茶道とクラシック音楽が趣味の自家焙煎珈琲『カフェ えんぴつ猫』

世界のコーヒーを神奈川県秦野市から発信 焼きたてお届け 自家焙煎コーヒー豆専門店

ピープルアート感謝祭に感謝!感謝!

2018-06-23 | コーヒーのある生活


6月11日に東京の原宿で開催されたピープルアート感謝祭でコーヒーをお客様に淹れる役目を仰せつかりました。

ピープルアート社は大槻 雄一郎さんが代表を務める会社です。会社の理念は・・・


私たちは「才能ある人たちが安心して活躍できるプラットフォーム作り」に挑戦して行きます。


僕らのコアコンピタンスを生かして、コミュニティとコラボレーションの力で沢山の笑顔と幸せをもたらし、世の中をより良い方向に変えて行きます。



AI時代がすぐそこまで来ている現在において未来を見つめた事業展開ということで人間性や個性を大切にして、そこにアートを重ね合わせることで事業化していく。


技術と人間の乖離を埋めることも事業の中で求められてくると思います。とにかく才能のある魅力的な好奇心旺盛な人々が集まることでどのような変化やパワーが生まれるのかの想像も出来ません。


自分がコーヒーを100杯近く淹れてみて感じたことは、ネット社会だからこそリアルで人に出会うことの楽しさや感動を改めて体験しました。


どこの誰だか分からない人々が1杯のコーヒーから繋がっていく!!!このことだけでももの凄い奇跡だと思うのです。


イベント会場では主張料理人で情熱大陸出演の小暮剛シェフの料理



本物のコーヒーでコーヒー画を音楽に合わせて即興で描いてしまう鈴木掌(つかさ)さん



アロマコンサルタントの軍地麻衣子さんの100%天然植物のピュアオイルによる空間演出


クラフトビールの新商品


中山屋の最高メレンゲ=材料からこだわりぬいた逸品!!


同じ会場内で同時に提供されたサービスや食材が盛りだくさんでここに主役の人間が100名ほど混じりあうと・・・・。


この日の出会いが更なる予想もつかない展開の起点になっていたと後になってしみじみ思うことだろうな~。


一人一人のお客様ともっともっとお話する時間が欲しいというのが贅沢な悩みのアッという間の3時間でした!


この写真を撮って頂いた鈴木誠一郎さんにこの場をお借りして御礼申し上げます。どうも有り難うございました。


そしてこのような機会を与えてくださいました大槻雄一郎さんにも感謝の御礼を申し上げたいと思います。そしてコーヒーを飲んでいただいたすべての人に感謝の気持ちを込めて有難うございましたと言いたいです。














私が尊敬するお坊さん①立花大亀(たちばなたいき)老師のお言葉から(過去記事です)

2018-06-12 | コーヒーのある生活



今日は久しぶりに私の尊敬する大徳寺の禅僧、立花大亀老師の本で一番好きな文章を選んでみました。

人々はよく禅とは東洋的精神主義の権化であると申します。
 

われも人もかく任じはするものの、しかし禅は、決して人のみのものでしょうか。草木に心なし、と昔から申しますが、春になれば咲く花、南枝まず花開くと言われるように、同じ枝でも日の当たるほうに枝がのびていって花が咲き始めるというとき、心と名づけるまでには無論至らないが心なしとは言えぬ。 虫、小魚といえども、生きるすべを心得ている。




昔、私がまだ修行中の身であったころ、道場の前に一本の梅の樹がありました。毎年毎年沢山の実がなって、誠にありがたい樹でしたが、ある年どうしたことか一個もならなかった。


不思議に思い、専門家に見てもらったところ、さすがは専門家です。『もうこの樹はほどなく枯れるでしょう』と言って、キリで梅の根元辺りを探っていましたが、やがて小指大の蚕のような虫を一匹、樹からほじくりだして私に見せました。


曰く、『この虫は貪欲な奴で、元来、樹というものは根から養分をとって樹の中心を上へと上がり、葉からは精分を吸い込んで樹の肌の間を通って下へと流す。そうして樹は生きているのですが、この虫は葉からの精分を根元近くで吸い取ってしまう。そうして太るにつれて、下へ来る全部吸い取ってしまうので、樹は枯れるのです。そして樹が枯れたら虫も死にます。』


自分が生きていくために、ついに樹を枯らし、自らも死ぬ。

この虫のみではありません。生きとし生けるものはみなこうなのですと語られた。


ああ、なるほどと思いながらも、しかし、昨年はあんなにいつもの倍ほどもたくさん実がなったのですが、と言いいますと、『いやそこにまた生物の妙味があるのです。この樹はちゃんと来年ごろには自分が枯れるということを知っていて、最後の力を振りしぼってたくさんの実を成して地上に残し、種族の繁栄を試みたのです。』


なにも梅は人間に食べられようとして実を成すのではなく、いつしか枯れることを知って実を地上に落とし、育つのを祈っているのです、と言いました。


それを聞いて私は愕然としたのでした。 続きは次回に・・・。



本日から予約を取り始めましたブラジル・サンパウロ 樹齢110年のコーヒー もこの話に通ずることがあると思います。ブラジルのコーヒーにはもちろん味の違いだけでなくて生産者から消費者に至る中に様々なストーリーがあります。


えんぴつ猫のコーヒーはこうしたストーリーを背景に世界中から素晴らしいコーヒーを日本のお客様に伝えるように選んでいます。


ブラジル・サンパウロ 樹齢110年のコーヒーは200g 1800円(税込)です   40名様完全限定のコーヒーです。  入荷は7月中旬となっております。 




コーヒーえんぴつ猫のホームページはこちら    https://coffeepencilcat.ocnk.net/












6月11日のピープルアート感謝祭の打ち合わせ&顔合わせ

2018-06-08 | コーヒーのある生活


いよいよ本番が迫ってまいりました。コーヒーの焙煎の準備も追い込みに入りました。

当日の大きなテーマである五感に訴える味や香りの一角をコーヒーが担当することに。

当日は焙煎して3日目の新鮮で落ち着いた味のコーヒー豆を準備します。そしてその場で豆を挽き、ハンドドリップで提供いたします。



食べ物や飲み物が人間の脳に直接刺激を与えることで何か素敵なことが起きるきっかけになると感じております。


たくさんの魅力的な人の重なりや交流からまた新しい発見や感動が起きると確信しております。


非常に楽しみなイベントです。どんな人が来るのか楽しみだな~。












カッピングセミナー其の三 知らず知らずのうちに表現力アップ?

2018-05-28 | コーヒーのある生活



昨日の続きです。


フレーバー表は大きく分けて3群に分かれている。一つはフルーツ系、二つ目はチョコレートやシナモン、ナッツ系、そして3つ目が植物・花系。


この大きな3群の中の香りをコーヒーの中から探し出して点数を与えていくのがカッピングの眼目。


あまりにも深い内容と経験が必要と感じたのでこのブログを読んでいただいている方に簡潔にまとめておきます。


良質のブラジルコーヒーの特徴



① 味  キャラメルやナッツのような味をもっていること。

② 酸味 オレンジや柑橘類のような酸味をもっていること。

③ 苦み チョコレートのような苦みをもっていること。


以上の要素が良いコーヒーにはあります。そこに点数を付けていきます。 



カッピングの目的



①  生豆本来の味を格付けすること。

②  生豆のキャラクターを把握すること。

③  焙煎技術を取り除いて考えること。

④  抽出技術を取り除いて考えること。


以上がカッピングの目的です。




カッピングの目的を見て頂くと分かることがあります。①と②は生産者と生豆業者の仕事です。③と④は自家焙煎コーヒー屋の仕事です。


ということはカフェ えんぴつ猫の仕事は良質なコーヒーを美味しい状態に焙煎して、美味しいコーヒーをお客様に飲んでいただくまでの部分にその役割があるということです。


セラードコーヒーのコーヒー鑑定士の萱間さんが非常に大切なことを言っておりましたので紹介いたします。


「最高の原料を焙煎屋さんに提供するまでしか我々には関与できない。その後の焙煎でコーヒーが美味しくもなり、美味しくなくなりもする。その部分に於いて焙煎屋さんに知って頂きたいことが今日のカッピングのことです。」


「カッピングを少しでも理解していればコーヒーの持つ特徴・魅力を最大限に引き出す焙煎が出来るはず。またお客様に素晴らしい理由を説明することが出来るはず。」




なるほど、分かり易いし、本質的な事だと心から感じました。このセミナーを受けた感想は言葉では表現しにくいですが100冊の本を読むよりも勉強になりましたですね!



セラードコーヒーの皆様、どうも有り難うございました。







昨日紹介いたしましたブラジル・サンパウロ樹齢110年のコーヒーは限定40個です。現在、13名様のご予約をお受けしました。


10数年といわれているコーヒーの木の寿命、110年間実を成し続けている樹がどのような味の実を成しているのか、飲んでみたいと思いませんか!?






コーヒーえんぴつ猫のホームページはこちら    https://coffeepencilcat.ocnk.net/















カッピングって何をしているのか分かりますか?

2018-05-26 | コーヒーのある生活


5月24日(木)東京の港区新橋のセラード珈琲でカッピングセミナーに参加しました。

カッピングは珈琲の原料をよく知るためのものですが、我々焙煎屋は焙煎したコーヒーがどの程度の品質のコーヒーであるかを知っておかなくてはいけないと思うのであります。

カッピングはコーヒーに点数を付けて評価することです。この評価が味の良し悪しの物差しになっていて、コーヒーの取引価格に直結してきます。


簡単に言うと、仕入れたブラジルのコーヒーがどの程度のレベルのコーヒーであるかを把握していなければいけないということです。買った値段が味と合っているのか?違っているのか?を自分で判断する能力が必要だということです。


例えば味も香りも最高と評価されているブルーマウンテンの№1のコーヒーを私が焙煎してみて、香りを嗅いでみて、口に含んでみて、実際にそれが本当にブルーマウンテンなのかどうかも含めて評価できる立場になければいけないのです。


なんだかよく分からないけれどもブルーマウンテンを仕入れして焼いたんだから200gで5000円です!ということはプロとして失格だということです。


自分の仕事はカップラーメンにお湯を淹れて3分待ったらはいどうぞ!500円です!という仕事ではないのです。



カッピングの技術は専門家に実際に会って、その技術を習得すること以外に方法は無いだろう。自分がコーヒーを飲んでみて感想をプロに話してその返答で知識を得たり、間違っていたらそこをまた学ぶ。ずっとその繰り返し。


当日は何種類ものカップをスプーンで何十回と口に含んではコップに吐き捨てて、鼻、舌、記憶を総動員して考える作業の繰り返し。


コーヒーの特徴や印象を言葉にしていかなくてはいけない。コーヒーの味を表す特徴は大きく分けると3パターンあった。   続く


昨日紹介いたしましたブラジル・サンパウロ樹齢110年のコーヒーは限定40個です。現在、13名様のご予約をお受けしました。


10数年といわれているコーヒーの木の寿命、110年間実を成し続けている樹がどのような味の実を成しているのか、飲んでみたいと思いませんか!?






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私が尊敬するお坊さん①立花大亀(たちばなたいき)老師のお言葉から私其の弐

2018-05-18 | コーヒーのある生活

昨日の続きです。

この頃人間はしきりに原料資源の枯渇ということを唱えだしている。

石油しかり、鉄鉱石しかり、石炭しかりであります。南洋のある島では、日本の商社による木材切り出しの為に砂漠となりつつあるとのことです。

今使っている肥料では、ついに米のならない田になってしまうでしょう。


人は生きんがためにあらゆるものを食いつぶし、ついに生きて行けない日が遠からず来る。


水を汚し空気を汚す。天地宇宙はその洗濯はしてくれない。核兵器の恐怖をまざまざと見せつけられても、人はその製造を止められない。こうして人間は破滅します。


人類は最後の一人になりたいのです。あの梅の樹は私に宇宙大自然の因果は巡るということを教えているが、人間は立ち止まることをしない。



マルクス・エンゲルスは、経済こそ人間に平和をもたらすものと考えて、共産主義を生み出しましたが、その平和平等観念はいつしかどこかへ行って、核兵器の拡大になっている。



平和平等は、まさしく精神主義でありますが、その精神は物に拠点をおいている。また民主主義なるものも物による自由主義であり、自由主義は資本主義にもなり、資本主義の発展は物による物の破壊を早めていく。



いずれにしても、人は梅の樹を枯らした虫と同じ運命をたどるのです。   昭和58年2月末日








久しぶりに読んだ大亀老師の本は30年も前に書かれているにも関わらず、現代社会に痛烈な苦言を呈しているようだ。たかだか発電の為に人類を危険な状況に陥れてしまった原発事故に学ぶこともすぐに忘れて再稼働とかいう話になっている。


自分はコーヒー屋として生活していこうと思っているのだけれども、いつも自然と人間の関わりを謙虚に受け止める姿勢は持ち続けていきたいと思った。コーヒーも自然の恵みと考えて大切に扱っていこう。




昨日紹介いたしましたブラジル・サンパウロ樹齢110年のコーヒーは限定40個です。現在、10名様が8名様のご予約をお受けしております。


10数年といわれているコーヒーの木の寿命、110年間実を成し続けている樹がどのような味の実を成しているのか、飲んでみたいと思いませんか!?




コーヒーえんぴつ猫のホームページはこちら    https://coffeepencilcat.ocnk.net/













コーヒー豆の保存方法のベストを知っていますか?

2018-05-01 | コーヒーのある生活


コーヒーは焙煎した時点で劣化が始まります。外の空気に触れている時間が長ければ長いほど劣化します。

また水分もコーヒー豆には厳禁です。水分と酸素を如何に遮断するかが保存のポイントになります。

私が考えるコーヒー豆の保存方法簡単のポイントをあげておきます。


① 長期保存に適した酸素や水分を遮断できるアルミ製の袋などで保存する。

② 冷凍保存する。(ただし使用する時は常温に戻すこと。20分は必要です。)

③ 少量ずつ購入する。

④ 豆を自宅で挽く。


以上4つのポイントを押さえておけばかなり美味しい状態でコーヒーを入れることが出来るでしょう。


また大前提ですが、購入した時点の鮮度が一番大切であることも頭に入れておいてください。店頭で劣化しているコーヒー豆は家庭でどのように保存しようが美味しい状態には復活しません。


また別の問題になりますが低品質のコーヒー豆は幾ら鮮度が良かったとしても高品質なコーヒーのような香りやコク、風味は望むことは出来ません。


最高の味のコーヒーを飲むためには様々な条件を一つ一つクリアーしていかなければならないことを覚えておいて頂きたいです。




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1勝99敗でも全然オーケー!!!

2018-04-18 | コーヒーのある生活

1勝99敗でオーケーというのはプロ野球やサッカー・将棋の話ではありません。これらの世界ではどうしようも無い成績として認識されるでしょう。

1勝99敗というのは今から2000年前に中国の歴史で「漢」という王朝を打ち立てた英雄”劉邦(りゅうほう)の話です。劉邦には戦争がめっぽう強い”項羽(こうう)というライバルがいました。局地的な戦争はいつも負けが続いていたが最後の闘いで項羽を倒して天下を統一する話です。

自分も負け戦ばかりの人生ですが今年は決定的な1勝を取りに行きます!今までの負けを全部帳消しにするくらいの1勝を!!!



さて話は続きます。

4月16日は鶴見でかさこ塾の第3回目の名刺ダメ出し会を再受講してきました。名刺の重要性は認識しているつもりでしたが、あくまでも道具の一つにすぎないので軽視されている面もある。

良い名刺は渡した時に印象にどれだけ残るかに尽きると思う。そしてその場で渡された人に質問をしてもらえるかだけだと思う。質問をしてもらえたらそこからは自分自身の言葉でのコミュニケーション能力で勝負!

20人近い人の名刺を頂戴しました!1枚1枚に一人一人の人生や想いが沢山詰まっているものですから大切に家でファイルします。そしてお名前や職業を記憶するようにしています。

講義後の懇親会ではパプアニューギニア・天空の森・修道院のコーヒーをサービスさせて頂きました。無料で1杯のコーヒーをサービスする理由はそうしたいからだけなんです。お金を頂いたらサービスでは無くなってしまうから。


1杯のコーヒーで沢山の人と出会い、話がしたいからという理由だけです。自宅用にコーヒーを買って頂く時とは完全に分けて考えております。


かさこ塾の再受講も完全無料です。考え方は多分同じかもしれません。わたしはコーヒーをこれからも1杯無料で続けたいと思います。


当日は素晴らしい出会いがありました。10年前まで住んでいた横浜の南区永田南に住んでいる大槻さんと運命的な出会いが!この大槻さんと勝利を目指して行動を共にしたいと思います。

帰り道に気持ちが興奮していたので海老名で途中下車して富山ブラックラーメンという物を食べて、柿の種を買っていい気分で帰宅しました。













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お茶会をします!亡き我が師匠の追善です。

2018-02-09 | コーヒーのある生活


私の茶道の師匠である秋元宗芳先生が亡くなって15年経ちました。秋元先生所蔵の茶道具で平成30年4月1日(日)に川崎市民プラザの茶室 小高庵にて茶会を開催します。当日は秋元先生の弟子が茶席の準備と運営にあたります。当然ながら私も手伝いに出ます。秋元先生には7年位の期間お世話になりました。本当に色々なことを教えていただきました。いわゆる知識とは別のものをです。

知識は書物で学ぶことが出来ます。分からなければ知っている人に聴けば学ぶことのできるものです。では知識とは別のものとは何のことでしょう?

それは「知恵」であり「心」です。茶席ではもてなす側(主人)ともてなされる側(客)の関係で点前と時間が過ぎていきます。茶席では人間同士ですから何らかの会話が発生します。通り一辺倒の挨拶や会話で終わってしまうことももちろん多いのですが、私は秋元先生に人間同士の心を通わせる場としてのお茶の精神を教えていただいたと思っております。まさに「以心伝心」です。会話が無くても話が通ずることです。このことは一生の宝物です。

茶室の中では社会的な身分も肩書も無く、一人の人間そのものでただお茶を皆で頂き、無事であることへの感謝、生きていること、生かされてもらっていることへの感謝の気持ちを共有することが大切だと思っております。そのようなことを一座建立(いちざこんりゅう)と言います。


茶道を経験したことなない人も興味がある方は是非ご連絡ください。必ず得るものはあると思います。

小高庵は織田信長の弟である戦国武将の織田有楽(うらく)の所有していた国宝の茶室「如庵」を正確に模したものです。自然豊かな日本庭園内にあり、庭園散策も楽しむこともできます。

日時 平成30年4月1日(日)10時~15時の間です。茶席自体は30分位で楽しむことになります。当日はお弁当も付きます。会費 3000円

なお書院の間では茶道の心を味わう研究会の主宰の山田仙秀先生のお茶席もございます。合わせてお楽しみくださいませ!



人間誰だって間違うことがある。

2018-02-08 | コーヒーのある生活

人間は誰だって間違えることがある。人間だからこそ間違えるのだ。騙されていて気が付かないこともあるし、何かおかしいと気が付きつつもそのままの状態でいることもある。

そんな時に真っ向から否定してくれる人が周りにいるのといないのとでは天と地ほどの差がある。間違っているということを教えてくれる人は本当に親切な人間である。多くの人は指摘もしないで見て見ぬふりをするだろう。嫌われたく無いとか、反感かっても何も利益にならないとか色々な理由があるだろう。

そもそも間違いか、間違っていないかの判断も難しいかもしれない。でも意見を言って指摘してくれるということは、間違っている人を見放していないという事だ。

政治や宗教等の問題を議論することは一般的には良くないと言われている。しかし、それでも声を上げなければいけないこともある。声をあげている人の話を聴くことで間違っていることに気が付くことが大切ではないだろうか?

先日のかさこ塾でネットワークビジネスの話が出た。かさこさんをはじめ塾生の何人かの人は声を上げていた。それは親切心を含んでの声だ。間違ったと感じたら謝って、改めればいいと思う。これほど自然な話の流れはないと思った。

無関係なようでもコーヒーの世界にも当てはまりそうだ。コーヒーの好みは人それぞれある。それに対して「こーしろ!」、「あーしろ!」というのはいけないと思う、しかし明らかに違うという時は指摘することで指摘された人の利益になることもあるだろう。たかがコーヒーでも人間関係とコミュニケーションの難しさがあると思う。


今日聞いたいい話。お客様編

2017-12-14 | コーヒーのある生活

今日はお客様のご自宅までコーヒーの配達です。15年以上も前からコーヒーを買っていただいている方で非常にお話が面白いのでいつも長居をしてしまうのです。そんなお客様の昔話はいつもゲラゲラ笑ってしまう話ばかり。今日は週戦後間もない昭和25年くらいのお話をしてくれました。東京の神田の周辺で育ったお客様は進駐軍の将校が街の子供たちにガムやキャンディー、チョコレートなどを道端に投げてくれるのだがいいところ育ちだったので道に落ちたものを拾うことに非常に抵抗があって、ボ――っとその様子を見ていた時に将校がジープから降りてきて手渡しでチューインガムをくれたので、そのことを家に帰って祖母に話したところ、捨てなさい!!『腐っても鯛じゃ!』と言われたそうです。

息子が2人も戦死しているのが原因じゃないかと言っていましたが、明治生まれの日本人の気概を感じる良い話だな~と思った。

また少し時代が進んで昭和30年代の神奈川県の瀬谷にある米軍キャンプでのお話。そのお客様は米軍に基地に出入りを許されているお方でそこで働いていた日本人の料理人のオヤジのお話。基地で独立記念日の時は七面鳥の丸焼きなどを大量に調理するのだがどうしてもそのオヤジは家族にこんな旨い物を食べさせたいとの一心でキャンプゲートの検問で身体検査をすり抜けるためにその七面鳥を股間にぶら下げてゲートを通過したという。モノがなかった時代の日本人は皆懸命にいきていたんだなーと笑いながらも少し感動しました。

少しはコーヒーのお話。今日注文のあったブルーマウンテン№1はやはり最高の品質のコーヒーだと。香りや風味がやはり違います。まず欠点が無いコーヒーです。それだけ高いというのも納得の味。

ポジティブな言葉と行動でハッピ~に!

2017-11-08 | コーヒーのある生活

こんにちは、カフェえんぴつ猫のけんです。今日11月8日はネガティブな言葉を発しないようにしようと決めました! 妻のフェイス・ブックにリンクしてあった記事を読むと、フムフム・・・。
そういうことか!って分かりました。否定的な言葉を発する癖みたいな習慣を止めると心と体がスッキリするようです。素直に捉えてみてその通りだなーと感じたのでそうしてみます。

言葉や思考にはそれを発したり、考えたりすることで現実になるという考えです。当たりまえですよね。理想と願望が全くない所でそれが実現する可能性はゼロに近いでしょう。プラス思考でこうありたいと思い続けていればそこに接近していくことは間違いのないことですから。今日の写真はコーヒー焙煎機の中心部分でクルクル回転している【さし】と呼ばれている部品です。焙煎中にこの部品を頻繁に出し入れしてコーヒー豆の状態を目や鼻で確認します。
人生も日々の確認作業が必要ですね。

比叡山千日回峰行 

2017-01-08 | コーヒーのある生活
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/64/92352b004f7142071206b3b1699c70ea.jpg

こんにちはカフェ えんぴつ猫のけんです。今日はNHKの1979年放送のアーカイブ比叡山千日回峰行を観ました。1日40キロメートルの山道を毎日雨だろうが雪だろうが走破して数年間かけて地球を1周するほどの距離を歩く大変厳しい修行のドキュメンタリー作品でした。
この荒行に挑む酒井さんは40歳を越えてからの出家で妻の死を機会に仏門に入られたお方です。まあ観ているだけでも大変な修行ですが極めつけが修行の半ばでの堂入りという9日間水1杯も飲まず、眠らず、座りながら経を唱えるという死を覚悟しなければ貫徹出来ない関門があります。 もうほとんど限界というものを遥かに超えた究極の世界に挑なねばこの千日回峰というものの達成がないという凄まじい世界!
 
酒井さんは生死の境で彷徨いながらやり遂げます。私ごときは・・・。 この番組を見ての感想は言葉を失いますが少しでも見習うしかないです。
酒井さんは一日一生という言葉を使いました。一日は一生のようなものですということですが含蓄が深い言葉であります。 文字ずらだけの解釈では意味がありません。
実践して一日、一時間、一分を意義あるものとして大切に生きて行きたいですね。
 
昨日焙煎したコーヒー豆 コロンビア・スプレーモとモカ・シダモはすこぶる良い出来栄えでした。毎日が修行です。

こだわりの自家焙煎コーヒー販売 カフェ えんぴつ猫
神奈川県秦野市曽屋6023-3 TEL 0463-84-5630

コーヒー焙煎中~こだわりの自家焙煎動画

ネットショップは http://cafepencilcat.ocnk.net/