まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.2161 和歌山の旅、2024年夏編(2)

2024-11-06 07:06:26 | 文化財
よろしくお願いします。























和歌山の旅後編は和歌浦から始まり、海を眺めて漁港へ行って海沿いの高台を進んで灯台を目指すと言うのがいつものここでのルートですが、今回は今までこの地域で行ったことがない所へと向かいます。漁港へと向かう交差点の横にあるのが紀州東照宮、三角点巡り、旧街道巡りと来てここでは重要文化財巡り、和歌浦は何度も来ているのにここには一度も来たことがなかった。どんな所なのか行ってみることとしましょう・・・と神社についての詳しいことはここ→「紀州東照宮」にてご覧いただくこととして・・・、参道を進んで行くと長い石段が目の前に立ちはだかる、またこのパターンか。境内は写真にある通り、森に囲まれた高台にあってこの灼熱の中です、大した涼しさを感じることもなく薄暗い裏道を下りて駐車場へと戻ってきました。














次に向かったのは紀州東照宮からほとんど離れていない所にある和歌浦天満宮、またこのパターンか・・・と言った感じで今度は道から見える所で長い石段が待ち受けています。暑い中の走りとさっきの石段で足はガクガクになっているが目的は重要文化財巡り、やっぱりこの石段を上って行きます、たださっきの上りよりは急で石段の幅も狭い、高所恐怖症ではなくてもこれは怖い。たどり着いた境内はこれも写真にある通り、これも詳しいことはここ→「和歌浦天満宮」をご覧いただくこととしておきましょう。とにかくここも上りは避けずに克服、こちらは紀州東照宮に比べて境内も明るく山門からは和歌浦の風景を望むこともできる、いろいろと明るいキャラクターが境内を彩っていて若い人たちに受けそうな雰囲気がある。












和歌山市の中心部へと入って紀ノ川大橋を渡って加太を目指す、和歌山に来たら和歌浦と加太はもうセットみたいなもの、この辺りは三角点巡りを中心に進んでいます。時刻はもう夕刻に差し掛かっているが太陽はまだ空高くに位置していて海を照らしつけている、甲子園は3回戦でもう日程も少なくなってきた、決勝が終わり優勝校が決まり甲子園が終わると秋がひたひたと近づいてくる雰囲気を感じるのですが、今年はまさに灼熱の暑さ、秋の訪れを感じることができるだろうか・・・。再び和歌山市の中心部へと戻り旅の終わりは南海和歌山市駅、相棒君を寝床にしまい込み帰りの難波行に乗り込むとスマホのバーチャルのページを開く、早実vs大社の試合が行われている。互いが譲らずのこの試合、厳しい走りと重要文化財巡りで結構疲れていたのですが涼しい車内で眠るのも忘れてしまうほどの試合展開、まさに今年一番の名勝負となりました。さて、和歌山での走りの記録はこれで終わりなのですが今回の一番の目的が三角点巡り、次回はその記録をお伝えする予定です、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち




No.2154 気ままに鉄旅・名古屋編(1)・・・犬山、6年ぶり

2024-10-22 01:56:01 | 文化財
よろしくお願いします。









今回の旅は相棒君はお休み、鉄道旅で名古屋方面に行って来た記録をお送りしていこうと思います、毎度のことながらいろいろと動き回ったので全4回の予定をしています。この日は雨予報で傘を持参、奈良駅からJR関西本線経由で名古屋駅に到着したのですが実は行程はノープラン、さて、どこへ行こうか?名鉄線乗場に行き料金表を見て・・・犬山に決めた、6年前に走ったことがあるがあの時はたくさんの人で右も左も分からない状態だった、どんな町なのか今回は歩きで巡ってみることとしよう。


















名鉄犬山駅に到着、四方から路線が集まる大きな駅でやって来る電車も特急車両から地下鉄接続車両までバラエティー豊か、また旅の駅シリーズで取り上げることにしておきます。改札を出て駅前に出ると観光地の玄関口の駅にしては割と静かな感じ、こんなもんなのかな~、と思いながら駅前から伸びる道を進んで行く。マップで見ると一応この道が観光地に通じる道だが、町中を通っているのでそれほど幅もなく交通量も少ない、こんなもんなのかな・・・、と思いながらコンビニがあったので朝食休憩をとることに。このコンビニから少し行った交差点を右に曲がるとまっすぐ犬山城へと行けるが、付近には登録有形文化財が多いこともあって時間もあることだし左へと曲がって町巡り。古い町並に寺院も多く見所は結構あるのだが、城からは離れているので観光客はほとんどいない、自分(一人称)も旅に来ていると言う格好をしているのではなかったのでまるで地元に溶け込んだかのよう、これが自分(一人称)の特技とでも言ったところでしょうか。






















さっきの交差点へと戻ってきて城へと続く道へと入る、こちら側も古い町並が建ち並びその風景には覚えがある、2018年にも来た所でその時は人がいっぱいで相棒君を周囲の冷ややかな目を気にしながら押し歩いたんだっけ。手ぶら・・・まあ傘は持参しているが・・・の歩きならあれこれいろいろゆっくりと巡れますね、おやおや、何かマスコミが取材が来ているみたい。これ余談ですが、実はこの週が明けた日の『モーニングショー』で犬山にたくさんの観光客が訪れていると言うニュースを取り上げていた、特に外国人観光客が増えていると言うことで、いわゆるオーバーツーリズムの状態になっているとのことらしいです。確かに犬山城は待ち時間20分と看板が出ている、まあ自分(一人称)はお城には興味はないしお金を出すのももったいないので折り返しましたが・・・って雨がポツポツと降って来た。やがて数分できつい降りに変わって来た、傘は持参しているので困ることはない、もう少し犬山の町を歩くこととしましょう、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち





No.2139 東播磨の旅2024年夏編(2)・・・高砂市で文化財巡り

2024-09-18 06:52:14 | 文化財
よろしくお願いします。














兵庫での走りの記録は今回が2回目ですが、まだ走り始めて最初の町である高砂市にいています、前回はこの町で三角点巡りの記録をお送りしましたが今回は文化財巡りです。まずは町のメインストリートとなる道、モダンな造りの建物がいくつか建ち並んでいる、扉の上に高砂商工会議所の文字が掲げられた建物、いかにも明治、大正の雰囲気を漂わせていて周囲に溶け込んでいる。更に南に少し進んだ所にも登録有形文化財の建物があり、町の中心部と言ってもこの辺りは時代が止まっているような感じ。この通りの隣の筋、古い商店街を抜けた所には旧国鉄高砂駅がありその南側は大きな工場群、市の玄関口の駅があった所だが町はほどほどにして発展を止めてしまったかのよう、だからこそ時代を感じる風景を残すことができているのだろう。




















三角点巡りを終えて山陽高砂駅前から加古川沿いの道へと出て橋を渡ってさあ先へ、と思ったがまだ巡ってないエリアがあったのでそちらの方へと向かうことに。高砂神社がある辺りはさっき通ったメインストリートから1本横に入った所だが、こちらは町の人の暮らしがうかがえる感じ、町並の中に入ると早速登録有形文化財の町家が旅人を出迎えてくれます。駐車場前には観光案内の看板が立っていて、狭いエリアでも見所はたくさん、一手に集中しているので自転車でもほんの数分で巡りは終わってしまう。高砂神社を通り抜けると赤レンガの倉庫、これもまた時代を感じる建物だがここまで市内をいろいろな見所を巡ってきてどこもむやみやたらに観光に走ってないのが好感が持てる。周辺は明石、加古川、姫路とアクの強い町が囲んでいて新幹線にもJR線にも見放された町、それでも高砂市はこの先も知る人ぞ知る観光地として生き残っていくことでしょう。















さて、走りの方は加古川を越えて加古川市へ、更に国道250号線を進んで行くと明石市、しかしこうも暑いとやはり涼が欲しくなるもの、と言うことで海を見に行くことに。山陽電鉄東二見駅の先の交差点を入って進んで行くと海へとたどり着いた、暑い暑い・・・とは言っても波の音が聞こえてくると気持ちも落ち着いてくる、と思ったら本当に涼しく感じられるようになってきた。海のない県に住んでいるからかも知れないが、ここで感じられる涼しさは本物だ、うらやましい~、と言うことでしばらくは右手側に海を見ながら走ることに。この道は以前万葉歌碑巡りやその他で何度か走ったことがある道、写真にある酒造会社や沿道にある寺院神社も、もちろん海の風景も覚えのある所です。海からの涼しい風を感じながらしばし暑さを忘れての走り、やがて明石市の中心地へと差し掛かります、さて、最終目的地はどこにしようか、せめて目の前に薄っすらと見えている明石海峡大橋はくぐりたいところだが・・・、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.2123 福井の旅(7)・・・武生で文化財巡り

2024-08-16 20:54:26 | 文化財
よろしくお願いします。














福井の旅は2日目に入り前回は福井鉄道北府駅だけで1枠を費やしてしまいました、最終目的地の敦賀まではまだまだかかりそうですが歩みがのろいのはもう毎度のこと、ご了承ください。北府駅を後にしてやっと町中へと入って行きます、ここからはスマホの地図サイトを頼りに文化財の印が付いた場所を巡って行くこととなるのですが、その印は結構な数で狭い範囲に集中するかのようについている、これはちょっと骨が折れそうだ・・・。地図を見ると寺院や神社が多そうだが登録有形文化財となると1番目のゾーンでは写真2、3枚目の建物と5、6枚目の建物、更に町を巡ると時代を感じる古い様式の店舗をよく見かける、ここは文化財に捕らわれずに気になった風景は片っ放しに四角い枠に収めて行くこととしよう。














まるで迷路のような道に寺社や登録有形文化財の建物があって、まだ朝早くて人の姿もまばらな武生の中心部を右へ左へと行ったり来たり。JR武生駅へと至るメインストリートに入ると旧北国街道との交差点には大きな道路元標が立っている、ここが町の交通の中心部となる所か。通りは商店街になっていてその中でも時代を感じるモダン風な建物、今は洋装店である所は、元は福井で2番目に建てられた百貨店と言うことで登録有形文化財となっている。更に交差点を越えて駅の近くへと行くとこちら側にも時代を感じる建物が、玄関には大きなひさしの上には陰に隠れて見えにくいが「堂会公生武」とある、もちろんこれも登録有形文化財。ここまで町中を行ったり来たりで結構時間を食ってしまった、武生はまだまだ回りたいところがあるのでこの周辺では残り二つ、メイン通りの南にある陽願寺と聖徳太子堂を巡ってこの界隈を離れることにした。武生と言うと今・・・はもう旬が過ぎ去ってしまった感があるが・・・盛り上がっているのが紫式部が住んでいたことがあった所、次回はその紫式部に因んだ場所を取り上げてみようと思います。





















福井の旅も7回目となったわけでまだまだあと数回続くのですが、この旅が終わった後ですぐに夏の石川の旅の手配をしました。旅まで3ケ月あるのでその間に福井の旅の記録を終わらせたかったのですが、まあ案の定となってしまいました。石川県は元旦に大きな地震があって、今年の初め頃はここを走ろうと言う気は全然なかったのですが、JRの北陸新幹線開通のCM・・・東京スカパラダイスオーケストラの演奏で3県の人たちが躍っているCM・・・を見て、ああ~、何かここの人たちは頑張っているんだなあと気持ちが動かされて行きたくなったんですよね。福井はまだ近いからいいけど石川となるとちょっとやそっとでは行けないなあ・・・、とそれならいっそのこと新幹線を利用するか、と言うことでとんとん拍子で計画は進みました。旅は昨日(15日)に終わったのですが、いやあ~、もう暑さに苦しめられた旅でした、きつかったですねえ~、その記録についても写真のまとめができ次第お送りしていきたいと思います。もうこれは年末までかかる案件になりそうですが・・・、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.2116 久しぶり、京都で文化財巡り

2024-07-31 09:07:51 | 文化財
よろしくお願いします。





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京都の走りは3月以来、滋賀には毎月行っているのですが京都となると人も車も多くてなかなか中心部へは足が向かないんですよね~。ただ今回はある目的があって京都へと出向きました、題して「DYAI計画」、何かまたしょ~もないこと始めたんか・・・と思われそうですが。AIと言っても人工知能とは違いますよ、ドラマで松雪泰子が「アイ」とか言ってボケていたけどニュアンスはむしろそちらの方が近そう、この件については次回の京都走りの記録でお伝えしようと思っています。さて、走りの方は府道22号線から京田辺市で自転車道へ入る、見晴らしのいい風景、田畑にはヒマワリやハスが咲いている、この日は7月に入ったばかりで梅雨明けにはまだまだと言ったところだが季節は確実に夏へと向かっています。





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[この花何て名前・・・のコーナー]
【1】ムラサキツメクサ   【2】カンナ   【3】ヒルザキツキミソウ  
【4】センニチコウ   【5】ハナミズキ

八幡市からは三川合流に架かる橋を渡って大山崎町へ、いつもの歩道橋で新幹線の写真を撮ってからは西国街道を長岡京市、更に進んで向日市へと差し掛かる。更に更に北へと進んで行って京都市に入って、そのまま進んで行って阪急松尾大社駅の踏切を渡った所で自転車道へと入る、もう嵐山は目の前、京奈和自転車道のスタート地点を過ぎて桂川沿いの公園へと入ると、ああ~、やっぱりここは人が多いわ~。バスに煽られながら渡月橋を渡り切り信号を渡ると嵐山のメインストリート、ここはもう人、人、車に人力車、無理はせずに自転車を押し歩きで進んで行く。人の多い所は苦手、ちょっとだけ静まり返った嵐電嵯峨駅で電車の写真を撮った後は三条通へと出て太秦へ、もちろん太秦広隆寺駅でも電車を撮影です。駅前の信号を渡った所にある大きな山門は駅名にもある広隆寺、ここは文化財巡りと言うことで境内へ、大きくて立派な寺院だが中はひっそり、暑さで人がいないのか忘れられた観光名所と言ったところなのか・・・、まあどこもそこも人でいっぱいと言うことはないようです。
















太秦からは北へと進んで宇多野、御室方面へ、国道162号線ときぬがけの路が交差する所にある福王子神社は本殿、拝殿、鳥居が重要文化財、まあ鳥居は写真に撮らないですけど。この道沿いには仁和寺、龍安寺、金閣寺と大きな寺院があるがそこは今回は時間の関係でスルー、ちなみに金閣寺は世界遺産ではあるのですが建造物には国宝も重要文化財でもないんですよね、まあ観光客にはそんなことどうでもいい話ですが。鞍馬口通から鴨川、出町柳を経てたどり着いたのが京都御所の横を通る寺町通にある蘆山寺、重要文化財の建物があるわけではないのですが山門前には紫式部邸宅跡の碑があったので立ち寄ることにしました。この日の前の大河では紀行でこの寺院が紹介されていました、桔梗が咲いているとのことだったがその庭園は有料で人もいっぱいだったのでここは見送ることに、まあ時間もなかったことですので。そんなわけでなぜそんなに時間を気にしているのか、それがDYAI計画なのです、その場所である京都駅へ急ぐことに、その辺りの話については次回でのお送りとしておきましょう、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち