まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.2157 チョイ奈良、9月編(1)・・・寂しい案山子たち

2024-10-27 20:56:19 | ふうけい
よろしくお願いします。










高校野球秋の地方大会もそろそろ残りが絞られてきて各地で来年のセンバツ出場が濃厚、絶望のチームも見られるようになってきました。近畿では異変が起きていてベスト4に大阪のチームがなし、履正社、大阪桐蔭は1回戦で敗れているのでセンバツは絶望です。ホント、大阪桐蔭はどうしちゃったんでしょうねえ~?やはり低反発バットの影響でしょうか、他の地域でも波乱が起きているようです、この状況を面白く感じていいんでしょうかねえ。一方で天理が大会2勝目でセンバツ確定を決めました、今年はかなりまとまりのあるチームらしく来年の春は夢を見れそうな・・・ってこの時期は毎年思うことですけどね。高校野球好きには楽しみな秋なのですが、実際の秋の風景となるとどうなのでしょうか、夏の暑さが引きづってイマイチ期待している風景を見ることができません。




























そんなわけで写真は毎年9月の中旬に行われる明日香村の案山子まつりの様子・・・と出向いたのですがこの日は3連休の初日、まつりは翌日からと言うことでひっそりとしていました。それでも休日なので見に来ている人もいて工夫の為された案山子に目を向けている、今年の案山子のテーマは「絆」とのことで、正月の地震で被害があった能登半島を応援する案山子も多く見えました。「絆」と関係あるのかないのか、ミャクミャクさんや渋沢栄一もいますね~、でも自分(一人称)も思うところあって石川に行って来たわけだから、能登に関する案山子は少し感慨深く見て回りました。しかし祭りは明日なのでこのひっそり感は仕方ないが、何か物足りない気が・・・、それはもう明らかですね、写真を見ても分かるようにヒガンバナが全く咲いてないことです。











案山子まつりが行われる稲渕の棚田もそうだったが、飛鳥宮付近もヒガンバナはチラホラとしか見られない、何年か前にもヒガンバナが咲いてない光景があったが今年は特に顕著が過ぎる、この暑さのせいなのか・・・。まあ全く咲いてないわけではないので写真は撮ったけど物足りなさはさすがに否めない、地球温暖化が原因で深刻化しているからだろう、このままだと季節の中から秋がなくなってしまうかも。さすがにそれはないだろうけど暦と季節が合わなくなると花も迷惑だよな~、ヒガンバナなんてその一番の被害者になってしまっている。そんな物足りない、寂しい風景が当たり前のようになってしまった9月のチョイ奈良の記録は次回でのお伝えとしておきましょう、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.2156 和歌山の旅、2024年夏編(1)

2024-10-25 08:24:38 | 旅行記
よろしくお願いします。














和歌山へと行って来たのは石川の旅の翌々日、と言うことは数回前にお送りしたチョイ奈良、新カメラのデヴュー戦の翌日でこの日が本格的な使い始めとなりました。和歌山は昨年の夏も走りました、その時は湯浅からスタートして海南市を経由して和歌山市へと入りましたが、今回もそのルートと一部ダブる部分を走りました。ここ数年の恒例となっている夏の和歌山、今回の目的は三角点巡りに文化財巡りと相変わらず地味な宝探しと言った感じですが、まずはJR和歌山駅からスタートして付近を三角点巡りです。ラジオでは智辯学園vs小松大谷の試合、智辯学園は久々に先制したものの次の回に逆転されて相変わらずのイライラする試合展開、一方の走りは順調に進んで和歌山電鉄の伊太祁曽駅へとたどり着きました。何かイベントでもあるのだろうか、ホームにはたくさんのお客さんがいて喜志行の列車に乗り込んで行った、反対側ホームにも電車がやって来て駅は賑やかになったが、その電車が去っていくとホームは閑散となり一気にローカル線の風景と変わってしまった。




















伊太祁曽駅はホームと車庫が登録有形文化財、前回来た時は和歌山電鉄線各駅巡りで鉄の見地からの来訪だったが、今回は文化財巡りをテーマに来た・・・と言っておきましょう。ここからは海南へ向けて山越えです、このルートは前にも走ったことがある道で、沿道の民家の軒下には熊野古道と書かれた提灯がぶら下がっている旧街道です。山越えと言っても伊太祁曾駅が高い所にあるので、ちょっとした上りがあるだけで後は緩やかな下り、次の目的地の藤白神社は海南市の中心部からは少しだけ離れた小高い所にあるのでまたちょっとだけ上りで、やがて神社へとたどり着く。この神社も何度か来たことがあるが前回は万葉歌碑巡りでしたかね、神社には歌碑はないけど駐車場の一角にはご当地に因んだ歌が書かれた看板が掲げられている。ここは「鈴木」姓の発祥地の地でもお馴染み、そう言えば滋賀の竜王町には田中姓の由来となった町もありました、日本には数多くある姓にも何かしら起源があるものです。















海南市の中心部を経て和歌山市へ、ちなみに甲子園の方は智辯学園がその後逆転して追加点を重ね、ピンチには1人1殺と小坂監督らしくない采配も冴え渡って小松大谷に勝利、ベスト8進出となりました。今年は期待できないと言われていただけにここまで来たのは上々、こうなりゃ最後まで突き進んで頂きたい・・・と思いながらも気分は良く、うだるような暑さの中で走りは快調です。そして今回も和歌山と言えばここ、と言った感じで和歌浦へとやって来ました、もう定番中の定番となっている所ですが今回はこれまで行ったことがなかった所、紀州東照宮に行ってみようと思います。これも重要文化財巡りの一環ですがこの記録については次回でのお伝え、更に三角点巡りでも1枠と言うことで、あと2回費やして和歌山の旅をお送りしていくことになります、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち




No.2155 滋賀の旅、7月編(2)・・・DYAIついに実現!

2024-10-23 08:03:18 | 鉄道
よろしくお願いします。



【世継 標高=85.95 m 四等三角点】



【墓ノ町 標高=86.51 m 三等三角点】


【上多良 標高=88.13 m 四等三角点】



【198-1 標高=102.912 m 一等水準点】






【199 標高=116.815 m 一等水準点】

少し熱中症気味になりながらの滋賀の走り7月編は湖岸道路を進んで米原市へ、後半戦はここから折り返して三角点巡り、そしてドクターイエローに会いに行こう計画を実行していきます。まずは三角点巡り、これまで何度も訪れたことがある世継の集落の外れでまず最初の巡りだがここでは標石は見つけられず、うだるような暑さにテンションが下がるような始まりとなりました。次の朝妻の集落の外れの田園風景の中では標柱を見つけることができた、その後は中山道へ入って鳥居本宿へ、そこにある寺院で水準点を見つけて次の地点でも水準点の標石を見つけることができた、ここまではなかなか順調、この流れをDYAI計画にも持ち込みたいのですが・・・。














この辺りの中山道は新幹線と沿っているので列車が見える場所はいろいろとあるのだが、上り列車・・・この日は東京行き、とある情報網から博多駅を定時に発車した情報は得ている・・・となるとよく見える場所も限られてしまう。とりあえず芹川の近くで中山道を外れた田園風景の中で一番上り列車がよく見える場所を見つけたのでそこで待機することに。これもとあるサイトでドクターイエローの走行時間が決まっていて定時で走行していることを確認した、京都駅をその時分に発車したとなるともうすぐこの場所を通り過ぎるはずだ。陽を遮るものは何もなく容赦なく差し込む直射日光に意識が朦朧となりそう、遠くから聞こえる新幹線の走行音に耳を澄ませていると、数本やり過ごした後ついに黄色い車体が姿を現した。おお~!これがドクターイエローか!!初めまして、とあいさつをする間もなく列車はほんの数秒で走り去って行った、撮れた写真は2枚だけ、このあっけなさは次回への宿題で解消することとしよう。ドクターイエローを見ると幸せになれるとよく言うが、今更別に幸せになっても仕方がない、ただ見たことで幸せな気分にはなりますね、この勢いで残りの三角点(水準点)巡りを続けて行きましょう。





【199-1 標高=104.7298 m 一等水準点】





【200 標高=104.5528 m 一等水準点】




【200-1 標高=104.6645 m 一等水準点】

中山道へ戻りこの先にある基準点を巡って行く、まずは芹川に架かる橋を渡ったすぐの所にある神社、その後は高宮宿、近江鉄道尼子駅近くと3ヶ所を巡ってそろそろ時間となってしまった。旅の終わりは豊郷町から琵琶湖方面に向かった所にあるJR稲枝駅、輪行で利用する初めての駅だがここはまだ彦根市、鳥居本宿から結構長い距離を走ったが何かお釈迦様の手のひらの中で転がされる孫悟空みたい。帰りの電車代は結構高くついてしまったが、ドクターイエローも初めて見られたことだし満足な気持ちで帰ることとしよう。ドクターイエローに会いに行こう計画はまだまだ続きます、引退が近いですからね、見られるうちに見ておかないと、そのためにはネットに落ちているいろいろな情報を駆使しなければ。さあ、この先その成果を引き出すことができたのか・・・はまた次回以降と言うことで、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち




No.2154 気ままに鉄旅・名古屋編(1)・・・犬山、6年ぶり

2024-10-22 01:56:01 | 文化財
よろしくお願いします。









今回の旅は相棒君はお休み、鉄道旅で名古屋方面に行って来た記録をお送りしていこうと思います、毎度のことながらいろいろと動き回ったので全4回の予定をしています。この日は雨予報で傘を持参、奈良駅からJR関西本線経由で名古屋駅に到着したのですが実は行程はノープラン、さて、どこへ行こうか?名鉄線乗場に行き料金表を見て・・・犬山に決めた、6年前に走ったことがあるがあの時はたくさんの人で右も左も分からない状態だった、どんな町なのか今回は歩きで巡ってみることとしよう。


















名鉄犬山駅に到着、四方から路線が集まる大きな駅でやって来る電車も特急車両から地下鉄接続車両までバラエティー豊か、また旅の駅シリーズで取り上げることにしておきます。改札を出て駅前に出ると観光地の玄関口の駅にしては割と静かな感じ、こんなもんなのかな~、と思いながら駅前から伸びる道を進んで行く。マップで見ると一応この道が観光地に通じる道だが、町中を通っているのでそれほど幅もなく交通量も少ない、こんなもんなのかな・・・、と思いながらコンビニがあったので朝食休憩をとることに。このコンビニから少し行った交差点を右に曲がるとまっすぐ犬山城へと行けるが、付近には登録有形文化財が多いこともあって時間もあることだし左へと曲がって町巡り。古い町並に寺院も多く見所は結構あるのだが、城からは離れているので観光客はほとんどいない、自分(一人称)も旅に来ていると言う格好をしているのではなかったのでまるで地元に溶け込んだかのよう、これが自分(一人称)の特技とでも言ったところでしょうか。






















さっきの交差点へと戻ってきて城へと続く道へと入る、こちら側も古い町並が建ち並びその風景には覚えがある、2018年にも来た所でその時は人がいっぱいで相棒君を周囲の冷ややかな目を気にしながら押し歩いたんだっけ。手ぶら・・・まあ傘は持参しているが・・・の歩きならあれこれいろいろゆっくりと巡れますね、おやおや、何かマスコミが取材が来ているみたい。これ余談ですが、実はこの週が明けた日の『モーニングショー』で犬山にたくさんの観光客が訪れていると言うニュースを取り上げていた、特に外国人観光客が増えていると言うことで、いわゆるオーバーツーリズムの状態になっているとのことらしいです。確かに犬山城は待ち時間20分と看板が出ている、まあ自分(一人称)はお城には興味はないしお金を出すのももったいないので折り返しましたが・・・って雨がポツポツと降って来た。やがて数分できつい降りに変わって来た、傘は持参しているので困ることはない、もう少し犬山の町を歩くこととしましょう、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち





No.2153 チョイ奈良8月編、その2

2024-10-20 18:38:05 | チョイ走
よろしくお願いします。




【1】

【2】


【3】







8月のチョイ奈良2編目、まずは天理市の山の辺の道へとチョイ走り、とは言ってももともとこれは予定外の走り、この日は石川の旅の翌日で本当ならきつい旅の後なのでうちでまったりとしていたいところですが、チョイ走りに出ることになりました。その目的は新しいカメラのデヴュー戦、新しいとは言っても買ったのは昨年の1月のことで、ここまで1年半寝かせることとなりました。今まで使っていたカメラが石川の旅で突然の故障、そんなに突然に壊れることなどないと思う・・・現に3日前の走りでは特に異常もなかった・・・ので考えてみたのですが、輪行バックを担ぐ時にカメラを入れているバッグをはさんでしまったのではないか、と思いました。大概は気をつけているのですが、やはり遠出の旅でテンションが上がってしまったんではないでしょうか、まあこれからは更に気をつけることにしよう。
















【4】








[この花何て名前・・・のコーナー]
【1】ジニア   【2】コットン   【3】ブラシノキ   【4】アカシソ

夏の甲子園が終わると風は秋色・・・とまあ今年はさすがにそうは行かなかったですね、この日も暑い日、二上山方面へ行ってきました。ただ暑いとは言っても風景の色合いには空きがうかがえるよう、二上山も緑の色が濃くなったような気がします。田んぼの稲もかなり背が伸びてきました、来月にはもう収穫でしょうか、この暑さで育ちのタイミングがおかしくなってたりして・・・。おやおや、ヒマワリは何かみんなして_| ̄|○と来ているかのよう、いくら陽の光が好きと言ってもやり過ぎなくらいの日差しですからね、そりゃあ元気もなくなってしまいますわ。そんなわけで近鉄南大阪線が見える場所から当麻寺へ、その後は近鉄当麻寺駅前を過ぎて大和高田市へ、いつものチョイ走りコースなのですが・・・。











大和高田市に入った途端、空は一気に黒い雲に覆われて空からは嫌~な音が聞こえてきました・・・って思うといきなりドカ~ンと来た、これはヤバい、どこかに避難しなければ。光と音の間隔がほとんどなくなり命の危険ささえ感じた、中和幹線沿いのショッピングセンターに逃げ込み何とか難を逃れることができたが、ああ~、怖かった、ホンマ油断してたわ~。天気予報を見ると大和高田市に警報が発令されている、それなのに二上山はどうなのかと言うと上の写真の4枚目、5枚目、青い空に雲が浮かんでいる、たった数キロの距離なのにこの違い?さあ、8月のチョイ奈良が終わった、次は9月だ、ヒガンバナだ・・・って咲いてない、咲いてない、ホント、季節はどうなってしまっているんだ???今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち