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好き好き ジャケット T シャツ

2004年09月09日 22時59分46秒 | 想在
 季節感を無視して、T シャツ、しかも、ロック T シャツの話を。

 『BLOG STATION』 - 「アルバム・ジャケット考」 に trackback.





 ちょっとまえの話になるが、Hysteric Glamour という、ロック・テイストあふれる(…)ファッション・ブランドから、New York Dolls のロゴ入り T シャツが、限定発売された。

 ご存知のかたには、ほんとうに無粋な説明になってしまうが、New York Dolls とは、私の好きなミュージシャンのひとりである、Johnny Thunders という人も在籍していたバンドで、1973年から74年までに発表したアルバムは二枚のみ。 「早すぎたパンク・ロック、遅すぎたグラム・ロック」 などとも言われ、多くのミュージシャンに影響を与えた(そうだ)。 日本でいうと、Ziggy が、その最たるバンドであろうか。

 さて、Hysteric Glamour と New York Dolls とのコラボレーションによる T シャツ。

 New York Dolls のデヴュー・アルバム “New York Dolls” のロゴ書体をそのままもってきた、カッコいいデザインで、これは、もうぜったいに欲しい、と思ったのだが、そう思っていたのは、私だけではないようで、あっというまに売り切れてしまったそうだ ... 。

 (ちなみに、画像を探したのだが、見つからなかった)

 これを着て、夏を謳歌しようと思っていたのに ... と、落ち込む私に、友人 (というか彼) が、

 「おれんちにある 『T シャツくん』 で、おれが作ってやるよ」

 と言ってくれた。

 ん? 「T シャツくん」? いったいなんだろう、と思ったら。

 どうやら、T シャツに好きな絵を印刷できる、製版機セットのことのようだった。

 そうして、彼の手書きによる、「なんちゃって Dolls T シャツ」 を作ってもらって、ご満悦で着こなしていたのだが。



 そのうち、インターネットで、PC のプリンタで利用可能なアイロン転写紙の存在を知った。

 じぶんで、好きな画像をダウンロードしたり、PC で描いたり・加工したりして、オリジナルのアイロン・プリントが作れるのだ。

 ... ということは、お気に入りのアルバム・ジャケットで、「マイ T シャツ」 が作れる! と、おおよろこびで、私たちは、いろんなアルバム画像をダウンロードしまくり、せっせとプリントアウトして、せっせと T シャツに転写していった。

 いろいろ試してみてわかったのは、じぶんで眺めて好きなものや、部屋に飾っておいていい感じのものと、T シャツにしてみて映えるものは、微妙にちがうということだろうか。

 手づくりなので、どうしても荒い仕上がりになってしまうため、絵や写真が細かめのもの (例:“Revolver” など) は、きれいにできないし、しっとりとして落ち着いたジャケットのもの (例:Joni Mitchell “Blue” や Patti Smith “Horses” など) だと、ぱっとしなかったりする。

 インパクトがあって、カラフルなもののほうが、見映えがする、ということで、いまのところ、私のお気に入りは、Rolling Stones の “Love You Live”





 # ちなみに、trackback 先のコメント欄にて、Ken さんに教えていただいた、“We Want Miles”, 調べてみたら、ほんとうにかっこいい!

 # これなら、部屋に飾ってもよし、眺めてもよし、T シャツにしても映えそう!





 じぶんのお気に入りのアルバム・ジャケットが胸元にいるだけで、なんだかうきうきして出かけるのがたのしいのである。

 手づくりしすぎて、洗濯ものが、アルバム・ジャケット T シャツだらけなのだけど。

 それもまた、うれしかったりして。

 ベランダで、世界に一枚の、お気に入りアルバム・ジャケットたちが、風に揺れている。










 関連情報:
 New York Dolls 再結成





 BGM:
 Haircut 100 ‘好き好きシャーツ / Favourite Shirts’

 (Haircut 100 は、まえにも一度、選曲したけれど ... )

コメント (8)
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blogscape に escape?

2004年09月09日 14時52分26秒 | goo ブログ / blog
 blog 更新について、ここのところ、いろいろ疑問があったりしたのだが。

 blog は、頻繁に更新しないと、どんどん忘れ去られてしまいそうで、とりあえず、日々更新を重ねていく。

 そうすると、どうしても、じぶんの気に入る記事と、そうでもないものができてしまう。

 けれども、そんなじぶんの思いとは裏腹に、どの記事も時系列に並べられ、古いものは、どんどん埋もれていってしまう。



 いったい、じぶんは、blog になにを求めているのだろう? blog でなにがしたいのだろう? と、ふと考える。

 文章を書くのが好きだから。 じぶん以外の人に、じぶんの文章を読んでもらいたいから。 じぶんの作品 (というほどのものではないが) への感想がほしいから。

 ということなのだろうか。

 しかし、それならば、blog でなくてもいいような気もする。

 ただ、たんに blog のほうが楽そうだから、blog のほうがたくさんの人に見てもらえそうだから、というだけで使っているのであって、じぶんが blog の機能を最大限に利用しているとは、とても思えない。



 そろそろ潮時であろうか。

 blog で、表現していくことの限界を感じつつあった。

 そんなところ、blogscape の存在を知った(遅)。



blogscapeはBLOGのためのコミュニティサイトです。

blogscapeは、

  • 自分のBLOGでうまく書けたエントリーを、自由に投稿できるOPENBLOGです。
  • 「評価」や「コメント」機能のついたレビューリンク集です。
  • ...





 なるほど、これなら、じぶんの過去の記事に、ひかりを当てることができるのかもしれない、とのことで、遅ればせながら、先日、blogscape に登録してみた。

 blogscape では、一日一エントリー、そして、四百字以上の記事が投稿可能のもよう。

 ある程度の読み応えのあるもので、特定ユーザーに偏らないように、ということなのだろうか。

 長文は、いままでにいろいろ書いてきたので、しばらくネタは尽きなそうだ。

 とりあえず、第一弾として、過去記事を投稿してきた。 創作もの (?) のなかで、わりと気に入っているものを。

 しかし、まだ使い勝手がよくわかっておらず、あれでよかったのだろうか、という感じ。 しかも、季節感のない、変な投稿になったかも ... 。

 (ああ、そうか。 「この記事は、○月×日に書かれました」 などと一言添えておけば良かったのか ... )

 ともあれ。 これから、可能な範囲で、毎日一回、過去記事を投稿していこう。

 飽きるまで、あるいは、尽きるまで、しばらく、つづけてみよう ... 。





 ※はじめま略さんが、「goo BLOG セレクション」 でおっしゃられていた、「ブログをやるのって、自分の時間をどこかで犠牲にしなくては続きませんよね。何も犠牲にせずにブログも続けよう、というのはできません。」 というご意見にも通じるが、blog において、なにかを得たいと思ったら、それなりの労力を惜しんではだめではないか、などと、いろいろ考え中なのだった ... 。





 BGM:
 Blur “The Great Escape”

 (ほんとに、great escape になればいいのだが ... ) 

コメント (11)
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