Rスズキの毎日が大食い

おいしいものと食べることが好き。マンガもね。

ビッグコミックオリジナル14号感想

2005年07月19日 | マンガ
「弁護士のくず」カラーです。扉絵がグスタフ・クリムトの「接吻」を思わせる構図で、格調高いんですが、中身がこれだからねえ。年を取って老後のシンデレラのお話です。ぼけた夫を介護しながら苦労するシンデレラが、昔の愛の思い出だけを宝物にして生きていこうとする・・・あらすじはこれでよいのでしょうか。

「沈夫人の料理人」絶品のハムを作る男、その秘密は「犬のスープ」らしい。さすがに犬肉は食べたこともないのでどんな味がするものやらなんともかんともわかりません。ちょっとこれは遠慮させていただきます。いくらSの奥様でも下男の指を切るなんてことがあるのかしらん?

「最強伝説黒沢」黒沢もついにオーラが出るまでになりましたか。ううむ。文字通り一網打尽ですが、暗闇を襲うあたり、ヒキョーな感じが否めません。それに会話をよく読むと「こいつらを襲った連中の話じゃ・・・」とあり、これは首謀者ではないんではないかという疑問もわいてきます。警察のお世話になるのは黒沢なんてことにならなきゃいいんですけど。

「ひみつの箱」銀魂のおんぶが間違ってるといったばかりですが、こちらのヨコミチ先生のおんぶはちゃんとしてました。胸の前でおんぶヒモをネジネジしているところなんかリアリティありすぎて泣けてきます。(もっともお乳をやらない男の人はヒモを前でネジネジしなくても可)サトーさんのひみつも重くて悲しい話でした。絵柄がかわいいのでちょっとだまされますが、これをほかの絵でやったら悲惨すぎて目もあてらんない。