バスストップから基地ストップの会  

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2024年7月定例申し入れ行動

2024-07-24 | 日記
 暑い夏、戦いの炎に追い立てられて逃げ惑う人々の姿がゼロになる日はいつ来るのでしょうか? それでもいつかはゼロになることをめざして、私たちは戦争の悲惨さ・理不尽さを訴え続けます。
 申入書の最後にあるパレスチナからの声を、ぜひお聞きください。
 
 
申し入れ書
 
在日米陸軍司令官・米陸軍第一軍団司令部司令官 デイブ・ウオーマック少将 様
陸上総隊 日米共同部長            弥頭 親善 様
座間駐屯地司令兼第四施設群長         橋口 尚徳 様
 
私たちは、座間市、相模原市とその周辺に住む市民です。私たちは、基地強化と戦争に反対して,2005年11月末より毎週水曜日にキャンプ座間正門前での座り込み、2006年4月から毎月第3土曜日にはデモと申し入れを行い,コロナウイルスの感染拡大の影響で、2020年4月にデモを中止し、5月から申し入れ書のみ届ける行動を続けています。
2022年2月に始まったロシアのウクライナ侵攻は,今も戦闘は続き,ウクライナの市民,街そしてロシアの市民に多くの被害は出ています。今もなお,ヨーロッパやアメリカはウクライナに武器の供与を続けています。2023年10月からのイスラエルのパレスチナ攻撃は今も続き,多くの犠牲者が出て,街が破壊されています。その歴史は,はるか以前から続いています。
沖縄では,6月に名護市の安和桟橋で、辺野古に土砂を運ぼうとしているトラックによって痛ましい事故が起こりました。それでも,地元の反対を押し切り,国は8月1日より大浦湾に土砂を投入しようとしています。また,昨年12月に起きた米兵による少女誘拐暴行事件の初公判が開かれ,被告は,犯意を否認しているとのこと。同年5月の米海兵隊による性暴力事件も公表されていなかったことが明るみに出ました。戦争しなければ,軍隊も基地も必要なく,これらの事故や事件は起こらないのです。このようなことは2度と繰り返されてはならないのです。
日本政府は,日本を取り巻く国からの戦争の危険性を口実に,アメリカから武器を購入し,南西諸島の自衛隊基地を配備し強化しています。横須賀では、ミサイル・トマホークの配備予定。横浜米軍基地ノースドックでは小型揚陸艇部隊の運用が始まりました。日本は,第二次大戦を通じて,武力では平和を作れないことを知っているはずです。ロシアもウクライナも,イスラエルもハマスも,一日も早く停戦し,これ以上,市民に被害を出さないことが大切だと思います。
一人一人の命こそが大切だと思います。戦争や武力、武器では、生命や平和を守ることはできません。新基地を建設したり、軍備を拡充したりするのではなく、共に生きるにはどうしたらよいかを考え、実現していくべきだと思います。平和を作り出すにはどうすればよいか一緒に考えましょう。私たちは、この街を、少しでも平和な街に近づけて、次の世代に渡したいと願っています。いつか、基地のない街になることを願います。世界中の人々が、互いの個性、違い、歴史を認め合い、尊重しあい、共に安心して暮らすことのできる平和が実現することを強く望みます。私たちは、これからも、あきらめることなく、基地強化に反対していきます。米軍再編に反対していきます。キャンプ座間を市民に返してください。基地のない平和な町を、私たちは望んでいます。最後にパレスチナの詩人の詩の一部を引用します。
 
<おなまえ かいて>(ゼイナ・アッザーム作)
あしに おなまえかいて, ママ  くろいゆせいの マーカーペンで 
ぬれても にじまず ねつでも とけない インクでね
あしに おなまえかいて,ママ すうじはぜったい かかないで
うまれたひや じゅうしょなんて いい あたしはばんごうになりたくない
あたしは かずじゃない おなまえがあるの
あしに おなまえかいて,ママ ばくだんが うちに おちてきて
たてものがくずれて からだじゅう ほねがくだけても
あたしたちのこと あしがしょうげんしてくれる にげばなんて どこにもなかったって
 
2024年7月20日  
           バスストップから基地ストップの会と申し入れ行動参加者
 
 
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