まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.2135 福井の旅(10)・・・宿場町から山越えへ

2024-09-08 22:13:37 | 旅行記
よろしくお願いします。















福井の旅も終盤戦、最終目的地の敦賀に向けて迫る山越え、その前に北国街道にある今庄宿を巡って行きます。町並は重要伝統的建造物群保存地区に指定されていて旧街道の雰囲気を色濃く感じることができる、当然事前チェックしておいた登録有形文化財の建物もいくつかあって、それらはすぐに見つけることができた。北陸新幹線が開通して意気上がる福井だが、今日武生から走って来た所はJRから切り離された印象も、ハピライン今庄駅も国鉄時代を感じる長いホームを残しているが、実際に使用している部分は短くてホームの半分以上はほったらかしにされているようだった。きれいになった駅舎は宿場町への玄関口、新幹線の恩恵を受けていない所でも観光客はたくさん訪れていました。













本陣前を過ぎると宿場町も残り半分、古い町並ではよく見かける酒造蔵がここにも。自分(一人称)はお酒は全く飲めないし飲まないが、酒蔵や酒樽はなぜか気になってしまう、まあこれは余談ですが、各地で酒蔵や酒樽を見てその銘柄の由来や由縁を予測するのもまた楽しい暇つぶしになります。更に余談ですが、走っていて暇な時に車のナンバーを見て、その数字が割り切れるか素数かを考えることも、まあ安全には気をつけながらもあれこれ考えてしまうわけなのですが・・・。旧街道宿場町巡りも終わり、駅前の跨線橋を渡って再び国道へ、おにぎりの365の数字を見ると柴田勝家の無念が思い出される。賤ヶ岳で敗れてこの道をもう終わりだと言う気持ちで帰ったのだろう、その悲劇となった場所が昨日訪れた北庄城跡、そこから歴史が動くことになったわけだが。





















敦賀までの道は前に走ったことがあるがもう13年も前のこと、今回走ってみてその記憶が甦るかな~、とも考えたがほとんど何も思い出せない。ただ憶えていたのはその時もGWの頃だったが、山深い所は雪が残っていてやっぱり北陸は寒いんやな~、近畿とは違うな~、と思ったくらい、そして国道の分岐点では国道365号線は積雪で通行止めになっていた。その分岐点までは延々と緩やかな上りが続くばかり、風景的にも何も見所がなくここは山の緑の鮮やかさで写真のネタを拾って行く。地図を見るとこの下には北陸本線・・・じゃない、ハピラインの北陸トンネルが通っている、そう言えば北陸新幹線はどこへ行ってしまったんだ???分岐点を過ぎると間もなく木の芽峠トンネル、ここを越えると後はもう下りが延々と続いて敦賀へ、ここまで10回費やしてきた福井の旅の記録、いよいよ次回が最終回です、長かったなあ・・・、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち










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