茶道とクラシック音楽が趣味の自家焙煎珈琲『カフェ えんぴつ猫』

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「幸せだ」と言える人は確かに幸せだ

2019-10-31 | ウィトゲンシュタインの部屋


「自分が幸せだ」と口に出せる人は確かに幸せなのだ。

もし、誰かが「自分は貧乏だ」と言った場合、その人の資産状況をつぶさに調べてみれば、平均所得と比べて本当に貧乏かどうかを客観的に判断できる。



しかし、彼が幸せかどうかは、そういうふうに客観的に判断できない。幸せかどうかというのは一般的基準がないからだけではない。


幸せという言葉は、何かを意味する言葉ではないからだ。では、幸せという言葉は何だというのか。


幸せという言葉はもはや言葉ではなく、一種の叫びやアクションのようなものだからだ。


幸せという言い方は、喜びで反射的に声を出す時の声と同じものなのだ。     「心理学の哲学①」



ヴィトゲンシュタインはごく普通に使っている「幸せ」という言葉を考察している。客観的に判断できないものであるから主観的に判断するものと考えると良いのだろうか・・・


幸せは自分自身で感じたり、味わったりするものだとすれば確かに納得です!!


ちなみに私は美味しいコーヒーを飲みながらブルックナーの第5番の交響曲を聴いている時間が至福の時です。



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虚栄心が混じると仕事は価値を失う

2019-10-30 | ウィトゲンシュタインの部屋


どんな仕事にも代えがたい価値がある。


その一方で、仕事がその価値の輝きを全て失う場合もある。


それは、仕事に虚栄心やエゴイズムが混じっていた時だ。     

                            「哲学宗教日記」より


世の中には数えきれないほどの仕事がある。多くの人がそれらの仕事に人生の大半を使うことになる。


仕事には人間の行動や心が注入されていると考えた場合、不純なモノを混ぜないことが大切なのだろう。


自分はコーヒー豆を販売することが仕事だから、虚栄心やエゴイズムを混ぜないように常日頃から慢心しないようにしよう。





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世界を変えたいなら自分を変えよ

2019-10-22 | ウィトゲンシュタインの部屋


今現在の世界があまりにもひどいから変えたいというのか。
この世界をもっと優しさに満ち溢れた世界に、もっと新鮮でみずみずしく、そしてもっと美しくしたいというのか。


そのために戦争や革命や流血が必要なのだろうか。
いや、そうではない。世界を変えたいのなら、自分自身が変わらなければならない。すると同時に、世界は変わった自分と同じように変貌する。


そして、きみ自身が幸福に生きるならば、世界はもっとも大きくなって輝くだろう。  

     
                                      ヴィトゲンシュタイン「論理哲学論考」より


自分が現在、考えていることを現実のものとする為には自分が行動することでしか何も変化はしない。でも多くの人は自分を変えようとせずに外部の人や物を変えたがる。


結局は勘違いをしているか楽をしたいだけなのだろう。成績や売り上げを上げたいのであれば勉強やマーケティングをする以外にはないのにね。


理想や夢を持つのであれば、自分が変わればいいだけなんだね。決断して行動することですね。




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