まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.2069 しまなみの旅2023年(7)・・・悪魔のささやき

2024-04-16 02:12:09 | 旅行記
よろしくお願いします。
















昨年末の2日間に渡ってのしまなみ、岡山の旅もいよいよ大詰め、コロコロ変わる空模様に悩まされながらもようやくゴールが見える所までやって来ました。そのゴールはJR倉敷駅、これまでの走りでずっとお付き合いだったJR山陽本線は西阿知駅を過ぎたのでもうあと一駅で到着するのだが、マップを見ると重要文化財がいくつかあるので時間もあることだしそちらを巡ることに。まず訪れたのは遍照院三重塔、県道と旧街道に挟まれて地図では少しわかりにくい場所に印がついていたが、西阿知駅付近には道標や表示もあって迷うことなくたどり着くことができた。三重塔は寺院と言うよりは公園と言った感じの場所に建っていて、簡単に手に触れられますよ~ってな感じである姿には重文っぽさを感じない。
その後は高梁川に沿って進んで酒津公園へ、何かお酒が湧いてきそうな名前だがここでの見所は配水施設、最初は1本の小さな水路に沿って道を進み、やがて他方から2本の水路が寄ってきてまるで阪急電車の3路線が梅田駅に到着するかのように水路が樋門をくぐって配水池へとたどり着く。この樋門が重要文化財、更にこの樋門を渡った所にある建物、配水施設の事務所、そこから更に進んだ所にある北樋門も重要文化財、旅の最後で話のネタを拾うことができました。













配水池を後にして先へと進むと新幹線の走行音が聞こえてくる、ここでも会いに行こうシリーズをやろうかと思ったが時間も夕刻に差し掛かり帰りの時間も心配しなければならなくなってきた、と言うことでここは断念。信号があって突き当りを通る県道は5年前の秋の岡山の旅で走ったことがある道、左に行くと総社市、もちろんここは右に曲がって倉敷駅を目指すことに、県道にはJR伯備線が沿っていてこの線路をたどって行くと最終目的地にたどり着ける。踏切を渡って交差点で信号待ち、まっすぐ行くと倉敷駅、左に曲がると岡山駅・・・とその時悪魔がささやいた、岡山駅まで行ったら追加料金要らんぞ~と。元々帰りの切符は坂出駅~奈良駅で手配していたが雨が降るからと乗車区間を変更、岡山駅から奈良駅までの切符に変更していた。岡山駅から乗車だと余分な出費は出さなくていい、距離は10キロちょっとだから1時間もあれば行けるだろう、ここは悪魔のささやきに従うことにして最終目的地は岡山駅に変更、一旦緩んだ気持ちをリセットして交差点を左に曲がる。


















たくさんの人の波をかき分けて、岡山駅に着いた時にはもうかなり暗くなっていた、2023年も残すところあと6時間余り、相棒君はここでしばしのお休みです。帰りは新幹線は使わず在来線のみで帰ることに、時間繰りは事前に調べておいた、姫路行きの電車まではまだ時間があるのでいつものように電車の写真を撮ることに。岡山駅は四国へ渡る電車あり、山陽本線、伯備線は国鉄方の黄色の電車、もうじきお役御免となる特急『やくも』の国鉄方車両も入線してきた、ディーゼル車両は今回はもういいか・・・とホームでは撮り鉄よろしくと言った感じ。姫路行きのホームではたくさんの人が電車待ちの列を為している、これは座れないやろうな~と思ったが無事に座席を確保することができた。姫路駅までは1時間20分ほど、ホームからはライトアップされた姫路城が見える、その後は新快速、大阪駅からは大阪環状線~大和路線と乗り継いで年明け30分ほど前に奈良に帰ってきた・・・って雨が降ってるやないか~、最後の最後まで雨に悩まされた旅が終わりました、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち




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