昨日、テレビでキョッキングなニュースを見た。
東京で訪問医療を行っている医師が、糖尿病の持病がある新型コロナの感染者の病状が悪化したので、受け入れ先の病院を探して救急車を手配した。
患者を救急車に乗せて病院に向かおうとするが、病院からは重病過ぎると言って断られる。
一時間以上救急車の中で受入れてくれる病院を探したが見つからず、結局また自宅に戻る。
翌日に何とか病院に入院出来たが、入院した翌日に亡くなった。
以前はコロナに感染したら、入院若しくはホテルに収容ということだったが、最近は症状が軽いものは全て自宅療養になっている。
症状が悪化すれば入院ということになっているがそれは建前に過ぎない。
今日のNHKのニュースでも「1人暮らしの自宅療養は"放置状態"」東京50代女性 という見出し。
どうしてこんな事になるのか入院者数とベッド数、そして重傷者数と対応のベッド数を見て見た。
ここで東京都だけ見てみると、コロナ対応のベッドが埋まっているのは59%で、重症者対応のベッドは89%で逼迫している。
NHKのこの数値がどれだけ信用できるものかはわからないが、ベッドが空いているのにかなり悪くなってからではないと入院できない。
これは周辺県も同様な状況である。
東京と同様にひっ迫しているのが沖縄。
福岡県はまだ重傷者対応のベッドには余裕がありそうだが、関東と同様にコロナで陽性になっても自宅療養を強いられる。
かなり悪くなってからでないと入院できないので、様態が急変すると保健所の対応が間に合わずに悲しい末路を送ることになる。
2回のワクチン接種しても多くの感染者が出ているブレークスルー。
ワクチン接種の取り組みが早かったイスラエルが、3回目の接種を行っているのは、やはり抗体の減少スピードが早いせいだと思う。
日本でも、2回のワクチン接種を済ませた人がさらに感染発病して増えれば、そのうち問題視されそう。
新型コロナに感染したら自分ではどうしよも無く、自宅療養で悪くなっても高度医療も受けられずにそのまま死亡というこも当然有り得る。
やはり今できることは、コロナに感染しないように自分自身がしっかり自己防衛するしかなさそう。
掛かってからでは遅すぎる、後悔先に立たずである。
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