11月19日(土)の座間キャンプへの定例デモは、冷たい雨が時々降るなか、参加者15人。
高江のオスプレイパッドの工事強行・自衛隊の南スーダンへの派遣と駆けつけ警護等、戦争へと急速に歩みを進める安倍政権への危機感に包まれるデモでした。デモでは、高江の報告や17日に出た第二次普天間爆音訴訟の不当判決の報告もありました。
月桃の花、喜瀬武原といった沖縄の歌や、高江の抗議行動で不当逮捕された仲間たちへの応援歌などみんなで歌いながら歩きました。
申し入れの場では、ジョーン・バエズも歌った「花はどこへ行った」の歌詞をかえて思いを伝えました。
申 入 書
在日米陸軍司令官・米陸軍第一軍団前方司令部司令官 ジェームズ・パスカレット少将様
陸上自衛隊中央即応集団司令官 小林 茂様
座間駐屯地司令 豊田 真様
私たちは、座間市、相模原市とその周辺の市民です。私たちは、基地強化と戦争に反対して,2005年11月末より自主的に、主体的に、毎週水曜日にキャンプ座間正門前での座り込み、2006年4月から毎月第3土曜日にはデモを行い、申し入れを続けてきました。
この頃,高江でヘリパッド建設に反対している人に対して,全国から機動隊が集められ,高江の豊かな森の木々を伐採し,工事を強行しようとしています。私達はこのことに強く抗議します。国同士の問題の解決は,軍事力ではなく,丁寧な息の長い話し合いによって行うべきだと考えています。
高江はここから遠いですが,歌を届けます。
<静かな海はどこへ行った>(「花はどこへ行った」のメロディーで) byコーラスむくげ
1.静かな空はどこへ行った
静かな空は今はない
静かな空を取り戻そう
共に歩む未来目指して
2.美しい海はどこへ行った
美しい海は今はない
美しい海を取り戻そう
共に歩む未来目指して
3.豊かな森はどこへ行った
豊かな森は今はない
豊かな森を取り戻そう
共に歩む未来目指して
4.平和な島はどこへ行った
平和な島は今はない
平和な島を取り戻そう
ともに歩む未来目指して
私たちは,この街を、少しでも平和な街に近づけて次の世代に渡したいと願っています。世界中の人々が、互いの個性、違い、歴史を認め合い、尊重しあい、共に安心して暮らすことのできる平和を強く望みます。共に知恵を出し合って、環境を守り、分かち合って、共に生きる方法を考えていきましょう。私たちは、これからも、あきらめることなく、基地強化に反対していきます。米軍再編に反対していきます。キャンプ座間を市民に返してください。基地のない平和な町を、私たちは望んでいます。
2016年11月19日
バスストップから基地ストップの会とデモ参加者一同