茶道とクラシック音楽が趣味の自家焙煎珈琲『カフェ えんぴつ猫』

世界のコーヒーを神奈川県秦野市から発信 焼きたてお届け 自家焙煎コーヒー豆専門店

コーヒー豆の焙煎技術と問題点

2017-03-20 | 今月のコーヒー豆
▲当店の直火式の焙煎機 年代ものです。


こんばんは、神奈川県秦野市のカフェ えんぴつ猫のけんです。今日は焙煎時における様々な疑問や問題点について整理してみたいと思います。
まずコーヒー豆の焙煎するとは何か?という根本のところです。コーヒー豆は焙煎することで飲むことが出来る飲み物であります。 生豆のままでは口にすることは出来ません。

この焙煎という過程がコーヒーの豆を飲むことの出来ない状態から飲むことの出来る状態へと変化させる作業なのです。コーヒー豆を焼くことで様々な化学変化が豆の中で起こり、コーヒーの持つ独特の味や香りを発生させます。

ではどのように焼いていけば美味しいコーヒーが生まれるのかという所を突き詰めていくのが焙煎技術というものです。自分が習得した焙煎技術は世の中に広まっている焙煎技術の中では少数派の部類でしょう。多数派の焙煎方法と大きく異なる部分が多くあるからです。

その違いをこれから自分の中で整理してさらに確かなものにする為にブログで紹介していこうと思います。

こだわりの自家焙煎コーヒー販売 カフェ えんぴつ猫
神奈川県秦野市曽屋6023-3 TEL 0463-84-5630

焙煎機と焙煎の方法

2017-03-19 | コーヒー焙煎日記

▲焙煎機使うにも百人百様

こんにちは神奈川県秦野市のカフェ えんぴつ猫のけんです.今日はコーヒーの焙煎に関する話を。
私が使っている焙煎機は直火式というガスの火でコーヒー豆を直接焼き上げるタイプです。コーヒーの焙煎機は大きく言うと直火式と半熱風式という2つの方式の焙煎機に分けられます。

半熱風式は直火とダンパーという調整弁を使ってコーヒー豆を焼き上げる為に少し操作が増えます。そしてこのダンパーの扱いがコーヒー焙煎者の様々な解釈や手段として世に広まっております。
私の焙煎機は非常にシンプルな構造でダンパーがありませんので世の中に氾濫している情報に惑わされることがありません。

まだ焙煎経験が浅い私ですがダンパーを操作することがそれほど重要だとは思えませんが、日々研究して美味しいコーヒーをお客様に提供できるように精進致します。


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ブルンジAAコーヒー生豆入荷しました。

2017-03-14 | 今月のコーヒー豆

▲時には未知の国のコーヒー豆も!


こんにちは神奈川県秦野市のカフェ えんぴつ猫のけんです。今日はアフリカ産のブルンジという国のコーヒー豆が入荷しました。
柑橘系の果実のような香りを有し、香ばしいナッツのような香りもあります。

アフリカのコーヒー豆の代表的な銘柄にエチオピア・モカやタンザニア・キリマンジャロというコーヒーがありますが、アフリカのコーヒー豆に共通する特徴にしっかりとしたボディー感と強い酸味があげられます。もっと簡単に言うと強い味という表現です。飲んだ感想はやっぱりアフリカっぽい感じがします。やっぱりコロンビアの酸味とは違いますね。

ミルクや砂糖との相性も抜群のコーヒーです。この機会にご自宅でも本格的なアフリカコーヒーのデビューをしてみてはいかがでしょうか? 100gで600円です。
1杯60円の計算ですね。

▲アフリカのブルンジ国の現地コーヒー農園(画像出所https://usfoods.co.jp/shopping/view.php?id=1)


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安定感のあるコーヒー豆の焙煎

2017-03-06 | コーヒー焙煎日記

▲6連続焙煎 休日もコーヒー豆を焙煎


こんばんは、神奈川県秦野市のカフェ えんぴつ猫のけんです。今日はコンビニの仕事が休みだったのでコーヒー豆を6回連続で焙煎しました。コーヒー豆の焙煎は連続ですることが効率面でも良いのですが、もう一つ利点があります。

それは焙煎機の温度が安定しますので美味しいコーヒー豆が焼ける点です。常に安定した条件や状態で焙煎できるということはコーヒーの味が安定するということです。安定感の無い焙煎とは温度上昇も不安定で1ハゼ、2ハゼの時間もバラバラ、結果として味も不安定でどこかカドだった味です。それは嫌な酸味であったり、エグミを伴った苦みであったりします。

コーヒーの焙煎も人生も安定した状態で進んで行きたいものですね! 


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エフゲニー ムラヴィンスキーのように

2017-03-01 | コーヒー焙煎日記

▲ハンドドリップで淹れる珈琲はまた格別ですね!

こんばんは、カフェ えんぴつ猫のけんです。

今日は午前中にコーヒー豆を焙煎しようと思っております。常連のお客様におすすめのコーヒーを3種類注文を頂きましたのでどのコーヒーを焙煎しようか考え中です。常に生豆の在庫はある程度は持っていますので急な注文にも対応は出来るのですがお客様が飲みたい味を考えながら豆を選ぶことも楽しいですね。

そこで今日はニカラグアとケニアとグアテマラに決めました。コクと深い味わいのニカラグア・野趣に富んだ酸味と甘みのあるケニア、酸味と苦みのバランスのとれたアンチグア産のグアテマラ。この3種類であれば様々な風味や苦み、酸味を楽しむことができます。簡単に言いますと味が似ていません。

コーヒー豆にも人間と同じように味に個性がありますのでその個性を出すためにいい仕事が出来るように日々研鑽していかねばならないのです。

写真の指揮者は旧ソビエトの巨匠ムラヴィンスキーです。顔を見ただけで相当な人物だと分かりますが音楽に対する厳しい姿勢は多くの指揮者の追随を許さない程のレベルに達していました。悔いのない人生を送りたいのでムラヴィンスキーのように厳しい姿勢も私には必要かもしれません。いや必要でしょう! 私は怠け者ですからね~! おわり。


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コーヒー焙煎中~こだわりの自家焙煎動画

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