変なカメラ好きの写真に溺れる日記。

気まぐれな機材で色々な被写体を追いかけて全国津々浦々。2020年から熊本を拠点に活動しています。

2019/02/27 野鳥撮影記録

2019-05-19 09:27:31 | 野鳥




SONY α7III + MC-11 + 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary



 3か月経つ前に,この記事を書き上げておこうということで,2月27日の流氷クルーズの記録をまとめておこうと思います.今年は,2月中旬くらいから3月上旬から中旬にかけて,羅臼では流氷を見ることができたみたいで,自分が流氷クルーズに参加した後にTwitterのフォロワーさんが参加しているつぶやきを見ました.3月になると.早朝の便が取りやすそうなので賭けで予約しておくのはアリだと思いました.社会人になれば,そんな悠長なことやってられないと思うので,学生の間だけの特権ですね.

 さて,2019年度の流氷クルーズで3度目の参加になりました.つまり3年連続で来ていることになるのですが,未だに天気のいい日に撮影したことがなく.今年こそ・・・っという感じで,早朝の便は取れなかったのですが,天気に賭けて行ってみました.






SONY α7III + MC-11 + 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary



 天気は雲の多めの晴れ・・・これは,なかなかシビアな展開になりました.天候がめまぐるしく変わるということは,露出の加減が非常に難しい・・・ただ,今までの撮影経験は曇りオンリーの撮影ばかりだったので.初の晴れカットが撮れるということで,ワクワクしながら撮影に励みました.
 ちなみに1枚目が個人的にお気に入りで,カメラ目線と背景が「オオワシ」という種の未来を暗示しているかのようで,撮れてラッキーな一枚だなと思いました.






SONY α7III + MC-11 + 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary



 知床・羅臼では,オオワシ以外にオジロワシもたくさん飛来してきます.オオワシの方が被写体として映えるので人気なのですが,どっちかというとオジロワシの方が貴重だったり・・・猛禽類らしいシンプルなかっこよさがあります.いつか,オジロワシの剥製が欲しいなとか思ったり・・・(笑)






SONY α7III + MC-11 + 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary



 晴れになると流氷が白とびしそうになり,露出の設定がすごく難しくなります.あまりにも暗くすると,オオワシのディティールも崩れてしまうので,勘であわしながら撮影していました.ここで,EVFの欠点に直面したのですが,流氷で反射した光が目に入ってから,EVFを覗くと露出が分からなくなるという・・・まぁ,EVFらしい欠点だなぁと思いました.ある程度,露出勘がある人なら問題なく撮影することができると思うのですが,EVFで露出を合わせている人は難しいシーンだと感じました.







SONY α7III + MC-11 + 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary



 晴れカット最高じゃないですか!!!いつもの鉛のような色の海ではなく,しっかり色が出ていて.なおかつオジロワシがその海に映える!
 この一枚を撮影した時は単純にかっこいいと思っちゃいました.また,オジロワシの最大の特徴である白い尾が目立つので,その種の特徴を撮れました.






SONY α7III + MC-11 + 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary


 ただし,天候は微妙・・・晴れたり曇ったりするので,曇りの時間帯は休憩しながら撮影します.1時間半ほど150600を振り回し続けるのは意外としんどいですからね.いずれ,ロクヨンとかヨンニッパ買ったら筋トレからしないといけません(笑)






SONY α7II + MC-11 + EF 24-105mm F4L IS USM





SONY α7II + MC-11 + EF 24-105mm F4L IS USM





SONY α7II + MC-11 + EF 24-105mm F4L IS USM



 天気が良いと,標準レンズでの撮影も流氷クルーズでは効果的です.臨場感のある写真が欲しくて,今回は24-105mmで撮影していました.これ以上広角レンズを使うと,臨場感が無くなり間延びした写真になりました.だいたい,35mmから50mmくらいがちょうどよかったです.晴れると,いろいろな構図で撮影しても絵になるので楽しいですね.
 また,海から見た知床連山も美しく,個人的には感動した景色でした.現地の人とかは見慣れてると思うんですけどねw






SONY α7III + MC-11 + 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary


 もう,証明写真見たいな一枚が撮れちゃいました.晴れていれば最高の一枚になったのですが・・・
 フルサイズミラーレスで野鳥を撮影するのなら,α9を使えばいいと思うのですが,α7IIIでも十分なAFの性能があり,10コマの連写性能も合わさってこれくらいは撮れます.一瞬を逃したくないと強く思う方はα9を買ったほうがいいですね.アップデートでどんどん進化していますし,伸びしろのあるカメラです(笑)






SONY α7III + MC-11 + 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary



 今回の最後の一枚になります.帰還する直前に撮影したオジロワシなのですが,目の下がクマできてるみたいですごく印象的でした.来年も行けば,この子に出会う可能性もあるので,一応このブログに載せておこうと思いました(笑)過去にオオルリのメスで変わった模様の子に,何度も遭遇することもあったので,そんな偶然を期待してしまいます.


 というわけで,今回のオオワシ,オジロワシ撮影の流氷クルーズの記録はこれにて終了.今年は,天候に恵まれましたがもっと良いのが撮れるような気がしました.また来年チャレンジですね...

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