季節感を無視して、T シャツ、しかも、ロック T シャツの話を。
『BLOG STATION』 - 「アルバム・ジャケット考」 に trackback.
ちょっとまえの話になるが、Hysteric Glamour という、ロック・テイストあふれる(…)ファッション・ブランドから、New York Dolls のロゴ入り T シャツが、限定発売された。
ご存知のかたには、ほんとうに無粋な説明になってしまうが、New York Dolls とは、私の好きなミュージシャンのひとりである、Johnny Thunders という人も在籍していたバンドで、1973年から74年までに発表したアルバムは二枚のみ。 「早すぎたパンク・ロック、遅すぎたグラム・ロック」 などとも言われ、多くのミュージシャンに影響を与えた(そうだ)。 日本でいうと、Ziggy が、その最たるバンドであろうか。
さて、Hysteric Glamour と New York Dolls とのコラボレーションによる T シャツ。
New York Dolls のデヴュー・アルバム “New York Dolls” のロゴ書体をそのままもってきた、カッコいいデザインで、これは、もうぜったいに欲しい、と思ったのだが、そう思っていたのは、私だけではないようで、あっというまに売り切れてしまったそうだ ... 。
(ちなみに、画像を探したのだが、見つからなかった)
これを着て、夏を謳歌しようと思っていたのに ... と、落ち込む私に、友人 (というか彼) が、
「おれんちにある 『T シャツくん』 で、おれが作ってやるよ」
と言ってくれた。
ん? 「T シャツくん」? いったいなんだろう、と思ったら。
どうやら、T シャツに好きな絵を印刷できる、製版機セットのことのようだった。
そうして、彼の手書きによる、「なんちゃって Dolls T シャツ」 を作ってもらって、ご満悦で着こなしていたのだが。
そのうち、インターネットで、PC のプリンタで利用可能なアイロン転写紙の存在を知った。
じぶんで、好きな画像をダウンロードしたり、PC で描いたり・加工したりして、オリジナルのアイロン・プリントが作れるのだ。
... ということは、お気に入りのアルバム・ジャケットで、「マイ T シャツ」 が作れる! と、おおよろこびで、私たちは、いろんなアルバム画像をダウンロードしまくり、せっせとプリントアウトして、せっせと T シャツに転写していった。
いろいろ試してみてわかったのは、じぶんで眺めて好きなものや、部屋に飾っておいていい感じのものと、T シャツにしてみて映えるものは、微妙にちがうということだろうか。
手づくりなので、どうしても荒い仕上がりになってしまうため、絵や写真が細かめのもの (例:“Revolver” など) は、きれいにできないし、しっとりとして落ち着いたジャケットのもの (例:Joni Mitchell “Blue” や Patti Smith “Horses” など) だと、ぱっとしなかったりする。
インパクトがあって、カラフルなもののほうが、見映えがする、ということで、いまのところ、私のお気に入りは、Rolling Stones の “Love You Live”.
# ちなみに、trackback 先のコメント欄にて、Ken さんに教えていただいた、“We Want Miles”, 調べてみたら、ほんとうにかっこいい!
# これなら、部屋に飾ってもよし、眺めてもよし、T シャツにしても映えそう!
じぶんのお気に入りのアルバム・ジャケットが胸元にいるだけで、なんだかうきうきして出かけるのがたのしいのである。
手づくりしすぎて、洗濯ものが、アルバム・ジャケット T シャツだらけなのだけど。
それもまた、うれしかったりして。
ベランダで、世界に一枚の、お気に入りアルバム・ジャケットたちが、風に揺れている。
関連情報:
New York Dolls 再結成
BGM:
Haircut 100 ‘好き好きシャーツ / Favourite Shirts’
(Haircut 100 は、まえにも一度、選曲したけれど ... )
『BLOG STATION』 - 「アルバム・ジャケット考」 に trackback.
ちょっとまえの話になるが、Hysteric Glamour という、ロック・テイストあふれる(…)ファッション・ブランドから、New York Dolls のロゴ入り T シャツが、限定発売された。
ご存知のかたには、ほんとうに無粋な説明になってしまうが、New York Dolls とは、私の好きなミュージシャンのひとりである、Johnny Thunders という人も在籍していたバンドで、1973年から74年までに発表したアルバムは二枚のみ。 「早すぎたパンク・ロック、遅すぎたグラム・ロック」 などとも言われ、多くのミュージシャンに影響を与えた(そうだ)。 日本でいうと、Ziggy が、その最たるバンドであろうか。
さて、Hysteric Glamour と New York Dolls とのコラボレーションによる T シャツ。
New York Dolls のデヴュー・アルバム “New York Dolls” のロゴ書体をそのままもってきた、カッコいいデザインで、これは、もうぜったいに欲しい、と思ったのだが、そう思っていたのは、私だけではないようで、あっというまに売り切れてしまったそうだ ... 。
(ちなみに、画像を探したのだが、見つからなかった)
これを着て、夏を謳歌しようと思っていたのに ... と、落ち込む私に、友人 (というか彼) が、
「おれんちにある 『T シャツくん』 で、おれが作ってやるよ」
と言ってくれた。
ん? 「T シャツくん」? いったいなんだろう、と思ったら。
どうやら、T シャツに好きな絵を印刷できる、製版機セットのことのようだった。
そうして、彼の手書きによる、「なんちゃって Dolls T シャツ」 を作ってもらって、ご満悦で着こなしていたのだが。
そのうち、インターネットで、PC のプリンタで利用可能なアイロン転写紙の存在を知った。
じぶんで、好きな画像をダウンロードしたり、PC で描いたり・加工したりして、オリジナルのアイロン・プリントが作れるのだ。
... ということは、お気に入りのアルバム・ジャケットで、「マイ T シャツ」 が作れる! と、おおよろこびで、私たちは、いろんなアルバム画像をダウンロードしまくり、せっせとプリントアウトして、せっせと T シャツに転写していった。
いろいろ試してみてわかったのは、じぶんで眺めて好きなものや、部屋に飾っておいていい感じのものと、T シャツにしてみて映えるものは、微妙にちがうということだろうか。
手づくりなので、どうしても荒い仕上がりになってしまうため、絵や写真が細かめのもの (例:“Revolver” など) は、きれいにできないし、しっとりとして落ち着いたジャケットのもの (例:Joni Mitchell “Blue” や Patti Smith “Horses” など) だと、ぱっとしなかったりする。
インパクトがあって、カラフルなもののほうが、見映えがする、ということで、いまのところ、私のお気に入りは、Rolling Stones の “Love You Live”.
# ちなみに、trackback 先のコメント欄にて、Ken さんに教えていただいた、“We Want Miles”, 調べてみたら、ほんとうにかっこいい!
# これなら、部屋に飾ってもよし、眺めてもよし、T シャツにしても映えそう!
じぶんのお気に入りのアルバム・ジャケットが胸元にいるだけで、なんだかうきうきして出かけるのがたのしいのである。
手づくりしすぎて、洗濯ものが、アルバム・ジャケット T シャツだらけなのだけど。
それもまた、うれしかったりして。
ベランダで、世界に一枚の、お気に入りアルバム・ジャケットたちが、風に揺れている。
関連情報:
New York Dolls 再結成
BGM:
Haircut 100 ‘好き好きシャーツ / Favourite Shirts’
(Haircut 100 は、まえにも一度、選曲したけれど ... )