茶道とクラシック音楽が趣味の自家焙煎珈琲『カフェ えんぴつ猫』

世界のコーヒーを神奈川県秦野市から発信 焼きたてお届け 自家焙煎コーヒー豆専門店

断舎利やってる?師匠の遺品の茶道具

2018-02-15 | 趣味


今日は4月1日の川崎の小高庵で開催する茶会の道具組の為に亡き師匠の道具を先輩と一緒に取り合わせしてみた。

師匠が亡くなってから15年経ったが、残された膨大な量の茶道具は使われることもほとんどなく押し入れにしまわれっぱなしの状態になっていた。

今回はその道具を今後どのようにするのかを師匠のご家族と決めなめればならないのだが、家族の方もお茶はやらないと決めているのであっても場所を食うだけの存在になってしまっているという現実があった。

残された茶道具は師匠が若いころより60年以上かけて収集したもので正確な数は数えていないが300点はあると思う。茶釜、茶碗、茶杓、掛け軸など収納場所も相当なスペースを要する。

残された膨大な量の茶道具を前にして思うことは師匠あっての道具だということに尽きる。師匠が生きていたからこそ道具にも命が吹き込まれていたのだと改めて気つかされた。人間と人間をつなぐ媒介としての茶道具であったり、純粋な美術品としての茶道具であったり、見る角度によって価値は様々だが肝心の使いこなす人間がいないとなると道具に再び生命を吹き込むことは難しい。

このたびの茶会では残された弟子が師匠の追善を目的にして行うものだがやはり師匠がこの世にいないという寂しさがより一層感じられる一日になるだろう。

自分もこの世を去る時にはどこまで人の心に記憶や思い出を残して旅立つのであろうか。こんなにクラシックのCDや茶碗を残してばっかりでは残された家族はさぞ迷惑だろうしな~。少しは方付けをして断舎利を進めるしかないな。

どうせ残すなら現金にしてちょうだい!と言われるに決まっているしね!

写真は私が愛蔵している江戸千家流茶道の流祖である川上不白の赤楽茶碗です。(師匠の道具ではありません)

神奈川県秦野市のギャラリー『me』さんでイベントあります!!

2018-02-10 | 今月のコーヒー豆

今日のブログは妻が主催するイベントの告知です。広告は妻が書きました。個性豊かな参加者が5日間皆さまをお待ちしております。

会期中は私の焙煎した「ブラジル・ショコラ」と「パプアニューギニア」も飲むことが出来ます。コーヒー豆の販売もあります




【 春待Moggy  展】2月21日~25日
神奈川県秦野市
小田急・渋沢駅より徒歩4分
ギャラリーme にて開催します。
https://www.facebook.com/me2642/

🌿春に使いたい雑貨と
🌿春待ちの冬の屋内時間を楽しむ絵画や版画
🌿春待ちのアロマワークショップ
🌿うずらとあずきのよもぎパン
🌿カフェえんぴつ猫の生豆焙煎コーヒー

作家7人➕美味しいものでお届けします

待ったりのんびり遊びにいらしてください。

赤猫工房さん・・・・・絵画、版画、はんこ
藤本雅子さん・・・・・絵画
k.m. さん・・・・・・・・・焼成ねんどアクセサリー
ふじたきょうこさん・・・よもぎ染めバッグ他
オノサチミ・・・・・・・楽がきアート&雑貨
IZUMI・・・・・・・・・・・・手作りせっけん&WS
堀悦子(私じゃ)・・・・真鍮アクセサリー&版画
         &雑貨

みんな楽しんでますよー。
その空気が会場にもきっとあふれちゃう(笑)



お茶会をします!亡き我が師匠の追善です。

2018-02-09 | コーヒーのある生活


私の茶道の師匠である秋元宗芳先生が亡くなって15年経ちました。秋元先生所蔵の茶道具で平成30年4月1日(日)に川崎市民プラザの茶室 小高庵にて茶会を開催します。当日は秋元先生の弟子が茶席の準備と運営にあたります。当然ながら私も手伝いに出ます。秋元先生には7年位の期間お世話になりました。本当に色々なことを教えていただきました。いわゆる知識とは別のものをです。

知識は書物で学ぶことが出来ます。分からなければ知っている人に聴けば学ぶことのできるものです。では知識とは別のものとは何のことでしょう?

それは「知恵」であり「心」です。茶席ではもてなす側(主人)ともてなされる側(客)の関係で点前と時間が過ぎていきます。茶席では人間同士ですから何らかの会話が発生します。通り一辺倒の挨拶や会話で終わってしまうことももちろん多いのですが、私は秋元先生に人間同士の心を通わせる場としてのお茶の精神を教えていただいたと思っております。まさに「以心伝心」です。会話が無くても話が通ずることです。このことは一生の宝物です。

茶室の中では社会的な身分も肩書も無く、一人の人間そのものでただお茶を皆で頂き、無事であることへの感謝、生きていること、生かされてもらっていることへの感謝の気持ちを共有することが大切だと思っております。そのようなことを一座建立(いちざこんりゅう)と言います。


茶道を経験したことなない人も興味がある方は是非ご連絡ください。必ず得るものはあると思います。

小高庵は織田信長の弟である戦国武将の織田有楽(うらく)の所有していた国宝の茶室「如庵」を正確に模したものです。自然豊かな日本庭園内にあり、庭園散策も楽しむこともできます。

日時 平成30年4月1日(日)10時~15時の間です。茶席自体は30分位で楽しむことになります。当日はお弁当も付きます。会費 3000円

なお書院の間では茶道の心を味わう研究会の主宰の山田仙秀先生のお茶席もございます。合わせてお楽しみくださいませ!



人間誰だって間違うことがある。

2018-02-08 | コーヒーのある生活

人間は誰だって間違えることがある。人間だからこそ間違えるのだ。騙されていて気が付かないこともあるし、何かおかしいと気が付きつつもそのままの状態でいることもある。

そんな時に真っ向から否定してくれる人が周りにいるのといないのとでは天と地ほどの差がある。間違っているということを教えてくれる人は本当に親切な人間である。多くの人は指摘もしないで見て見ぬふりをするだろう。嫌われたく無いとか、反感かっても何も利益にならないとか色々な理由があるだろう。

そもそも間違いか、間違っていないかの判断も難しいかもしれない。でも意見を言って指摘してくれるということは、間違っている人を見放していないという事だ。

政治や宗教等の問題を議論することは一般的には良くないと言われている。しかし、それでも声を上げなければいけないこともある。声をあげている人の話を聴くことで間違っていることに気が付くことが大切ではないだろうか?

先日のかさこ塾でネットワークビジネスの話が出た。かさこさんをはじめ塾生の何人かの人は声を上げていた。それは親切心を含んでの声だ。間違ったと感じたら謝って、改めればいいと思う。これほど自然な話の流れはないと思った。

無関係なようでもコーヒーの世界にも当てはまりそうだ。コーヒーの好みは人それぞれある。それに対して「こーしろ!」、「あーしろ!」というのはいけないと思う、しかし明らかに違うという時は指摘することで指摘された人の利益になることもあるだろう。たかがコーヒーでも人間関係とコミュニケーションの難しさがあると思う。


モーツァルトを聴かせたコーヒー!?

2018-02-05 | 今月のコーヒー豆

クラシック音楽史上最大の天才と言われている作曲家がモーツァルトです。彼の音楽は人間業とは思えない速さと手法で書かれていると音楽専門家や演奏者は口をそろえて絶賛する。まさに神そのものだと。

そんなモーツアルトの音楽には非常に興味深い効果も指摘されている。聴くだけで頭が良くなるとか、お酒がまろやかな味になるとか等々。

そんな訳で今度コーヒーにモーツァルトを聴かせてみようと思う。どのような効果があるのか実験してみる価値はありそうだ。音楽の不思議な力を体験できるかもしれない。水やお酒が美味しくなるのであればコーヒーだって!

モーツァルトを沢山聴いているのにお前は頭が悪いなー!という指摘はしないでいただきたい。何故ならモーツアルトを沢山聴いているから今のレベルを維持できているのだから。もし聴いていなかったらドウシヨウモナイ馬鹿になっていたことでしょう。

神奈川県秦野市曽屋6023-3 生豆焙煎コーヒー えんぴつ猫 店主 堀謙造 コーヒー豆の注文はお電話かメールでどうぞ!! 一番人気 ブラジル・ショコラ チョコレートのような風味が、一度は飲んでみたくなる。 100g 500円

フェイスブックkenzo.hori


☆自家焙煎コーヒーの魅力

1 鮮度が抜群です。注文を受けてから焙煎するので毎日新鮮な香り高いコーヒーが自宅で楽しむことが出来ます。

2 コーヒー専門店でオーダーすると500円するコーヒーがご家庭で10分の1の50円で飲むことが出来ます。

3 コーヒー豆にも旬があります。毎年収穫される初摘みの甘味がタップリ詰まったコーヒー豆など毎月のお勧めコーヒー情報をお届けいたします。




コーヒー焙煎中~こだわりの自家焙煎動画

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