地ストップの会の申し入れ行動。時折雨もぱらつく中、延べ13人参加。
申し入れの後には、ゲート前で、月桃の花をはじめ何曲かを、平和への思いを込めて歌った。
 その後の打ち上げ会では、先週の元自衛官による安倍元首相の銃撃死について、話題となった。
 投票日前マスコミは朝から夜中まで銃撃現場の映像を流し続け、岸田首相も「民主主義への封殺」「蛮行」と声高に叫んだ。確かに決して許されないが、この元自衛官が明らかにしたのは祖父岸から安倍に続く旧統一教会というカルト宗教集団との癒着であり、人生をめちゃくちゃにされた人たちの被害の実態だった。岸田政権は「国葬」などと言い出しているが、今こそ平和憲法を捻じ曲げ切り刻み、憲法改悪を目指して軍事国家へとつきすすめてきたこの安倍元首相を筆頭にした政治家たちの正体をしっかり見極め行動しよう。

    

申し入れ書

在日米陸軍司令官米陸軍第一軍団司令部司令官   ジョエル・B・ヴァウル少将様
陸上総隊日米共同部長   豊田 龍二様
座間駐屯地司令・第4施設部長   小野 一也様

 6月23日は77回目の沖縄『慰霊の日』でした。私は3年ぶりに訪れる事が出来、平和記念公園内での、「遺骨混じりの土砂を埋め立てに使用しないこと」を求めるハンスト集会に参加しました。これまでに平和記念公園内に「遺骨収集センター」が設立され、DNA鑑定や、最近では遺骨の生活地まで特定可能となり、遺骨を故郷へ戻す事も夢ではなくなりました。しかし、喜んだのもつかの間、防衛省は戦没者の遺骨が多く埋もれている、沖縄南部の土砂を、辺野古新基地建設の為に海へ投入する事を決定しました。これは政府の裏切り行為であり、戦没者への冒涜です。政治家は国民の代表であるのだから、基地の強化ではなく、憲法を守るべきです。
 9条改憲を目指した、元首相が遊説中に銃撃され、呆然とした時、ある絵本に出会い、目が覚めた思いがしたので、抜粋して紹介します。
題は  『すべては神さまが創られた』  著者は北九州の牧師です。
   すべては神さまが創られた  すべては神さまによって生まれたのだ
   口は 宣戦布告の為ではなく  愛の言葉を語る為に創られた
   手は 武器を持つ為ではなく  支え合う為に創られた
   目は 恐怖に声を失った子どもの顔を見る為ではなく  大切なあの人の顔を見つめる為に創られた
   耳は 爆音を聞くためではなく  小川のせせらぎや  歌声を聴く為に創られた
   鼻は 焼き尽くされた家々の焦げた臭いを嗅ぐ為ではなく花の香り 焼きたてのパンを嗅ぐ為に創られた
   道は戦車の隊列の為ではなく  手と手をつなぎ  散歩を楽しむ為に創られた
   空は戦闘機を飛ばす為ではなく  鳥たちがピース ピースと 歌う為に創られた
   海は戦艦を浮かべる為ではなく  別れた大陸を結び直す為に創られた
   そして 人は 何の為に創られたのか  人は愛し合う為に創られた  人は助け合う為に創られた
   だから 神さまは 人を 極めて弱く創って下さった  一人では生きていけない様に創られた
   なのに・・・人は・・・相手を認めず 支配しようとする
   世界は今  闇の中にある  日々闇は深まっている
   しかし  闇も又  神さまが創られたのなら  私たちはこの闇のただ中で  光を見出そう
   光は闇の中に輝く  闇は光に勝てない  目をそらさず あえて闇を見つめよう
   神さまが創られた姿のままに生きる そのはじまりの時なのだ
   あきらめてはいけない 顔を上げて歩きだそう ほら 青空も見える
作者はロシアの戦争が一日も早く終わる事を願って、絵本を創ったそうです。収益は戦争被害者の支援に充てるといいます。戦争に良い戦争も悪い戦争もなく、戦争そのものが悪だと訴えており、全く同感です。
『慰霊の日』の平和宣言で、首相は「戦争の惨禍を二度と繰り返さない」と誓いましたが、その裏では、軍事費の倍増と改憲もねらい、これでは三枚舌です。武器をもたない、本物の外交を願ってやみません。
 最後に、『慰霊の日』での小学2年生が「平和の礎」のひいおじいちゃんに向けての叫びです。
“せんそうがこわいからへいわをつかみたい。ずっとポケットにいれてもっておく。ぜったいおとさないように!“                 
子どもに学びましょう!
2022年7月16日   バスストップから基地ストップの会と申し入れ行動参加者一同




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