久しぶりの失敗(*_*; - 腰下肢痛の治療体位

久しぶりに冷や汗をかくような体験をしました(^^;

初心者の頃に最も大切なのは
「来た時より、帰るときは
悪くしない」こと。

初心者ですから、治せないことも
多々あります。しかし、悪化させては
いけない！とさんざん言われてきました。

紹介で訪れた60代後半男性。
主訴は間欠的に発生する右腰下肢のしびれ。

問診、理学的検査では軽度の神経根型脊柱管狭窄症と
診断し、治療開始。

このとき、軽度ということで油断してしまったのか
腹臥位で治療開始しちゃったんですね。

腰痛の治療体位は、側臥位が一番安全なのに。

治療後半、患者さんが顔をしかめています。
痛みとしびれが出てきたと。

これはまずいと患側を上の側臥位にし、
脊椎の神経根部から坐骨神経のルートに
沿ってお灸をしました。

徐々に痛みとしびれは引いていきました。

次の患者さんの時間は迫るし、もう変な汗が
どっと出てきました(^^;

何とか時間内に終了し、次の予約も
入れて頂いたのでホッとしましたが、
「基本、忘れるべからず」ですね(*_*;