さあ!ドアを開けよう♪ 女性軍師は今日もゆく。

企業研修講師&大学非常勤講師の日々徒然。
~ 貌言視聴思(ぼうげんしちょうし)~

【感情の扱い方】(2) 言う前に書く 「腹立ち(はらたち)日記」

2015年12月21日 18時35分59秒 | アンガーマネジメント

職場に人材が定着しない理由の一つは、

「怒り感情」をうまく扱えないこと。

 

教える立場の人が、覚えの遅い後輩にイラっとして、不用意な一言を言ってしまったり、

教えられる側が、「もう無理」と、「辞める」と言ってしまったり・・・。

 

言ってしまってから、後悔することもきっと多いはず。

 

オススメは、怒り感情を感じたとき、「言う前に書く」ということ。

 

スマホで日記アプリを使うのもいいし、

専用のノートを持って、書いていくのもいい。

 

何も考えず、頭に浮かんだまま、『とにかく書く』

そして、怒りを感じた瞬間の点数をつける。

今の腹立ち具合は、10点満点で何点か、

を考えて、点数をつけておきます。

 

たとえば・・・

『またアイツ、嫌味言ったな。性格わる~い!!  5点』

まずは、こんな感じでいいです(笑)。

日記アプリだと、日にちや時間も記録されるので、サッサと書けます。

  

頭の中に「怒り」を置いておくと、何度も繰り返し思い出したりして、変質するんです。

そう、「イラッ」が、「イライラ」に。

「ムカッ」が「ムカムカ」に、

単純な「怒り感情」が、「憎しみ」や「うらみ」に。。。

 

なので、すぐに頭から出すこと。

「書いてあるから、忘れても大丈夫」と思えます。

 

怒り感情を感じたら、すぐに書く、というのを習慣づけると、

怒りで反射的に、売り言葉に買い言葉の後悔をしなくてよくなります。

たとえば、言っちゃった、言い返しちゃった、やっちゃった、やり返しちゃった、という後悔をしなくなります。

 

たくさん、「腹立ち日記」がたまってきたら。。。

「こんなに、腹立つことがたくさんあったのに、よく頑張ったよね」と自分を褒めてあげましょう。

 

「腹立ち日記」は、自分を自分でマネジメントできた証です。

やったね!

よくがんばったね!!って、自分に言ってあげるために、続けてみましょう。

 

 

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