今回はいつもとは逆コース(座間駅出発、相武台前駅解散)を試みてみました。
くもって肌寒いけれど心配していた雨もなく、座間駅前の交差点から元気に出発。最初の星の谷観音の下り坂もみんな注意深く歩いて無事通過。いつもは背をむけて気づかなかった景色に出会い、初めて歩く道のようでした。十年あまり歩き続けているのですが・・・。
キャンプ座間への申し入れを行いゆるい上り坂にかかると小雨も降りだしました。いつもより30分ほど長いデモとなりましたが、駅周辺では通行人も多く最後は大きくシュプレヒコールをあげることができました。警備の方も杖で歩く仲間たちにも気を配ってくださり、見送りもいれて16人のデモを無事に終えました。
トンネルを抜けると基地であった。昼の光が闇になった。悪の冷気が流れ込んだ。
申し入れ書
在日米陸軍司令官・米陸軍第一軍団前方司令部司令官 ジェームズ・パスカレット 様
陸上総隊司令部日米共同部長 野村 悟 様
座間駐屯地司令 尼子 将之 様
初の米朝首脳会談 ツケだけ払う日本
6月12日にシンガポールで行われた米朝首脳会談で朝鮮半島の非核化に向けた第一歩がスタートした。具体的なプロセスは明記しておらず非核化の費用は日本と韓国が喜んで支払うだろうと締めくくった。会談に参加していない国が費用を支払うとはとんだ属国扱いですね。安倍首相は特に抗議する訳でも無く従うつもりだろうけれど私達は従う義理も無いので抗議します。本当に北朝鮮を非核化させたいなら韓国と日本に駐留する米軍を本国に引き上げて下さい。日本に古い武器を売り付けてディール(取り引き)などというのも冗談が過ぎます。日本に武装させて北朝鮮の緊張を強いておきながら一方ではまるで平和へのプロセスであるかのごとく振る舞う米国のダブルスタンダードこそ極東の緊張の元凶です。
蚊帳の外の安倍首相
韓国・北朝鮮の首脳会談の際も米朝首脳会談の際も蚊帳の外だった安倍首相。日本でマレーシアのマハティール首相と首脳会談を行っていましたが米朝首脳会談の追認だけで良いのでしょうか。日本一国だけ北朝鮮に対する圧力外交を続け、その結果として何を得られたのでしょうか?
拉致問題の解決は進展無し。Jアラートによる避難訓練を国民に強い、制裁と圧力による北風路線を米国追従で成そうとしてきた矢先の米国の方向転換。日本は米国とは独自に北朝鮮と外交をするべき時に来ています。軍事力を高めれば相手は同じように軍事力で対抗します。平和を求めるのであれば違うアプローチが求められるのです。日本の閣僚にその技量があるとは言いかねますが。
在日米軍や自衛隊が居るから日本は平和だと言う幻想も崩れつつあります。あれだけ米韓軍事演習を熱心にやっていたのに平昌(ピョンチャン)五輪中や米朝首脳会談後にはしばらく止めると恣意的に決めました。朝鮮戦争はまだ停戦中であり北朝鮮の動向次第でいくらでも調整可能だったのが明らかになりました。在日在韓米軍が日本や韓国を守るのではなく殴り込み部隊として機能しているのを白状しているようなものです。安倍首相も米軍に好き勝手に演習をやるんじゃないと抗議してもらいたいものです。
6月は沖縄戦終結の日と朝鮮戦争が始まった日
1945年6月23日に牛島満中将の自決により沖縄戦における組織的戦闘が終結した。その5年後の1950年6月25日に朝鮮戦争が始まった。本当の意味での戦争終結に至っていないので現在進行形として述べると「朝鮮特需」と称した戦争産業で日本の経済は復興の道を歩んだ。日本はあれだけ戦争で痛めつけられたのに僅か5年で隣の国の戦争で儲ける。そういう浅ましい事をまるで美談のように戦後復興を遂げた国として祭りあげた成れの果てが今の日本の停滞を招いている。戦争ビジネスはもうウンザリです。平和と言う言葉はその国で戦争をしていないだけではなく他の国も含めてなんです。武器で平和は作れません。日本を軍拡化して一儲けしようと企まないで下さい。お断りします。沖縄戦や朝鮮戦争時の南北分断がもたらした悲劇を再び繰り返したくはない。戦争反対です。
2018年6月16日 バスストップから基地ストップの会とデモ参加者一同
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/92/f4dcc1ed168229324565c94b0b8caa44.jpg)
バスストップから基地ストップの会の象徴
くもって肌寒いけれど心配していた雨もなく、座間駅前の交差点から元気に出発。最初の星の谷観音の下り坂もみんな注意深く歩いて無事通過。いつもは背をむけて気づかなかった景色に出会い、初めて歩く道のようでした。十年あまり歩き続けているのですが・・・。
キャンプ座間への申し入れを行いゆるい上り坂にかかると小雨も降りだしました。いつもより30分ほど長いデモとなりましたが、駅周辺では通行人も多く最後は大きくシュプレヒコールをあげることができました。警備の方も杖で歩く仲間たちにも気を配ってくださり、見送りもいれて16人のデモを無事に終えました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/83/3a5ae774cd958fd20d31981c4ef0c101.jpg)
トンネルを抜けると基地であった。昼の光が闇になった。悪の冷気が流れ込んだ。
申し入れ書
在日米陸軍司令官・米陸軍第一軍団前方司令部司令官 ジェームズ・パスカレット 様
陸上総隊司令部日米共同部長 野村 悟 様
座間駐屯地司令 尼子 将之 様
初の米朝首脳会談 ツケだけ払う日本
6月12日にシンガポールで行われた米朝首脳会談で朝鮮半島の非核化に向けた第一歩がスタートした。具体的なプロセスは明記しておらず非核化の費用は日本と韓国が喜んで支払うだろうと締めくくった。会談に参加していない国が費用を支払うとはとんだ属国扱いですね。安倍首相は特に抗議する訳でも無く従うつもりだろうけれど私達は従う義理も無いので抗議します。本当に北朝鮮を非核化させたいなら韓国と日本に駐留する米軍を本国に引き上げて下さい。日本に古い武器を売り付けてディール(取り引き)などというのも冗談が過ぎます。日本に武装させて北朝鮮の緊張を強いておきながら一方ではまるで平和へのプロセスであるかのごとく振る舞う米国のダブルスタンダードこそ極東の緊張の元凶です。
蚊帳の外の安倍首相
韓国・北朝鮮の首脳会談の際も米朝首脳会談の際も蚊帳の外だった安倍首相。日本でマレーシアのマハティール首相と首脳会談を行っていましたが米朝首脳会談の追認だけで良いのでしょうか。日本一国だけ北朝鮮に対する圧力外交を続け、その結果として何を得られたのでしょうか?
拉致問題の解決は進展無し。Jアラートによる避難訓練を国民に強い、制裁と圧力による北風路線を米国追従で成そうとしてきた矢先の米国の方向転換。日本は米国とは独自に北朝鮮と外交をするべき時に来ています。軍事力を高めれば相手は同じように軍事力で対抗します。平和を求めるのであれば違うアプローチが求められるのです。日本の閣僚にその技量があるとは言いかねますが。
在日米軍や自衛隊が居るから日本は平和だと言う幻想も崩れつつあります。あれだけ米韓軍事演習を熱心にやっていたのに平昌(ピョンチャン)五輪中や米朝首脳会談後にはしばらく止めると恣意的に決めました。朝鮮戦争はまだ停戦中であり北朝鮮の動向次第でいくらでも調整可能だったのが明らかになりました。在日在韓米軍が日本や韓国を守るのではなく殴り込み部隊として機能しているのを白状しているようなものです。安倍首相も米軍に好き勝手に演習をやるんじゃないと抗議してもらいたいものです。
6月は沖縄戦終結の日と朝鮮戦争が始まった日
1945年6月23日に牛島満中将の自決により沖縄戦における組織的戦闘が終結した。その5年後の1950年6月25日に朝鮮戦争が始まった。本当の意味での戦争終結に至っていないので現在進行形として述べると「朝鮮特需」と称した戦争産業で日本の経済は復興の道を歩んだ。日本はあれだけ戦争で痛めつけられたのに僅か5年で隣の国の戦争で儲ける。そういう浅ましい事をまるで美談のように戦後復興を遂げた国として祭りあげた成れの果てが今の日本の停滞を招いている。戦争ビジネスはもうウンザリです。平和と言う言葉はその国で戦争をしていないだけではなく他の国も含めてなんです。武器で平和は作れません。日本を軍拡化して一儲けしようと企まないで下さい。お断りします。沖縄戦や朝鮮戦争時の南北分断がもたらした悲劇を再び繰り返したくはない。戦争反対です。
2018年6月16日 バスストップから基地ストップの会とデモ参加者一同
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/92/f4dcc1ed168229324565c94b0b8caa44.jpg)
バスストップから基地ストップの会の象徴