久しぶりの失敗(*_*; - 腰下肢痛の治療体位

久しぶりに冷や汗をかくような体験をしました(^^;

初心者の頃に最も大切なのは
「来た時より、帰るときは
悪くしない」こと。

初心者ですから、治せないことも
多々あります。しかし、悪化させては
いけない！とさんざん言われてきました。

紹介で訪れた60代後半男性。
主訴は間欠的に発生する右腰下肢のしびれ。

問診、理学的検査では軽度の神経根型脊柱管狭窄症と
診断し、治療開始。

このとき、軽度ということで油断してしまったのか
腹臥位で治療開始しちゃったんですね。

腰痛の治療体位は、側臥位が一番安全なのに。

治療後半、患者さんが顔をしかめています。
痛みとしびれが出てきたと。

これはまずいと患側を上の側臥位にし、
脊椎の神経根部から坐骨神経のルートに
沿ってお灸をしました。

徐々に痛みとしびれは引いていきました。

次の患者さんの時間は迫るし、もう変な汗が
どっと出てきました(^^;

何とか時間内に終了し、次の予約も
入れて頂いたのでホッとしましたが、
「基本、忘れるべからず」ですね(*_*;

大雨による避難勧告！でも大丈夫です(^^)/

今日の昼に栃木県小山市の友人に
安否確認メールして、安堵して
いたら、午後になってここいわき地方
もバケツをひっくり返したような
雨模様に！

スマホにも近隣の避難勧告情報が
ガンガン入ってきます。

また近くの道路も通行止めにも
なりました。

近くを夏井川という割と大きな
川が流れていて、平成元年頃に
決壊したことがあるので、心配
してましたが、ここにきて
雨も小降りになってきたので
どうやら大丈夫なようです。
避難勧告も解除になりました(^^)/

第49回東北鍼灸学会学術大会 in 仙台

9月5,6日は仙台で開催された表記大会に参加。

去年研修を受けた宿題で発表してきました。


質問されないといいなあっと思っていた点を
ずばり質問され(^^;、宿題抱えて帰って
きましたが、良い経験でした(^^)

特別公演はかの著名な大師流　小児鍼の
谷岡先生。


実際に赤ちゃんゲストに施術するデモが
あったり、参加者の腕に実際に施術
してくれたりで大変参考になりました。

コレステロールは本当に悪者？

コレステロールの摂りすぎは心臓病や脳卒中の
リスクを上げるというのが定説ですが、
最新の研究では、どうやらこれには科学的
根拠が不足しているようです。

（以下、引用）

コレステロールの多い食事は心臓病や動脈硬化などの心臓や
血管系の病気のリスクを上げると言われてきた。
米国でも食事でとるコレステロールを減らすよう推奨
されてきた。

日本でも、日本動脈硬化学会の「動脈硬化性疾患
予防ガイドライン2012年版」でコレステロールの
1日あたりの摂取量は200mgまでと推奨。

そうした中でこの2月に米国で従来のコレステロールは
1日あたりの摂取量は300mgという上限が取り払われて
「常識」が大きく変化した。

この研究では2013年までの40論文を解析。

食事で取るコレステロールの量は「冠動脈疾患」
「虚血性脳卒中」「出血性脳卒中」のリスクと
関連無し。コレステロールが心血管疾患に及ぼす
影響に関して、信頼できる結論を導くことは
出来なかった。

食事のコレステロールは「無罪」かも知れない。

（実りの秋近し・・・撮影者の影あり(^^)）

小児鍼と相性

最近、初来院した満一歳の男の子。

主訴は夜泣きです。
お母さんが当院をHPで見つけ
来院してくれました。

お母さんに色々と話を聞くと
結構重度の夜泣きのようです(*_*;

最近小さい子を治療するときに
感じるのが”相性”です。

言葉が通じない分、こちらの雰囲気を
敏感に感じ取るので難しいです。

たぶん、ベテランの施術者なら
どんな子でも治療できるんでしょうが、
自分の場合はファーストコンタクトで
”相性の良い子=効きそう”と
”相性の良くない子=効きが悪い”に
分かれてしまいます(^^;

今回のハ○ト君の場合は、
初対面で泣きそうになったのが
全身を銀てい鍼で柔らかく擦っているうちに
リラックスしてくるのがわかり、
これは効きそうだなと感じました。

その後もぐずって入ってきても
治療しているとご機嫌が良くなったり。

合計3回の治療で夜泣きの回数がかなり
減ったのでとりあえず終了とし、
様子をみてもらうこととしました。

これも孫との付き合いで鍛えられた
お蔭でしょうか(^^)