キャンカーのリチウム化で使う機器はほぼ決った。
今回はリチウムバッテリーを含め、どの機器購入するかを決めることにした。
RENOGYも最近は知らない間にリチウムバッテリー(LiFePO4)の種類が増えた。
数えてみたら100Ahが5種類で200Ahが1種類ある。
これだけ種類があるとどれを選んでいいのか迷うのが本音。
各バッテリーの主な特徴
① ヒート機能付スマートバッテリーで充放電回数が4000サイクル
② スマートバッテリーで充放電回数が4000サイクル
③ BLUETOOTHモジュールを内蔵して、ライフサイクルは2000回
(※2000サイクルのテスト条件:電流100A、環境温度25℃、放電深度100%DOD。)
④ バッテリーの充放電回数が2000サイクルの廉価版
⑤ 直列接続(4直列まで)が可能
バッテリーの充放電回数が3000サイクルでバッテリー残量ディスプレイが付。
選定にあたりバッテリーの機能と性能も大事だが、最も重要なのは価格。
一番安いのを選んでシステムを組むのも充分あり。
色々な事を考えて相談した結果、②のスマートバッテリーを3つ並列で使うのががいいのではとの結論に達した。
専用のモニターを付けて、LANケーブルでバッテリー同士をつなげば、バッテリー残量、電圧、充放電電流が正確に分る。
必要ならバッテリーやBMSの状態が詳しく分かる。
当初は200Ahのリチウムを載せたいとの要望があった。
しかしバッテリー室が狭くて、200Ahを載せると機器のレイアウトを変える必要があるし、それ以上の増設は無理。
そして次は走行充電器。
ここ数年で昇圧型の走行充電器は各メーカーから色々出ているが、やはり価格を考えれば断トツにRENOGYが安い。
候補にあげたのはこの4つ。
①② 普通のファンが付いた走行充電器で40A、60Aで変換効率は90%。
③ 最近発売された新製品で60Aのもので②と同じ出力だが充電効率は94%以下とかなり高い。
保護回路が充実されて、入出力はアンダーソンコネクター。
④ ソーラーコントローラーが内蔵された走行充電器で、最大出力は50A。
MPPTの変換効率は93%で自然放熱タイプ
走行充電器は、結論として④のソーラーコントローラーと一緒になったものとした。
今回、ソーラーコントローラーとしての機能は使わないが、変換効率が高く、50Aを昇圧しても自然冷却という事で採用。
キャンピングカーは取付け場所が限定されるので出来るだけ熱を発しない機器がいい。
①②は変換効率が低い。
③は最近出たばかりで変換効率はかなり高いが、価格も高い。入出力はアンダーソンコネクター
購入する機器が決まれば、後はセールのときに安く買おう。
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西宮の執務室から、おはようございます。
「畠ママさん」のキャンカーだね。
機器選定に色々と尽力・・・感謝ですね。
本日(12/01)、新しいステップに入ります。
午後から、次車の「納車日程」の調整です。
現車の車検・リアドアの取替え後に
メンテナンスリースの契約・・・納車待ち。
師走・・・師匠は走る・・・超激務なのに
北近畿は雪景色、その上訃報まで聞き
雪解け時に「弾丸往復」です。
たしかに効率が悪いとそれが熱に変わるんですよね。
参考になると良いですが・・・
コルドバンクス3で50Aのコントローラー使っています。
セカンドシート下スペースの関係でコントローラーを横に寝かせています。
内部温度が上昇して出力制限がかかるので下から放熱フィンに向けファンで強制冷却しています。
少しは温度上昇が抑えられますがシート内なのでかなり熱がこもりますので気休めでシート内排気用の小型のシロッコファン2個も取付けています。
冷却ファンの起動はIGN信号にスイッチ直列に繋ぎ接続しています。
ING信号は切忘れ防止スイッチは強制OFF用です。
ソーラもコントローラーに接続していますがソーラからの入力があると走行充電が25A(50%)に制限されるのでING信号でリレーをONしソーラからの入力をカットしています。
ソーラ接続しているのでサブがフロート充電中になるとメインバッテリーにも充電されるので走行充電リレーも取っ払っています。
そもそもアンダーソンコネクターは簡単に抜き差しするためのものだから使い方が変かもね。
レノジーのバッテリーも種類が増えましたね。
価格もかなり安いものもあってユーザーとしては助かります。
昨年にかなりの費用を掛けてリチウムにしましたが、おかげで快適なキャンカー生活を楽しめています。
来年にはもう少しバッテリーを増設することを考えていますが、RENOGY製の安価なバッテリーを使う上で何か支障がありますでしょうか。
書込みがないので心配してました。
次車の納車の打ち合わせとは、早いですね。
昨日から寒波でこちらも急に寒くなりました。
できるだけ目立たない場所を探しますが、そんな所は放熱が難しいです。
ですから少しでも変換効率の良いものを選びたいですね。
今回はソーラーパネルは50Aのコントローラーには接続しませんが、設置場所の第一候補はやはりバッテリー室ですね。
そうなるとファンで強制的に冷却するのは必然でしょう。
うまい換気方法が取れればいいですが、それが難しい場合は外部に取付けかもしれません。
しかし、いずれにせよファンは必要だと思います。
言われるようにアンダーソンコネクターは簡単に抜き差しするためのものですが、耐電力さえ気をつければ取付け方に不具合が生じないメリットがあります。
特に容量が異なるものを接続すると、大電力のインバーター等を使用すると電気が循環します。
言い方を変えると、100Ahのバッテリーと200Ahのものが並列につながっていて、大電力の機器が使用されると1:2の割合で電流が流れるわけではありません。
均等に流す為に並列するバッテリーは同じ種類のものを接続するのが推奨されます。