Run, BLOG, Run

http://d.hatena.ne.jp/bluescat/

据え膳、喰いくれぬは、蚊の恥

2004年08月13日 23時00分15秒 | 想在
 今日は、出先で、

 やぶ蚊に喰われたのだが。

 右の二の腕に、思いっきり、蚊が吸っている最中に、つい無意識に、蚊に張り手を喰らわせてしまった。

 ああ、やってしまった。

 刺している最中にやっつけると、ふつうに刺されたあとより、かゆいのに ... 。

 蚊は、まず、血を吸いながら、かゆみ成分を分泌して、仕上げに中和剤を置いて行ってくれているのだろうか?

 刺している途中でコロしてしまうより、充分刺しきってくれたあとのほうが、かゆくない。

 ああ、ごめんね、蚊よ。

 この、通常仕様以上のかゆみは、蚊の、無念さゆえのものなのだろうか?





 BGM:
 Cheap Trick ‘Ain't That a Shame’

 (Fats Domino がオリジナル。 Cheap のカバーは、『武道館』 で)

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プロレス好きなコビト(コイビト)

2004年08月12日 18時05分17秒 | about him
 私の友人 (というか彼) は、寝相がわるい。

 いっしょに住んでいるわけではないのだけれど、しばしばわが家に泊まりに来ることがあって。

 日々 blog っているので、たいていは、私のほうが寝るのが遅いのだけど。

 彼が、ベッドのうえで でえぇん と眠りこけているので、私が、

 「わたしが寝れないよぅ、ちょっとそっちに寄ってね」 と言って、無理やりベッドに入り込もうとすると、

 彼が、とつぜん、がばっと起きて、私に思いっきりハンマー・ブローを浴びせ、「眠い!!」 と怒鳴って、また、コテンと寝てしまう。



 それから、彼は肌が敏感ゆえ湿疹が出るのだが、寝ているあいだに、かゆいところを無意識にかいてしまうので、私が、

 「かいちゃだめ!」 と言って、かいている手をおさえると、逆にその手をとられて、関節技をかけられそうになる。

 (* 湿疹は、伸さんのアドバイスのおかげで、かなり良くなってきました ... ほんとうに、ありがとうございました ! )

 彼が寝返りを打つ際に、ニー・ドロップを喰らわせられることもあるし、アルゼンチン・バック・ブリーカーもどきの餌食となることもある。

 そのせいか、彼が泊まった翌日は、身体中、あざだらけ???

 あとで、「昨日、なんか、寝ながら怒ってたよ」 とか、「プロレス技かけられたよ」 とか言ってみると、彼は、ぽか~んとして、

 「え? そんなこと、おれ、した?」 と逆にびっくりされてしまう。

 私が、事細かに説明すると、

 「それ、おれじゃない」 と言われてしまう。

 「きっと、コビトがとりついてるんだよ」 と。



 たしかに、ふだんはやさしい彼からは想像できない、行動 ... 。

 しかし、彼にとりつくコビトは、ずいぶんと、おこりんぼさんで、バイオレンスなのね。

 ええと、コビトさん。 お願いですから、少しだけ、手加減してくださいね。

 (だって、痛いんですもの ... )





 BGM:
 Todd Rundgren “Runt”

 (runt とは、「小さい人」、「小動物」 の意。 いろいろな意味があるようだが。 Patti Smith がつけた Todd の愛称である)

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母なる海に / 海占い

2004年08月11日 23時12分44秒 | 診・換・占
 今日は、友人 (というか彼) が、やっと休みがとれたというので、母なる海に抱かれに (オーバー)、ちょっと逗子まで。

 彼は、海がほんとうに好きなようで、とてもうれしそうだった。

 ここ何ヶ月か、仕事と、趣味の音楽活動が多忙すぎて、ぎりぎりすれすれの生活をしていたようなのだが、やっと、気分転換できた、と言っていた。

 うれしそうに、たのしそうに、泳いでいる姿を見て、私も満足。



   ♪ 海はひろいな、おおきいな



 さて。 ここで。 今日は、ちょっと、記事を書くのがめんどうなので、一部で大好評(?!)、一部で大不評の、占いコーナーでも。

 (きゃー、すみません ... )

 そして、なんのヒネリもなく、『海占い』 でも ... 。

 生年月日などから、海の生きものにたとえてくれるもよう。

 ええと、占い結果、なんとなく照れくさかったので、どうしようかなと思ったが、微妙におかしかったので、貼り付けておきます。


ペンギンです。
クールだけどおしゃべり上手。
隠れファンが多いかも。
理想的人間ですしょう。


 語尾が、変ですね。

 昨日の記事みたい ... ?

 (でも、ペンギン ! うれしい)





 BGM:
 The Hi-Fives ‘Black Sand Beach’
 (加山雄三さんのカバー。 かっこいい ! )

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携帯電話より

2004年08月11日 16時20分51秒 | 想在
潮風とともに、投降テスト。
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「お早ぬにおぬし上がり下さい。」

2004年08月10日 22時29分42秒 | 戯れ言
 ええと、

 眼鏡牛さんの blog,『正しい『三十路』の作り方』「反日感情」 をお読みして、思い出した。

 以前、海外を旅したときに見かけた、「変な日本語」。

 商品名や説明書き、看板などを、日本語で書いてくれているのはいいのだが、微妙にまちがっている。

 「なるへくお早ぬにおぬし上がり下さい。」 とか。

 「ソフトビスケシト」 とか、 「健康いちぼん・でま油」 とか、 「サムライ・ハンベーガー」 (照り焼きバーガーのことかな??) とか、 「オリヅナル・ブレンド・ユーヒー」 とか ... 。

 うううん、いっしょうけんめいさは、伝わってくるのだけど ... 。

 あと、それから、中国では、日本の曲も人気があるようで。

 たしか、『うブストーリーは突然に』 とかが売っていた ... 。

 ドラマでは、『シムニョ』 とか流行っていたもよう ... 。 (韓国語っぽい??)



 どうしても、笑ってしまうけれど。 かくいうわがくにの英語やらなにやらも、トホホでウププ (古) な ものがあるのかもしれないので、おたがいちま、なのかもしれなゐ。



 関連リンク:
 『変な日本語商品みっけ!』
 (「でま油」 で検索したら、出てきた。 爆笑 ! )





 BGM:
 Elvis Costello ‘Brilliant Mistake’

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ぼちぼちしあわせ / 新宿ゴールデン街の夜

2004年08月10日 12時49分07秒 | about him
 ちょっとまえに、「新宿ゴールデン街」 のとあるお店で、わたしの彼が、弾き語りライヴをやった。

 カウンターだけの、こぢんまりとした、なごやかな雰囲気にあふれたその店に、乗り込んでいって、いっちょブルースを歌う、ということだったのだけど。

 ライヴ直前、姿が見えなかったので、「どこに行っていたの?」 と訊いたら、

 「花園神社」 とこたえた。

 すぐ近くにある神社のことだ。

 彼は、「こういうのって言ったら、だめなのかな」 とつぶやいた。

 わたしが、「え?」 と訊きかえしたら、

 「**が、ぼちぼちしあわせになれますようにって、お願いしといたよ」 と。

 わたしのことをお願いしてくれたという。

 「わたしだけ、ぼちぼちしあわせになったら、###さんは、どうなるの?」 と訊いたら、

 「さあな」

 わたしは、なにも言えなかった。

 わたしだけが、ぼちぼちしあわせに? そして、いっしょにしあわせになりたいと思っている人は、じぶんはしあわせにはなれないと思っている?

 なんという、かなしさ。

 こんな、とらえどころのないせつなさが、わたしのこころをかき乱した。



 弾き語りライヴのほうは、成功した、と思う。 盛り上がっていたし、お客さんもよろこんでくれていたようだし。

 彼もたのしそうだった。

 新宿ゴールデン街の夜は、あたたかく、やさしかった。



 ライヴが終わったあと、わたしは、ひとり、花園神社に向かった。

 願いは、「彼が、めいっぱい、しあわせになれますように」。



 ぼちぼちしあわせになった女が、男をめいっぱいしあわせにするのか。

 めいっぱいしあわせになった男が、女をぼちぼちしあわせにするのか。

 どちらでも、かまわない。

 かまわないのだ。







 BGM:
 The Turtles ‘Happy Together’

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人間失格ゲーム

2004年08月09日 23時19分06秒 | 想在
 Excite Books で、「ベストセラー本ゲーム化会議」 なるページを発見。

 第二回として、「『人間失格』をゲーム化する!」 というものがあった。

 中学生時代に、その感覚に打たれ、貪るように読みふけって以来、そのまま一気に、(すべてではないにしても、) 太宰治の作品を読み漁った体験のある私としては、その 「ゲーム化」 に関する内容は、まるで、古傷をつつかれるような、ちょっぴりうずくような気持ちがして、複雑 ... 。

 また、『人間失格』 って、「ポップ」 な作品だったのか?! と、じぶんのなかで意外な見解に出合い、ちょっと戸惑った。

 そういえば、ちょっとまえに、およそ十年ぶりに読み返してみたとき、だいぶちがった印象を受けたが。 思っていたより、悲惨ではない。 むしろ、ぎりぎりの滑稽味を感じさせるような ... 。

 それが、「ポップ」 ということなのだろうか ... ?

 ちなみに。 この 「ゲーム化企画」 の最後、


「静かだと思ったら、読み耽ってるよ! 夢中かよ!


 という一文で締められていた。

 なんのかんの、言っていても、つい夢中で読みふけってしまう ... 。

 そこに、私は、にやりとしそうになる。

 読者を引き込んでしまう、あるいは、読者のこころのすきまに入り込んでしまう。 太宰治とは、そういう作家、なのだろうか??

 多くの人が、「人間失格な気持ち」 を、多かれ少なかれ、味わった体験が、あるということなのだろうか???





 BGM:
 Iggy Pop ‘Highway Song’

 (「この道から、のがれられない」)

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こんなことって、ときどき、ないかい?

2004年08月08日 23時38分59秒 | 五行文
 blog の記事に、

 コメントを書こうと、コメント入力窓を開いて、

 いっしょうけんめい書き書きしているとき、

 あ、これって、夢のなかに出てきたことある、と、思いあたること。



 夢のなかと、おなじ文章を、わたしは、綴る。







 BGM:
 Patti Smith “Dream of Life”

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こえのちから / いまさらながら、オフ会報告

2004年08月07日 22時55分33秒 | goo ブログ / blog
 いまごろ、なのかもしれないけれど、先日、八月三日に、goo blogger の方とお会いした。

 もともと、『目指せ!シナリオライター!!』 の執筆者、しなたまさん が blog 内で紹介されていた美術製作のグループ展を観に伺うということだったのだが、せっかくなので、ということで、『◆書く/読む/喋る/考える◆』 の執筆者、わどさん もお誘いして、オフ会ということに相成った。

 オフ会報告、というものは、なんとなく照れるものであり、また、参加されていない方、興味のない方は、ひいてしまうものなのだろうか? ということで、むねに秘めておこう、と思ったのだが、人気 blog で、軒並み報告 / 紹介されてしまったので、いまさらながら、私が語るところの、報告を ... 。 



 なお、報告 / 紹介がなされている blog は、

 ・『目指せ!シナリオライター!!』 - 「8/3の日記 「千の出会いとそのうちのふたつ」」
 ・『◆書く/読む/喋る/考える◆』 - 「オフ怪報告」 (* 創作も含まれています ! 注意 !! )
 ・『嘘の吐き方(うそのつきかた)』 - 「ブロガーに蔓延する「オフ会症候群」」
 ・『今日の幸せ』 - 「オフ会するんだ。」

 * trackback,お送りしています。







 午後六時。 つい数秒前まで、プログラムを書いていたわたしは、時計を見て、あわてて、帰り支度をはじめた。

 いけない。 これから、六時半に原宿に行かなくてはいけないのに。

 いそいでPC の電源を落とし、かばんをひっつかんで、会社を出た。 そして、健康維持のためにいつもやっていることだが、会社のあるフロア、十三階から、階段をトコトコと降りはじめた。

 待ち合わせは、六時半。 電車でひとっとびに。 しかし、到着したのは、六時五十分近かった。 画廊への道のり、以前から気になっていた blogger の方々に会えるというので、つい、表情がゆるんでしまいそうになった。 かばんにしのばせたサングラスをかけてみた。 友人・知人から、大不評のサングラス。 コワイ。 ヘン。 アヤシイ。 その他いろいろ。 でも、じぶんではお気に入りの。

 どきどきしながら、画廊のガラス扉を開けた。 あまり縁のない場所のせいか、勝手がわからず、入り口すぐのところにいた、男性と女性のほうをじっと見つめた。 なんとなく、その男性が、待ち合わせをしているかたではない気がして、とくに声をかけず、ふつうに、絵を見はじめた。

 サングラスをかけながら、絵を見るというのは、どうもおかしいように思えたが、なんとなく、どきどきするので、そのままサングラスを外さなかった。

 そのうち、画廊の外がさわがしくなった。 なんとなく、叫び声がするような。 だれかがさわいでいるのだろうか? と気になったが、来たるべき 「ご対面」 の瞬間を控えていて、どきどきするため、それどころではなかった。

 ひととおり絵を見終わったとき、ちょうど七時だった。 画廊は七時に閉まってしまうらしいので、どうしよう? と思っていたら、奥から女性が出てきて、「どちらのかたですか?」 とたずねてこられた。 わたしが首から下げている会社の ID カードが、どこかの美術関係のパスかなにかのように思えたのかもしれない。 わたしが、「いえ、あの、○○さんは?」 と、待ち合わせをしている blogger のかたの実生活での姓を告げた。

 「○○くんの知り合いですか?」 と訊かれ

 「いえ、はあ、まあ」 と要領を得ない返事を。

 「○○くんは、あっち」 と、外でなんだか叫び声を上げている、受付のところにいた男性を指さした。

 あ! あの人がそうだったのか! じつは、そのかたが開設していらっしゃる web ページを教えていただいていたので、プロフィール欄にあったお写真を拝見していたのに。 写真とでは、印象が変わる。

 となると、横にいる、いっしょになって、たのしそうにはしゃいでいる男性が、もうひとりの待ち合わせをしているかたであろうと、想像した。

 どうしよう? なんか、どきどきする! このまま画廊のお客さんとして、帰っちゃったりして?

 ... なんて、ちょっぴり煩悶したけれど、まもなく画廊が閉まってしまうので、勇気を出して、声をかけた。

 そして、三人、相まみえることになった。

 しなたまさん、わどさん、わたし。

 画廊を出て、とりあえず、アイスコーヒーでも、ということで、よき落ち着き先を求めて、しばし徘徊した。

 しなたまさんは、想像どおりの、物腰柔らかで、頼れるお兄さん、という感じ。 そして、ちょっと低くて、落ち着きのある、いい声! わどさんは、blog の文章から想像していた印象とは、かなり (強調) ちがっていた。 お姿も、お声も、やさしそうな感じ。 文章からだけでは、わからないものだ。 とにかく、わどさんは、興奮していた!! その興奮がわたしたちにも伝わってきた。

 カフェへの道すがら、話すことは、やはり、会ってみた第一印象とか、おどろきとか、よろこびとか。 goo BLOG のこととか。

 ようやっと見つけた、落ち着けそうなカフェに陣取り、まずはアイスコーヒーで乾杯。

 わどさんが、イベントがひとつある、と、おっしゃっていたので、なんだろうと思っていたのだけど、それは、交流のある blogger のかたに、電話をかけてしまおう!というものだった。

 いざ、しなたまさんが、電話をかけた。 どきどきしながら出るのを待つ。 あ! なんか、うれしそう! 話している! わどさんもうれしそう! いいなあ。

 わたしにも番がまわってきた。

 「もしもし、こんばんは。 あの、えと、あれです」 わけがわからない。

 とりあえず、その電話のお相手、はにゃさんは、声を聞いて、声だけを聞いて、するりと、いろんなことに合点がいった。

 ああ。 と。

 電話越しの、ほんの数分の会話だったけれど。

 透明だった部分が、染められていく感じだろうか。

 見当たらなかったパズルのピースが、埋まる感じだろうか。

 もちろん、まだ、パズルは完成していないけれど。 いや、そう簡単に完成させられてしまっては、当のはにゃさんも困るかもしれない。

 いまになって思うと、この場合、いきなりお会いして、拝顔するより、先に声だけを聞いたのが良かったのかもしれない、とか思ってみたり。

 ぱっと見の印象だけでは、その人のことがわからないことがある。
 (もちろん、見抜くことのできる人もいるだろうけれど)

 たとえば、表情がこわばっていたり / うきうきしていたり、とか、ちょっととした心理状態で、雰囲気が変わったりする?

 髪型や服装でも、いくらでも印象が変わることがある。

 先にお会いしていたら、ますます(…)、こんがらってしまっていたりして ... と、勝手に想像。

 けれども。 声は。

 その声は、私の想像のまま、思ったとおりの声だったのだ。

 私は、これからも、じぶんのなかの納得をむねに秘めて、はにゃさんの blog に直接的にお声をかけることはあまりしないかもしれないけれど、じっと、遠くから見つづけよう。

 これも、blog のひとつの向き合い方、だろうか?



 そのあと、中華の居酒屋さんに入り、軽く食事をしながら飲んだ。 ひきつづき、goo BLOG の話を。 内容は、... 。

 それぞれの blog との向き合い方とか、考え方とか、それぞれの、とある blog および blogger の印象とか、いろいろ。

 じぶんだけなのだかな? ほかの人はどう思っているのかな? という部分がわかって、おもしろかったし、ためにもなった。

 blog という、ディスプレイ越しの、字面だけでは汲み取れない、さまざまな思い。 ほんの少しでもお互いに声にして言い合うことで、わたしなかのもやもやした部分のいくつかが、晴れ渡った。

 直接、会って、話をして、よかった、と、思った。



 とめどもなく、blog の話ばかりをして、あっというまに時間は過ぎていった。

 午後十一時を過ぎるころ、店を出た。

 駅へと向かう道すがら、ほろ酔い加減のわたしたち。 わたしは、はにゃさんの blog を携帯電話で見てみた。 URL がわかりやすいから、憶えていたのだ。

 あ! 書いてある! なになに、「ブロガーに蔓延する「オフ会症候群」」? イタ電がかかってきた?

 ようし、では、もう一度 「イタ電」 を! と、再びはにゃさんに電話をした。

 二度目にお話しして、やはり、わたしのなかで、はにゃさんのイメージが確定して、うれしくて、ついはしゃいでしまった。 そして、blog のコメント欄では伝えて来られなかった思いを、ほんの少し言ってみた。 どう思われたのかは わからないけれど、伝えられてよかった。

 駅に到着。 三人、途中までいっしょに電車に乗った。

 最後、それぞれのターミナルとなる駅で、握手して、それぞれ別れた。

 (わどさんのことがちょっぴり心配だったので、わどさんが乗られる電車が来るまで、いっしょに待っていたけれど)

 明日からの、それぞれの生活のために。



 しかし、あまりにも強烈な出会いだったため、しばらく寝付けなかったので、わたしは、はにゃさんの blog の件の記事を、こっそりと、見守った。





 BGM:
 Curtis Mayfield ‘It's All Right’

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一挨一拶 / ハロー! アイ・ラヴ・ユー

2004年08月06日 23時42分28秒 | 覚書
 きょうは、もうひとつ、

 「ハローの日」 ということでもあるようだ。

 「こんにちは」 か ... 。

 わたしの好きなことば。

 そして、むねがせつなくなることばでもあるが。



 そもそも、こんにちは、とか、おはよう、とか、こんばんは、とか。

 「あいさつ」 って、いったい、なんだろう?

 『語源由来辞典』 によると ...

 なんとなく、web サイト主さまに怒られそうなので、端折って説明すると、

 「禅宗での問答 『一挨一拶(いちあいいつさつ)」 から、とのこと。

 (詳細は、上記リンク先をご参照ください)

 「挨」も「拶」も本来は「押す」という意味で、「複数で押し合う」意味を表す語 ということだ。

 ひとりでは、できないことば。 それが、「挨拶」 なのだろうか。

 では、きょうも、あの人 (たち) に、「押し」 のことばを投げかけよう。



 ―― Hello !





 BGM:
 The Cure ‘Hello, I Love You’
 (The DOORS のカバー。 わたしの敬愛する The Kinks の ‘All Day and All of the Night’ の盗作騒動があったりなんかした、いわくつきの曲だけれど ... )

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