先日、知人の劇団で、お芝居があったので、観に行っていた。
内容のほうは、ちょっと、明かせないのだが、ちょっぴりノスタルジーを感じさせる、いい話だった ... とだけ、書いておくことに ... 。
主人公は、高校生の女の子、という設定。
主役を演じていた人は、劇中では、まさに高校生そのもの。
けれど。 舞台が終わり、あいさつに出てきたとき、そこには、あきらかに私よりも年上の、「オバサン」 が、いた。
(あえて、「オバサン」 ということばを)
役を演じていたときは、まさに、表情も、たたずまいも、声も、話し方も、すべて、高校生になりきっていたのだろう。
全身で、演じ切っていた。
同じひとりの人が、ここまで変われるものなのか、と、愕然とした。
しかし。 舞台を終えたあとの、素の姿を、知らずにいたほうが良かったのか? といいうと。
そういう意味ではなく。
むしろ、知れて、良かった。 と思っている。
一回、一回、生の演技を見せる役者さんの、抜き差しならぬ芝居だましいと、真剣勝負を終えたあとの ほっとした表情の、そのギャップが、また、感慨をひとしおにさせてくれたのだ。
人生には、ときに、あとにはひけない、真剣勝負のときが、あるのであろうか。
そのときに、どれだけ、じぶんが、その勝負の舞台で、主役を演じ切れるのか。
そして、素のときに、どれだけ、じぶんの素を、さらけだせるのか。
ああ。 私には、無理かもしれない。 けれど ... 。
そう。 私は、なんでもない、ただの女。 ときどき、「本気」 を出すけれど。
なんて言えたら、かっこいいのにね。
いろいろな煩悶をかかえる、蒸し暑い、秋の夜だった。
trackback:
『Three frogs which smile.』 - 「あなたとまどろむ 朝のぬくもり 」
(あまり関連性がないかな?? けれど、お芝居つながり、そして、いろいろ思うところがあったので ... )
BGM:
Everything But The Girl “Language of Life”
(この、不思議なグループ名は、Nothing But The Girl ―― ただの女の子に過ぎない ―― をもじったもの)
(ただの女の子にすぎない ―― ただの女、ただ、それだけ)
内容のほうは、ちょっと、明かせないのだが、ちょっぴりノスタルジーを感じさせる、いい話だった ... とだけ、書いておくことに ... 。
主人公は、高校生の女の子、という設定。
主役を演じていた人は、劇中では、まさに高校生そのもの。
けれど。 舞台が終わり、あいさつに出てきたとき、そこには、あきらかに私よりも年上の、「オバサン」 が、いた。
(あえて、「オバサン」 ということばを)
役を演じていたときは、まさに、表情も、たたずまいも、声も、話し方も、すべて、高校生になりきっていたのだろう。
全身で、演じ切っていた。
同じひとりの人が、ここまで変われるものなのか、と、愕然とした。
しかし。 舞台を終えたあとの、素の姿を、知らずにいたほうが良かったのか? といいうと。
そういう意味ではなく。
むしろ、知れて、良かった。 と思っている。
一回、一回、生の演技を見せる役者さんの、抜き差しならぬ芝居だましいと、真剣勝負を終えたあとの ほっとした表情の、そのギャップが、また、感慨をひとしおにさせてくれたのだ。
人生には、ときに、あとにはひけない、真剣勝負のときが、あるのであろうか。
そのときに、どれだけ、じぶんが、その勝負の舞台で、主役を演じ切れるのか。
そして、素のときに、どれだけ、じぶんの素を、さらけだせるのか。
ああ。 私には、無理かもしれない。 けれど ... 。
そう。 私は、なんでもない、ただの女。 ときどき、「本気」 を出すけれど。
なんて言えたら、かっこいいのにね。
いろいろな煩悶をかかえる、蒸し暑い、秋の夜だった。
trackback:
『Three frogs which smile.』 - 「あなたとまどろむ 朝のぬくもり 」
(あまり関連性がないかな?? けれど、お芝居つながり、そして、いろいろ思うところがあったので ... )
BGM:
Everything But The Girl “Language of Life”
(この、不思議なグループ名は、Nothing But The Girl ―― ただの女の子に過ぎない ―― をもじったもの)
(ただの女の子にすぎない ―― ただの女、ただ、それだけ)