まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.2214 京都駅付近で重要文化財巡り

2025-02-19 09:16:59 | 文化財
よろしくお願いします。


















12月に京都に行ったのはドクターイエローを見るためだったのですが、その時には文化財巡りも兼ねていました。この日は相棒君は使わず歩きでの巡り、ドクターイエローを見るために時間にも制約があったのでそう遠くへ行くわけには行きません、そんなわけで歩いたのはほぼ京都駅周辺、それでも巡るべく文化財はたくさんあります、もう全部名前の知られた所ばかりです。まずは近鉄東寺駅を下りて、もうそのまんまですね、まず目指したのは東寺です、九条通を西へと進むと大きな五重塔が見えてくる、木造建築の五重塔では日本一の高さと言うことで2番目になる興福寺の五重塔を誇りとしている奈良県民にはちょっとコンプレックスを感じる建物です。西口の山門をくぐると五重塔や金堂が見えているがそれらは柵の向こう、そちら側は拝観料を支払って入る区域なので真正面から見ることはできない、まあ無料でも十分見ることができたからそれでいいか。

















いつもは自転車で走る大宮通、今回は歩きで新幹線とJR東海道本線の高架下をくぐる、梅小路公園を巡った後は七条通を進んで次の目的地へ。たどり着いたのは西本願寺、仏教に全く詳しくも興味もない自分(一人称)でもこの寺院が浄土真宗の寺院と言うのは分かります。ただこの寺院の東側にはこの後訪れることになる東本願寺があります、西と東となると旧ドイツやベルリンの壁の壁など、どうも何か穏やかでないものを感じてしまいます・・・、と言うことで調べてみました。西本願寺は浄土真宗本願寺派の本山、一方の東本願寺は真宗大谷派の本山に当たり区分されているとのこと、同じ本願寺の名前を持ちながら西と東で別物なんですね、そのためか西本願寺は「お西さん」と呼ばれているそうです。もちろん東本願寺は「お東さん」と呼ばれているとのことですが、宗教にはほとんど詳しくも興味もない自分(一人称)からすると西本願寺は玄人志向、東本願寺は一般大衆思考と言ったイメージです。














同じ名前でありながら宗派が2つに分かれてしまった経緯は戦国時代にさかのぼるとのこと、そこには例の三英傑が関わっていて、信長が撒いた火種を秀吉と家康が片付けたと言ったところでしょうか。でも自分(一人称)のような何も知らない観光客や外国人観光客にはそんなことはどうでもいいこと、自分(一人称)はただただ箔のついた文化財を巡るだけのことです。西本願寺を出て東本願寺へは正面通を進んで行く、その古風な町並の通りの中にいきなり写真にもあるように東京駅みたいな大正モダン風の建物が現れる。これは本願寺伝道院と言う建物で僧侶の研修、教育を目的とする場所だったとのことです、建物はもちろん重要文化財でありそれを囲むようにある動物の彫刻も文化財とのこと、「映える~」とか言って悪さをしたら捕まりますよ。正面通りをジグザグに進んで東本願寺、ここは前にも来たことがあるので巡りはサラリと、さあ、ドクターイエローの時間が近づいてきました、行かなければ・・・、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.2203 香川日帰りの旅(2)・・・文化財がある駅、ある町

2025-01-26 21:01:04 | 文化財
よろしくお願いします。

















香川日帰りの旅は今回が2回目、前回は宇多津駅から走り始めて丸亀駅付近で文化財巡り、その後は多度津町に入った所で終わりました。多度津と言えば四国の鉄道の要所で予讃線と土讃線が分岐する駅がある町、そうなると電車で訪れたいところですが今回は自転車で、電車で訪れるのはこの日から58日後となります。駅前には構内を見渡せる公園があり、しばらくの時間はそこでやって来る電車の写真を撮ります。四国のエース的存在となるとやっぱり岡山、高松と松山を結ぶ特急か、自分(一人称)も乗ったことがあります、その特急が上下線にやって来てさすが四国のターミナル駅だと言う雰囲気を漂わせている。でも自分(一人称)がこの駅に相棒君と訪れたのにはまだまだ別の目的があったから、風情のある駅舎を四角い枠に収めてすぐの所にあるその場所に行ってみましょう。












駅舎のすぐ横に立っている丸い石造の筒、見るからに給水塔と分かります。車庫のある駅ではよく見かけるものですが、これまでで訪れた所で思い当たるのは天竜浜名湖線で2駅あってその両方ともが国の登録有形文化財、そしてこの駅の給水塔も登録有形文化財・・・なのですが、この訪れた数日後に撤去されることが決まってしまいました。老朽化、耐震性の問題で決まってしまったことらしいが、どうなんでしょうねえ、国が指定した文化財を壊してしまうのはねえ。そしてこの駅にはもうひとつ登録有形文化財が、駅から外れた所にある転車台、しかしマップの印が付いている場所に来てもそこからは住宅と変電所があって実物を見ることができない。場所を変えて地下道を渡って線路の反対側へと行くと、そこからは電車が通る線路の向こうに転車台が見えた、こちらは撤去の憂き目を見ないように願いたいところです。




















多度津は以前福山とフェリーで結ばれていて、それに乗ってこの町に来たことがあるがその時の記憶はほとんど残っていない、まあ今回が初めて見たいなものです。マップには登録有形文化財の印が多く付いているが、その多くはJR多度津工場敷地内で表からは見ることができない、その工場へと通じる線路があったがその先に続く工場は様子を見る以下同文。短時間で多度津の町をサラリと巡って次に目指すは善通寺、何度か来たことがあってこの町で宿泊したこともある。五重塔でお馴染みの善通寺はこの日はイベントが行われていて境内はたくさんの人で賑やか、ここも文化財巡りで訪れたのだがこの騒々しさではそれどころではないな。さて、気を取り直して次の町、琴平を目指すこととしよう、さすがに日帰りとなるとのんびりしている時間はないな、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.2193 バッテリーズよ、これが世界遺産だ

2025-01-06 08:32:19 | 文化財
よろしくお願いします。


「大阪に大仙公園て有名な公園があんねん」「公園!ええやん」
「横にめっちゃでっかい鍵穴みたいなんがあって」「鍵穴!」
「お墓やわ」「もうええって、もう誰も死なんといてえ~」↓↓↓







昨年の話になりますがM1は令和ロマンが2年連続のグランプリ、もちろん史上初ですが緻密に計算された戦略があったのでしょう、見事な防衛となりました。そんなチャンピオンが奈良テレビでしか見られないローカルCMに出てるんですねえ、それも奈良出身の元NMB48といっしょにです、やあ、よく出てくれたと思いますわ~。以前はNMB48だけで粛々とやっていたCM、元巨人の桑田真澄氏が出たこともあったが、アインシュタインや見取り図クラスで十分だったのがまさかのM1チャンピオン登場です、ホンマ奈良のために働いてもらってありがたいことです。





























そんな令和ロマンを最後の最後まで追い詰めたのがバッテリーズ、海原ともこが言っていた「しょ~もないもん」と言うのはまさにこれや、と言った感じで何も考えないで面白かったら笑える漫才で令和ロマンの得点を上回って来ました。自分(一人称)はこのコンビのことは全然知らなかったので・・・、あ、またまた余談ですがジョックロックも知らなかった、智辯和歌山の人はこのコンビ応援してたのかな。ちなみに自分(一人称)はダイタクを応援してました、ダイタクヘリオスのファンだったんで、と言ってもコンビ名は馬とは関係ないみたいですけどね。で、バッテリーズ、全然知らなくて初めて見たのですが単純明快なネタは単純に面白かった、ミルクボーイのコーンフレークと同じくらいに衝撃的でしたね、これは令和ロマンの牙城崩せたか、と思ったのですが・・・。












やっぱり令和ロマンは強かった、確かにめっさ面白かったもんね、タイムスリップのネタ。一方のバッテリーズは世界遺産のネタ、面白かったんだけど緊張していたのは素人が見ても分かるくらいでした、そりゃあ先にあのネタを見せられたらプレッシャーも半端なかったでしょう。もし2本目のネタを2番目がバッテリーズ、ラストが令和ロマンだったら逆転もあったのでは・・・、ミルクボーイもファイナルはラストを取りましたからね、やはりライバルを先に見てから、と行きたいところでしょうが歴戦の雄にはそれが通用しなかったと言ったところでしょうか。でも王者を最後まで追い詰めたバッテリーズの世界遺産ネタも面白かった、まさか最後にめっさ地元をネタに持ってくるとは思わなかったが、まあお墓ばかりではない世界遺産を並べておきました、家族を連れて行ってあげてください、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち




No.2192 石清水八幡宮

2025-01-05 22:18:56 | 文化財
よろしくお願いします。















今回はタイトルにあるように石清水八幡宮なのですが、もちろん初詣で行ったわけではありません、そもそも神も仏も信じない自分(一人称)が参拝など行くわけありません。ただ自分(一人称)は結構なビビりです、神や仏は信じなくても物から受ける畏れはあります、例えば神社の鳥居や宗教施設の建物、笙の音色とかその他諸々、やっぱり宗教関係が多いですかね。自分(一人称)が神社や寺社に訪れたりここで取り上げているのはあくまでも文化財巡りが目的、参拝など滅多にあり得ないことです、まあ罰当たりが過ぎるやも知れませんけどね。そんなわけで今回も奈良から府道22号線を進んで八幡市へ、このまま三川を渡って京都市に行こうとも思ったのですが、たまには行ってみてもいいだろう石清水八幡宮、と言うことで駅前の駐輪場に相棒君を置いて神社へと向かいます。














京阪八幡市駅・・・とは言わないんだった今は石清水八幡宮駅、そのままやな~、その駅前にそびえているのが男山、神社はこの山の上にあるのは分かっている、さあ、山登りです。急な石段の上りから始まり緩やかになったと思ったら先までまっすぐ延々と続いているかのよう、所々分かれ道はあってもどっちにしても行先は同じ、とりあえず地道に一歩一歩上り詰めていくと折り返して参道があってその先の南総門にたどり着く。そこを抜けると・・・と言っても総門はこの時工事中、脇の仮入口から境内へと入りました、ちなみに余談ですが2年近く続いたこの改装工事が終わったのはこの2週間後、今は美しい総門がお目見えしています。境内、本殿の様子は上の写真にある通り、ちなみにこの本殿は国宝、本殿を取り囲むようにある摂社は重要文化財となっている。



















境内を抜けて裏手の竹やぶの中の道を道標に沿って歩いて行くと展望台へとたどり着く、ここからは京都市内が一望できると言うことだが、京都タワーや京都競馬場も見えますねえ。竹細工がたくさん飾られていてこの場所を彩っている・・・って竹は無色だから彩りはないか、でも地域の人たちがこれらの竹細工や周辺の環境整備などに尽力されているとのこと、ここの見所は石清水八幡宮だけではありません。自転車でも下りは苦手だがそれは歩きでも同じ、そんなわけで下山はケーブルカー利用としました、まあ一度乗ってみたいと思っていましたからね。運行は15分ごとで下からやって来た便もたくさんの乗客なら、ここから乗る人もいっぱいで車内は立ち客も出るほど、自分(一人称)は何とか座れたが何か疲れていたのか寝不足のせいでもあったのか、ほんの3分の乗車時間でも眠ってしまっていた。相棒君の元へと戻り再び走り始めようとしたら風がきつく吹いて来て急に冷たい雨が降って来た、神社に行ってもお参りしなかったから罰が当たったか、まあそんなことはないだろう・・・、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.2161 和歌山の旅、2024年夏編(2)

2024-11-06 07:06:26 | 文化財
よろしくお願いします。























和歌山の旅後編は和歌浦から始まり、海を眺めて漁港へ行って海沿いの高台を進んで灯台を目指すと言うのがいつものここでのルートですが、今回は今までこの地域で行ったことがない所へと向かいます。漁港へと向かう交差点の横にあるのが紀州東照宮、三角点巡り、旧街道巡りと来てここでは重要文化財巡り、和歌浦は何度も来ているのにここには一度も来たことがなかった。どんな所なのか行ってみることとしましょう・・・と神社についての詳しいことはここ→「紀州東照宮」にてご覧いただくこととして・・・、参道を進んで行くと長い石段が目の前に立ちはだかる、またこのパターンか。境内は写真にある通り、森に囲まれた高台にあってこの灼熱の中です、大した涼しさを感じることもなく薄暗い裏道を下りて駐車場へと戻ってきました。














次に向かったのは紀州東照宮からほとんど離れていない所にある和歌浦天満宮、またこのパターンか・・・と言った感じで今度は道から見える所で長い石段が待ち受けています。暑い中の走りとさっきの石段で足はガクガクになっているが目的は重要文化財巡り、やっぱりこの石段を上って行きます、たださっきの上りよりは急で石段の幅も狭い、高所恐怖症ではなくてもこれは怖い。たどり着いた境内はこれも写真にある通り、これも詳しいことはここ→「和歌浦天満宮」をご覧いただくこととしておきましょう。とにかくここも上りは避けずに克服、こちらは紀州東照宮に比べて境内も明るく山門からは和歌浦の風景を望むこともできる、いろいろと明るいキャラクターが境内を彩っていて若い人たちに受けそうな雰囲気がある。












和歌山市の中心部へと入って紀ノ川大橋を渡って加太を目指す、和歌山に来たら和歌浦と加太はもうセットみたいなもの、この辺りは三角点巡りを中心に進んでいます。時刻はもう夕刻に差し掛かっているが太陽はまだ空高くに位置していて海を照らしつけている、甲子園は3回戦でもう日程も少なくなってきた、決勝が終わり優勝校が決まり甲子園が終わると秋がひたひたと近づいてくる雰囲気を感じるのですが、今年はまさに灼熱の暑さ、秋の訪れを感じることができるだろうか・・・。再び和歌山市の中心部へと戻り旅の終わりは南海和歌山市駅、相棒君を寝床にしまい込み帰りの難波行に乗り込むとスマホのバーチャルのページを開く、早実vs大社の試合が行われている。互いが譲らずのこの試合、厳しい走りと重要文化財巡りで結構疲れていたのですが涼しい車内で眠るのも忘れてしまうほどの試合展開、まさに今年一番の名勝負となりました。さて、和歌山での走りの記録はこれで終わりなのですが今回の一番の目的が三角点巡り、次回はその記録をお伝えする予定です、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち