いつものようにお袋に電話すると・・
「あんたに聴きたいことがあるんじゃけど・・」と怪訝な声で
私に問いかけてきた。
何を言うのかと思えば、
「あんた35万も借金をしてから、私は心配で頭がいてぇ」
と言われ、何のことが分からないまま、私は
「心配せんでええよ。借金なんかしてへんから」と答え、
お袋を落ち着かせ、この話題を「保留」にした。
もちろん、私に借金はないが、もしかすると私が若い頃、
借金で車を買った時のことを思い出しているのかも
知れない。 だとしたら、その頃は気が付かなかったが
彼女にしてみれば、若い頃の私の行動や考え方は
相当なストレスで心に残っていたのだろう。
こんな出来事も、
他者から観ると不可解な言動かも知れないが、彼女なりに
ちゃんとした理由があるだけに辛いものがある。
彼女の言動に少し慣れたと思うと、日々、変容していく
ので、こちらが追いつかない。
身体は正直なもので、ここ数日の私の血圧は右肩上がりだ。
お袋が元気な時は友達がよく訪れる家だったが、病気の
気配を察すると、途端、誰も来なくなった。
これなら、始めから隣の住人の顔も知らない都会暮らしの
方がマシに思える。
それほど「認知症」は特別なものだろうか・・
独居でも、認知症の方が普通に暮らしていけていると
聴くが、それぞれ条件や環境、状態などで異なるだろうな。
今は一歩下がって、あるがままを観て感じることにしよう。
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コメント、ありがとうございます。
都会で暮らしているより、精神的にも肉体的にも、自然改善されているのではないでしょうか。私の田舎でも90歳になるおばあちゃんが農業を現役でやっています。もちろん、腰が曲がって見える姿は年老いているのですが、草取りや畑を耕すのを見ていると、一緒にやっている若い人は休むばかりしているのに、そのおばあちゃんは少し腰をたたく程度で休まずに農作業を行なっています。歳をとっても若い人に負けないくらい根気というか粘り強さがあるのでしょうね。
コーチングのエピソードや苦労話も書いていきますので、又、見てやってくださいね。
ただ、ここでは家の環境から何しろいろいろ動かない(働区く)といけないことが多く、それがかなり生活改善につながっているようです。特に、庭仕事や除雪や大工や畑や・・・目的があると動かざるを得なく、日々休む暇が少ないですが。
農家の方が高齢で働いている姿を見ると、自然と対峙している職業は健康にもいいようですね。
コーチーング頑張ってください。改善指導は専門知識もいり難しいのだろうと想像しますが、苦労話など期待しています。