まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.868 今年も赤と緑の交響曲(4)・二上山、彼岸花、近鉄電車

2017-11-30 08:12:13 | ふうけい
おはようございます。














「赤と緑の交響曲」シリーズ、9月の祝日に彼岸花が咲く風景を求めて明日香村へ、その後当麻寺方面へと向かい二上山が大きく見える場所へとやって来たのが前回のことでした。走りはいよいよ最終編へ、二上山に沿う道を走ると寺院があり周辺には彼岸花がいっぱい、コスモスもちらりほらりと咲いている、そこから国道166号線を越えて田園風景の中の道へと入り、いつものあの場所へと向かいます。


映画『天使のいる図書館』のロケ地となった畦道、バックには近鉄電車と二上山、道端にはたくさんの彼岸花、稲は背が高くまで実って頭を垂れている。見る場所によっていろいろと形が違って見える二上山だが、ここから二つの山頂が重なったように見える二上山が一番いい姿に見える。その手前を通り過ぎる近鉄南大阪線の電車・・・とここはもう無粋な文章はいらないでしょう。



























今回ここに貼った写真は先行公開でフォトチャンネルでお送りしたものをそのまま使いました、いつもは長々とくどい文章で枠を進めて行くのですが、この風景には余計な文章はいらないし、前に書いたのと同じ文章になってしまうだけです。最後はこの場所を離れ、更に二上山が近くに見える近鉄二上神社口駅付近へ、彼岸花を巡る走りは今シーズンはこの日だけでした、最後は存分にその花の姿を収めました、もう少しだけご覧いただけるでしょうか・・・











また次回もお付き合い願えたらありがたいことです、今回はここまでとしておきましょう。         まちみち




No.867 しまなみの旅(3)・・・向島

2017-11-29 10:53:40 | 瀬戸内
おはようございます。













しまなみの旅第3弾、前回は前後編で尾道の町を巡りました、駅前のフェリー乗場から向島行きのフェリーに乗り込みいよいよ島巡りの旅が始まりました、今回もテンションを高めて進めて行きましょう。
前方に見える島がこの先の楽しみな気分を盛り上げてくれる、ほんの数分の船旅・・・なんて言うと通勤通学で普通に使っている人やしまなみの旅のほんの一部と思っている人から「これを船旅って言うか~」と言われそうだが、船に乗ったら、波の上ではどんな距離でも時間でも自分(一人称)にとっては船旅です。フェリーを下りて料金を払って向島に上陸、まずは定番と言うべき乗場の横で尾道の風景を四角い枠に収める。以前ここで撮った尾道水道と町の風景の写真がとあるサイトで使われたことがあった、こんなへったくそな写真でいいんかな、と思ったがここは可愛い子には旅をさせよってな感じ、無断使用を嫌う人が多いようだが自分(一人称)は悪用さえされなければOK、自信にもなります。先へと進んで国道317号線へと入り、すぐに国道と分かれて真っ直ぐ県道を進んで行く、正規のしまなみルートは国道の方になるが自分(一人称)はいつもすぐに海が見ることができる県道377号線を行くことにしている。最初は普通に民家が建ち並ぶ風景、その後田園風景が広がりやがて海が見えてくる、その向こうに見える島は岩子島、この島も前に1度走ったことがある、『海の上の診療所』のロケ地になった神社に行ったんやったなあ。
いや~、天気に恵まれて良かった~、休日と言うことでたくさんのサイクリストがビュンビュンと飛ばしている、別にそんなに急がんでもいいやん、せっかくいい風景が広がっているんやから、ここはゆっくり行こうよマックイーン(By 杉本清)ですよ。家族連れで走っている人もいます、両親が2人の子供を前後で挟んで走っている、疾風の如く駆け抜けるのがかっこいいと思う人たちがどう思うかは分からないが自分(一人称)にはいい光景に見えた、子供たちにいい思い出を作ってあげてください、自分(一人称)もいい思い出作るよ~と言うことでお先に失礼、走りはますます快調に・・・。









向島の走りもいよいよ後半、海がずっと見える所を走っている、途中に休憩所があるので写真を撮るために寄って行くが、ここではたくさんのサイクリストが休憩していた。自分(一人称)の目的は海の向こうに見えている因島の先っぽにある灯台、望遠機能を駆使するとここからでは小さくしか見えない灯台がくっきりと見える。因島にあるのだから現地で近くで見るのがもちろん一番いいわけだが、あまり時間がないし灯台まで行くには結構遠回りしなければいけない、と言うことでここから見える風景だけで十分、ちょっと形に特徴のある灯台とその他の施設には文化財に指定されている建物もある。















次に渡る因島大橋も大きく見える、橋への入口は一旦この橋の下を通り過ぎなければならない、それにしても真下から見るとまた巨大な橋だな~と思う。一番最初にしまなみを走った時にはあんな高いところまで行かなければならないのか、とも思ったがそんなことは上り口に入るとこれからの楽しみのことばかり考えて忘れてしまう。ホント、それにしても自転車で走っている人が多いなあ、9月の休日は台風が連続で来たりして走りに行くことがあまりできなかったが、みんなその飢えと恨みを晴らすかのようにこの晴天の下を走っているかのよう。どちらかと言うと上り派の自分(一人称)だからこの上り坂でも何台か追い抜いた、でもやっぱりいい自転車に乗っている人には抜かれてしまう、まあ抜きつ抜かれつ反対側からのすれ違いもを繰り返して橋の入口へとたどり着く、『こころ旅』で火野正平が箸を渡れないと言って土下座した所です。高所恐怖症の人にとっては確かにしまなみ海道はあまり走りたくないところかも知れないが、因島大橋は上が自動車道で歩行者、自転車道は両側を柵に囲われているので真ん中を走っていたら案外景色は見えない・・・と言っても怖いものは怖いか、無理強いはできないか、自分(一人称)は風景が見えないからこの柵が邪魔で仕方ないんだけどねえ。さて、この旅一つ目の橋を渡って2番目の島、因島へと差し掛かって行きます、旅はまだまだ前半戦、快調な走りはもいよいよこれから本領発揮と行きたいところですが続きはまた次回、お付き合い願えたらありがたいことです、今回はここまでとしておきましょう。        まちみち



No.866 『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』と叡電宝ヶ池駅

2017-11-28 10:04:25 | 日記
おはようございます。












先週の土曜日、秋の京都へと行ってきました、まあ自分(一人称)の旅は食を楽しむとか紅葉を愛でるとかそんなのではないのですが、それでも一応定番の嵐山は寄って来ました。今回の走りには明確な目的があって、それはこれ↓↓↓



この前wowowでやっていたのを見たのですが切ない物語でした、劇場で見なくて良かったわ、まあ~泣けて泣けて仕方なかった。「な~んや、スイーツな映画で泣くんか」って言われそうですが、どんな映画でも記号など関係なしに真っ白な気持ちで見たら楽しめるものです、この映画も最初は普通のラブストーリーと思って見ていたが、途中から物語に引き込まれてきて・・・あらすじなどについてはこちらをご覧なってください。まず上に貼った写真はこの映画のロケ地になった所、京都って殺人事件ばかり起こっている所ではありません、この映画ではほぼ全編に渡って京都の風景が切ない物語に色を添えてくれていました、それぞれが物語の中でどのような風景となって出てきたかはロケ地マップがあるのでそこを見てください。








タイトルがまあ意味ありげな感じですが、ネタバレをするとこう言うこと↓↓↓



まあファンタジーな物語なので所々で辻褄が合わない所もあるのですが、そんなことはもう言わぬが何とかです。上の写真は主人公の「ぼく」が5歳の時にヒロインの「きみ」に助けられる宝ヶ池、その時の「きみ」は35歳、「ぼく」がこれからたどっていく未来を過去として生きてきたこととなります。ちなみに「ぼく」と「きみ」にはそれぞれ役名はあるのですが、今回はこの呼び名で進めて行くこととしておきます。二人は20歳に出会って1ヶ月の間に同じ時間を過ごすわけですが、その時も時間の流れはお互いに逆になっている、映画の冒頭で「ぼく」は電車の中で「きみ」に一目惚れしてしまうわけですがその時は「きみ」にとっては最後の時間、最初は何気なく見ていた物語は「ぼく」視点なのですが、これが最後の30日目が終わったところで「きみ」視点に変わって、彼女にとっての30日が始まって行くことになる、物語に出てくるあの時の出会い、涙、予言、ハヤシライスの隠し味がひもを解くように「きみ」によって語られていきます。


「ぼく」にとっての30日目、最後の場面がこれから下に並べる叡山電鉄の宝ヶ池駅のホーム、ベンチに座って二人で話しているのですが24時の電車が行き過ぎると彼女は消えてしまいます。5年後、25歳になった彼は29日目に描いた彼女のデッサンを15歳の「きみ」に渡す、これが「きみ」の5年後(5年前)の約束となって20歳になった時に彼と会うことになって、そこから彼女にとっての30日が始まる・・・と言う形から物語は結末へと向かって行きます。












物語に印象的な形で出てくるのが叡山電鉄、宝ヶ池駅はぜひ押さえておきたいと思って行きました、前に各駅巡りでも訪れたことがある駅は無人駅で構内踏切は自転車でも通れることも確認していた。30日目、彼にとっての最後の時間二人が座っていたのは真ん中のホームのベンチ、行ってみようと思うと先に女の子二人組がやっぱりこの映画が目的らしく、そのベンチを写真に撮っていた。ベンチには上の写真のある通り福士蒼汰と小松菜奈のサインがあって、自分(一人称)は向かいのホームからそれを狙ったが、女の子たちが自撮り棒で撮ったり腰かけたりで邪魔して写真を撮らせてくれない。しばらく時間をおいて再度、今度は二人のサインが描かれたベンチを四角い枠に確保することができた、サインの横にある日付は伏見稲荷で行われたヒット祈願のイベントがあった日らしい。

監督の三木孝浩氏は『陽だまりの彼女』や『青空エール』でもお馴染み、この映画も三木監督らしい作りと言うのはよく分かる気がしました。彼女との最後と言う辺りは『陽だまりの彼女』とイメージがダブるのですが、そちらはその別れのシーンに結構時間をかけていたのに比べて、この映画ではさっきも書いたようにあっけなく、24時の電車が行き過ぎて彼女が消えていると言うことで終わってしまう。それはこの映画がここで終わると言うのではなく、ここからが彼女のターンになることを表しているから、「きみ」が語る30日はここまでのシーンが逆回しになって最後、この映画の冒頭の電車内で「ぼく」が「きみ」に一目惚れするところで結末を迎える。その「きみ」を演じたのがさっきも名前を出した小松菜奈さん↓↓↓



映画『渇き』やwowowのドラマなどで結構際物なイメージがありました、前にNHKのドラマにも刑事役で出てました、まあこのドラマはのせいでしばらく再放送はないだろうな、『のだめ』もどうしてくれんねん!他に『黒崎くんの言いなりになんてならない』『ヒーローマニア-生活-』『溺れるナイフ』などでもヒロインを演じていましたが、この映画の小松菜奈は良かったなあ~。違う世界から来たと言う以外には普通にどこにでもいる女の子、どこか淋しそうな憂いを含んだ目をしているが表情が豊かで、こりゃあ福士蒼汰でなくても好きになっても仕方ないだろうなあ。彼女、とにかくうまいの一言に尽きる!あまり民放のドラマに出ない辺りが二階堂ふみや橋本愛と言ったところとイメージが重なるが、テレビでよく見るような安っぽい女優にならないでこの先も頑張っていってほしいところです。ああ~、相変わらずこういう話をすると長くなってしまいますねえ、僕の悪い癖、また次回もお付き合い願えたらありがたいことです、今回はここまでとしておきましょう。          まちみち


No.865 三重の旅夏編(2)・津市

2017-11-28 02:26:40 | まち
おはようございます。


朝ドラ『わろてんか』も始まってもう2ヶ月が経とうとしています、自分(一人称)は前にこのドラマ、イマイチ面白くないと書いたのですがその時はまだ始まったばかり、競馬で言うとゲートが開いてまだ位置取りが決まらないまま1コーナーに差し掛かった所と言う感じでした。ドラマが面白くなるには流れを変えてくれる人、『とと姉ちゃん』では唐沢寿明がそんな感じでしたが、そのような人が必要と前に描いたことがありましたがこのドラマでも出てきましたねえ、ごりょうさん役の鈴木京香です。この人の登場でドラマがギュンと面白い方へとペースが変わったような気がします、いじめ役かなと思ったがそうではなく、自分が苦労してきた分一環とした商売に対する持論を持っていて、それを嫁としては認めないとしてもきっちり主人公に教え込んでいく姿は、退屈な流れだったこのドラマにいい風を吹かせてくれた気がしました。残念なのはごりょうさんが・・・あの~、話が逸れてしまいますがごりょうさんと言うとどうしても『あっちこっち丁稚』の山田スミ子を思い出してしまう、で、そのごりょうさんが怒って大声を出すと赤ふんどしが出てきて・・・って何の話やねん、残念なのはそのごりょうさんが先週の終わりでアメリカへ行ってしまったこと、ドラマの流れをキッチリと面白い方へと変えてくれた鈴木京香がいなくなったのは残念だが仕方ないこと、せっかく面白くなってきたので、今度は若い人たちでその流れをキッチリと守って行ってほしいところです。
ちなみにこのドラマ、主演の葵わかなと広瀬アリスが『相棒』に出たことがあると言う話を前にしましたが、てんの妹、りんちゃんも『相棒』に出ていたんですねえ、この間wikiを見ていて初めて知りました、season14の第2話で冠城に刑事である父親の死について調べてほしいと頼んでいた女の子がそうでした。ついでに高橋一生も、あの「ウインパティオ」の前後編とその続編で3回も出演してました、犯人役やったけどね、さて、本文行きましょうか↓↓↓












夏の甲子園を耳のお供に三重の旅夏編、津市へと入りました、前回は関宿から伊勢別街道を進んで椋本宿までやって来ました。古い町並が展開する宿場町ですがここはいわば鉄道空白地帯、近鉄とJRがカタカナの「コ」の字のように通っているがその口の開いた部分に当たるのがここ椋本、交通手段は路線バスしかないので目立った観光地ではないが、そんな場所が旧街道の雰囲気が漂う宿場町と言うのに一番似合う所とでも言った感じ。ここは特に狙いも定めずに目に映った風景を四角い枠に確保しながら先へと相棒を進めて行く、その後たどり着いたのがJR紀勢本線の一身田駅、ここは前に各駅巡りでも訪れたことがある駅、無人駅だが重厚な造りの駅舎はまだまだ健在だった。耳にしている甲子園の方は神村学園vs京都成章戦、京都が9回に本塁打で同点に追いついた、試合は面白くなってきたがやっぱりここは近畿の学校に頑張ってほしい、と思っていたがその裏、神村学園がサヨナラ勝利、京都成章の19年ぶりのリベンジとはならなかった。












一身田駅前を通っているのが伊勢別街道、ここはそのルートをたどって先へと相棒を進めて行く。JR線に沿っていた道は途中で左へと折れて次に伊勢鉄道の高架下を通り過ぎ、やがて近鉄名古屋線が通る所へとたどり着く、写真1枚目にあるのは江戸橋駅、撮ったのは駅の手前にある踏切からで駅まではまだ少し距離がある所。ここから駅方面に進んで行くと写真2枚目、3枚目にある常夜燈と道標が立つ場所へ、更にもう少し行くと近鉄江戸橋駅、駅舎は小さな駅だが構内は2面4線の急行停車駅、休日の午前だが結構乗降客は多そうだった。駅を離れ更に伊勢別街道を先へと進んで行く、この辺りはまた旧街道の雰囲気が漂う町並でなかなか趣深い所、近鉄名古屋線と国道23号線の流れが激しい路線に挟まれて時間の流れが変わったかのような町並が続いているが、それももうすぐの所で途切れてしまい津の中心部に入った所で旧街道は町中に飲み込まれてしまう。






津駅は言わずと知れた三重県の県庁所在地津市の玄関口、JR紀勢本線と伊勢鉄道、近鉄名古屋線が同居する大きな駅。これもいつも書いていることだがJRと近鉄が同居となるとお客さんの賑やかさも列車(JRは電車ではないから)の本数もどうしても近鉄に軍配が上がってしまう、JRには一矢を報いてほしい気もするがもう最初から勝負をあきらめている感じも。前にJR紀勢本線、参宮線を各駅巡りで走ったことがあるが伊勢まで随分遠回りしますもんね、今回の最終目的地はとりあえずは宇治山田駅、この夏は水を巡る旅を通しテーマに掲げて走っているので、伊勢ではちょっとでも海を見たいと思っているのだが、さて、どうなることやら。その前に津付近でも海が見ることができる所があるとのことなのでそちらへ向かって走ることにします、その話は次回でのお伝えと言うことで、またお付き合い願えたらありがたいことです、今回はここまでとしておきましょう。        まちみち


No.864 登録有形文化財巡り・大和街道編

2017-11-26 20:11:39 | 文化財
おはようございます。










登録有形文化財巡り、今回はJR和歌山線沿線編をお送りしていきたいと思います。今回の旅ではJR和歌山線各駅巡りに所々旧大和街道巡りも兼ねて走って来ました、旧街道と文化財はリンクしない・・・と言うのが自分(一人称)の持論ですが、今回巡った登録有形文化財はほとんどが旧街道の行く先にあったので分かりやすかった。まず写真1枚目、2枚目にあるのが旧街道と言えば宿場町、宿場町と言えば本陣、と言うことで国の登録有形文化財よりも格上、重要文化財の旧名手宿本陣跡。名手の町は旧街道の雰囲気が漂う町並もあるが、どちらかと言うとローカル線が通る駅前にある普通の町並、そんな中に重要文化財があると言うだけで町の格がグ~ンと上がる感じ。その後の写真3枚目、4枚目にある建物も旧大和街道沿いにあるもの、酒造会社の建物だが表側になる国道24号線には店舗があってこちら側はいわば裏側、車の通りが激しい国道から脇道へと入った所にあるこの建物はまさに旧街道の雰囲気にピッタリと言う感じである。










橋本市に入って高野口駅界隈、この辺りには3つ文化財の物件がある、まず最初、写真1枚目~3枚目にあるのが重要文化財の旧高野口尋常高等小学校舎、前回は登録名にこだわったからここは正しく記しておかないと。国道24号線から駅方面へと続く脇道へと入ったすぐの所にある、道側から見ると横に長い校舎に見えるが、説明によるとアルファベットの「E」の文字の中の棒が1本増えて4本の棟がこの裏側に伸びていた。この学校は『こころ旅』で火野正平氏も訪れていました、小学生が取り囲んで騒いだため火野正平が「静かにしなさい!」と一喝していた回です、その他にもいろいろなドラマのロケにもこの学校が使われたとのこと、確かに歴史を感じる建物なので時代物にはいいロケーションになるかも知れない。登録有形文化財には学校の校舎も多くあって、目立つ建物だったら外からでも写真を撮ることはできるがなかなか全容は見ることができないんだよなあ、校内に入ったら不審者で通報されかねないし。自分(一人称)が通っていた小学校は古い校舎はあったものの潰されてコンクリートのきれいな校舎に生まれ変わっていた、1学年で3組まであり、同学年なのに違うクラスはいい校舎に、自分たちのクラスは古い校舎に振られたことがあってその時はよくからかわれた記憶がある、やっぱり勉強するならいい校舎で・・・とは当時はつまらないことだけど結構そんなこだわりにとらわれていた、今の学生さんはどうなんだろう?














橋本市の中心にもいくつかの登録有形文化財物件が狭い範囲に点在している。ここでも何度か書きましたが橋本駅周辺の廃れぷりはちょっとひどいなあ、と思っていたがこの時は町の再生に向けて進みだした感じ、写真1枚目~5枚目を見るとその様子が分かると思うのですが、そんな工事が行われている場所に2件の登録有形文化財の建物が向かい合って建っている。写真1枚目~3枚目にある医院は町中に埋もれた感じで年老いたおっちゃんが一人で地道にやっていそう・・・って昔自分(一人称)が住んでいた天理市内にはそんな医院が多かった、まだ総合病院などなかった頃で風邪ひいたと言えば、怪我をしたと言えばそこへ行けば治ると思って行っていた。思えば自分(一人称)が住んでいた町にあった一介の医院(確か産婦人科だったと思う)なんかいつの間にかビルになって総合病院になって、医療法人を名乗り、建物を増やし託児所までできて、手術数ランキングで雑誌にも載ったりして・・・って言うとどこか分かってしまいそうだが、町医者としては競争もあって他の力に頼らざるを得なくなったりで存続も大変なのだろう。写真にある医院は訪れたこの時は周辺が再開発の工事中ですっからかんな状態だった、町が生まれ変わった後、この文化財の箔をまとった医院がどのように町に溶け込んで行くのか・・・まあ別に気になるって話でもないですけどねえ、ただ前回の文化財巡りでも医院がありました、文化財に限らず歴史を感じさせる小さな医院はこれからも見つけていきたいと思います。また次回もお付き合い願えたらありがたいことです、今回はここまでとしておきましょう。          まちみち