まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.2213 サザンカの咲く頃

2025-02-17 07:55:14 | 
よろしくお願いします。















花にはそんなに詳しくはないのですがいっちょかみ感覚で勉強してこれまでいくつか単独で花を取り上げてきたのですが、今回お送りするのはサザンカ、ただ季節ネタとしてはちょっと時期を外してしまったかも、とりあえず始めてみましょう。まず「サザンカ」と言って思い出すのが・・・「さざんかの宿」ですかね、時代を感じますねえ、出だしが「曇りガラスを~♪」だったので曇りガラスから始まる曲は大ヒットするとか・・・。歌っていた大川栄策が「ザ・ベストテン」でタンスを担いでいたのがお馴染みでしたが、それにちなんでヤンタン金曜日ではばんばひろふみが「速達」をヒットさせて、「ザ・ベストテン」に出た時にスタジオにあるデスクを持ち上げさせさせようと作戦が展開しました。曲はランクインしなかったのですがスポットライトで取り上げられて、その時はうたった後にギターのピックを投げていました。でもこの流れが後に谷村新司の「22歳」のヒットにもつながったので、ヤンタンリスナーも大した影響力を持っていたと言うことですね・・・って何の話してんや?

















更に「サザンカ」で思い出すのが今回のタイトルにもなっています「サザンカの咲く頃」、「相棒season5」の最終回のエピソードです。特命係が事件にかかわるきっかけになったのはあるプログラマーがサザンカの花を握って死んでいたところから、USBメモリーのパスワードを「sasanqua」と見抜く辺りはさすが右京さんと言った感じでしたが、そこから特命係もピンチに陥って行きます。防衛省、法務省、外務省、日本版CIAなどかなり国家レベルで動いていく内容でしたが殺人事件は一旦解決、しかし後半では特命係が解散の大ピンチに・・・この時の内村刑事部長の嬉しそうな表情が見ていて本当に憎たらしい・・・、しかし最後はやっぱり杉下右京、そのピンチも見事に解決してしまいます。2時間ドラマから始まって連ドラとなって5年、毎回特命係もこれまでか・・・と言った危機感もこの頃にはなくなって右京&薫コンビも一番脂が乗りきっている感じで翌シーズンへ続いて行くと思ったのですが、season6では官房長の「杉下右京の正義は暴走する」発言がありseason7の「レベル4」へとつながって行きます。今思えばこの5年目が終わりの始まりだったのでしょうか・・・ってまたまた何の話をしているんでしょう、テーマが逸れまくっています。

















写真は全般にずら~っとサザンカの咲く風景を並べているのですが、この3番目のゾーンでは割と大きくアップで花びらの写真を並べています。しかし全部が全部サザンカではなく中にはツバキもあるんですよね、ただ自分(一人称)は花にはさほど詳しくないのでどれがツバキなのかはよく分かりません。サザンカ自体がツバキ科ツバキ属であり花の咲く時期はそれぞれ違っても重なる時期もあるので、区別がしにくいところもあるのですが・・・、まあこの際どっちでもいいか、きれいに咲いている花には理屈は要りません。最初のも書いたのですがサザンカの花期は10月~12月ですが2月となったこの時期でも、花は散り散りになってもこれだけ咲いていますからね、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち




No.2212 香川日帰りの旅(4)・・・これぞ泣ける風景

2025-02-13 08:13:12 | 鉄道
よろしくお願いします。


























昨年11月の香川の旅は今回が最終回、相棒君はもうお休みになっていて袋の中、それを抱えてJR高松駅の改札を通り抜けました。ここは四国の始発駅と言ってもいい所、徳島、高知、愛媛へと路線が通じていて昔は宇野と高松を結ぶ連絡船が大切な役割を担っていたが、その役目は瀬戸大橋が奪い取ってしまった感じでした。それでもすべてのホームが行き止まりになっていて、終着駅の寂しさと始発駅の賑やかさが漂う風景はここに並べた写真からも感じられることだと思います。徳島線からやって来るのはディーゼルカー、昔は重厚なイメージがあった車両でしたが今では電車と見間違えてしまうほどの軽量感の車両が並んで止まっている。高知行きの特急もディーゼルカーだがこちらも軽量な車両で、四国の主のように走る松山方面行きの特急から主役を奪おうと存在感を示している。しかしこの駅で一番の存在感を示していたのが岡山からやって来た快速『マリンライナー』、連絡線から引き継いだ本州との橋渡し役の列車は本当に橋を渡って本州の空気を運んできてくれました、あれからもうじき40年を迎えることになるんですね。














高松駅では列車の写真を撮りまくり、その後は『マリンライナー』に乗車、相棒君を置く都合もあるので補助席に陣取ります。日帰りの香川の旅はやっぱりせわしない、滞在時間はほんの7時間程度で四国を離れることとなりましたがこの時にはもう再訪は考えてあります、それが年末の四国~しまなみの旅、この記事に引き継ぐ形で次回よりお送りしていこうと思います。さて、四国とはもうお別れ、車窓には真っ赤な夕焼け空をバックに讃岐富士がお見送りしてくれています、列車は緩やかにカーブを通過して瀬戸大橋へと差し掛かります。走行音がゴオ~ッと変わり眼下に瀬戸内海が広がり絶好の風景、もう写真にある通りです、これぞまさに泣ける風景です。ここももう我慢できなくて、補助席からちょっとだけ腰を浮かせてスマホのカメラで写真を撮りまくりました、そう言えば初めて瀬戸大橋を渡った時も写真を撮りまくったなあ~、自分(一人称)はどうしても初心を忘れることができない珍しもん好きの旅人です。









岡山駅では特急『やくも』に出会いました、シックなデザインの車体でこれは新型車両なんでしょうか。令和の時代に入っても昭和の車両で頑張っていた特急列車は引退時には話題になりましたが、撮り鉄の迷惑な行動も話題になりました、本当にやめてもらいたいところです。この『やくも』が向かうのが松江、出雲市方面、島根県と言うと昨夏の甲子園での大社の健闘ぶりが思い出されます、まだ相棒君未踏の地、そろそろ一句ひねりに行くのも考えていい頃かな、今はちょっと余裕もあることだし・・・。そんなわけで駆け足で終わった香川日帰りの旅、金毘羅宮を上るのが宿題となってしまいましたがそれはまた考えておくこととして、まずは年末の旅が控えています、次回からはそちらの記録をお伝えしていこうと思います、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち




No.2211 滋賀の旅11月編、三角点巡りと近江富士(1)

2025-02-11 19:27:02 | みち
よろしくお願いします。









【浜 標高=86.07 m 四等三角点】

【三宅 標高=91.56 m 四等三角点】


【成人病センター 標高=96.21 m 四等三角点】



前回の浜松の旅は年明けの記事でしたが今回の滋賀の旅はまだ昨年の11月の時のもの、遅れをとっていますがこの記録に関しては2回に渡ってお送りしていきます。この日もまずはJR比叡山坂本駅から、ここからスタートして雄琴のコンビニで朝食をとって堅田からは琵琶湖大橋を渡って守山市へと至る、今年に入ってからこのパターンを多用しています。今回も主な目的は三角点巡り、守山市で巡りを残しているところがあるのでそこを塗り潰して進んで行っています。2024年初頭は今年は守山市、野洲市を重点的に巡ると決めていたのですが、重要文化財、三角点、新幹線といろいろなテーマでこの2つの市を走り抜けました、特にこれと言った観光地でもない所も走ってみれば見所はいっぱいです。







【野洲 標高=101.61 m 三等三角点】








守山市の中心部で三角点巡り、琵琶湖大橋を渡ってからはまだ市域を抜けていないんだなあ~、まるで観音様の掌で・・・って自分(一人称)この表現好きだな。入り組んだ町中へと入って旧中山道を過ぎ、更にJR東海道本線を越えると住宅地の中に円筒分水が現れた、奈良県内でも吉野川分水のサイホンが住宅地の中にある所があるからそれほど珍しいものではない。周辺は小さな水路・・・思えばさっきから巡っていた三角点にずっと沿って流れていた水路だった・・・が住宅地の中を蛇行していて、その発端となる所に神社がある、上の写真にある「野洲」の三角点がその場所です。その後は野洲川を渡って近江富士が真正面に見える所へ、その場所にあるのが御上神社、大きな神社でたくさんの人が参拝に来ている、楼門と拝殿は重要文化財、本殿は国宝となっている。神社の名前は御上と書いて「mikami」、そう言えば正面にある近江富士と言っている山は正式名が三上山、と言うことはこの山が神社の御神体と言ったところか。









【野洲川原 標高=111.88 m 四等三角点】









【相木田 標高=114.32 m 四等三角点】

御上神社前交差点から国道8号線を外れて三上山沿いの道へ、少し進んだ所にある地名が近江富士一丁目って、そのままやん。近くでは富士山の形が崩れて見えていた山だったが、近江富士町の住宅地に入った所から見るとまあまあ富士山の形に見えている。しかし今は近江富士は背中側、まず目指すのはマップのこの地に印がある三角点、住宅地の外れと更にその先に2つあるのだが、ここでは両方とも標石を見つけることができた。まあ写真で見た感じでは「野洲川原」の方は草むらに覆われて分かりにくいですけど、じっとこの辺りを探索していたら見つけられたんですよ、守山市内では標石が空振り続きだったから、ここではテンション上がりましたね。その勢いを持って次も見つけられたから、これも富士のパワーを頂いたんでしょうかねえ、この先もこの勢いで巡りを続けて行きたいところですがその記録は次回でのお送りとしておきましょう、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.2210 2025年新春浜松の旅(1)・・・姫街道を行く

2025-02-09 23:16:42 | 旅行記
よろしくお願いします。
















2025年初めての旅は1月2日、浜松方面へと行ってきました、本来なら昨年末の旅の記録の方を先にお送りするのが筋なのですが、そちらの方は今お送りしている香川の旅が終わり次第つないでいこうと思います、と言うことでこちらを先にお送りです。2023年のGWに浜松へ行った時はこの地が舞台となった大河『どうする家康』で三方ヶ原の合戦をやる直前の頃、タイムリーな時だったがこの時は駈足で走り抜けたので現地は巡り足らず、その後の宿題としておいたのですが何度か計画はしたものの実行できず、今回やっと日帰りですが実行へと至りました。朝一番のJR奈良駅から関西本線を乗り継いで名古屋駅へ、これまでなら快速で豊橋駅へか名鉄線で豊川稲荷駅へと行っているところだが、今回はちょっと余裕があるのとちょうど豊橋停車の『ひかり』があることもあって贅沢に新幹線利用としました。豊橋駅からは飯田線、2両編成の電車はもちろん満員、初詣のお客さんでいっぱい、まあそこはそんなに長い時間でもないのでお立ちで行くこととしましょう。













豊川駅前で相棒君を立ち上げて出発、国道362号線・・・通称姫街道・・・を進んで峠を目指したいところだがまずは豊川駅の近くにある寺院で重要文化財巡り、豊川稲荷・・・ってここは神社ではなくて妙厳寺と言う寺院なんですね、稲荷と言うから神社だと思いがちだけど・・・とは逆側だが初詣に来ている人も見られました。巡りを終えると国道362号線を進んで行く、ああ~、いい天気だ、昨年末の走りでは行く先行く先で風に悩まされたがこの日は風も穏やかで日差しも暖かい、緩やかな上りもさほど気にならなくてまずは快調なスタートです。途中で水準点の表示を見つけた、もちろん今回の走りではこれはノーマークだがとりあえず写真は押さえておこう、帰ってからマップを確認しておかなければ・・・。上りが少しだけ急になってきたがそれほど苦にはならない、やがて本坂トンネルをくぐり抜けて静岡県へと入る、看板には浜松市とある、広い市なんだなあ~。


















広い市なんだなあ~、と思って調べてみると日本の市の中では岐阜県高山市に次いで2番目の広さだとか、ちなみに奈良県で一番広い市は五條市だがその5倍以上の広さと言うことです。トンネルを抜けると一気の下りとなってやがて三ケ日の中心部へと差し掛かって行く、町中で国道が交差する所から先は2019年に天浜線を各駅巡りした時に走ったことがある道となる、せっかくなので久しぶりに三ケ日駅へと行ってみることにしよう。天竜浜名湖線三ケ日駅は駅舎が登録有形文化財、風情のある駅舎から無人の改札を抜けると2面2線のホーム、多分5年前に来た時とは変わってないだろう。駅名板には日本一の柑橘選果場の町とある、そう言えばさっきミカンの流通センターの前を通ったなあ、ただ産地ではなく選果場で日本一をPRされてもなあ~、だから何?ってしか言えないんだけど・・・。そんなわけで始まりました浜松の旅、今回を含めて3回でのお伝えを予定しています、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち




No.2209 気ままに鉄旅歩き旅、三重県四日市市編(2)

2025-02-06 09:09:26 | 旅行記
よろしくお願いします。















三重県四日市を乗り鉄&歩き旅、西日野を歩いている途中で履いているつっかけの踵を支えるベルトのピンが外れてしまい歩いているとつっかけが脱げてしまう、これは旅にとっては大トラブルです。ちょっと小休止、コンビニでパンを買って食べているとピコーン💡!食べ終わったパンの袋を紙縒り状にしてピンが取れた穴に通して結ぶと、何とか元の状態に戻ってくれた。見た目は不細工だがそんなことはどうでもいい、無事に歩くことができるようになってテンションも再上がり、ここからは旧東海道を一旦戻る形で日永の追分方面へと進んで行きます。何度か自転車で走ったことのある道を今回は歩いて行く、ほんの数センチ目線が下がりゆっくりと巡って行くだけで風景もまた変わって見えてしまう、昔歩いて京や伊勢を目指していた旅人もこんな感じだったのだろう・・・と勝手に思いながら追分の交差点へとたどり着きます。













日永の追分は東海道と伊勢街道が分かれる所、昔はこの場所で本来自分が行く場所と違った方向に思いを馳せることもあっただろう場所です。京と伊勢は東から来た旅人にとっては二大目的地となる所、その分岐点となるわけだから当時のこの追分はさぞかし賑わったことだろう。ここから東海道に入って少しだけいった所にあるのが四日市あすなろう鉄道の追分駅、以前各駅巡りでも来たことがある駅で、ここから電車に乗って四日市へと向かいます。土曜日の午後で学生さんも多くホームは結構人が多い、やって来た電車も車内は割と混んでいたが座席は確保できた、窓から陽が差し込んできて暖かい、四日市駅まではもうすぐだがあまり寝てなかったせいもあってついウトウト来てしまって眠ってしまった。気が付くと四日市駅に到着していてあわや折り返してしまうところだった、少しだるい体を起こして駅を出る、駅前はバスターミナルの工事が結構大掛かりで行われている、それを横目に四日市の中心部を歩き巡りです。アーケード商店街は旧東海道で明るい雰囲気で人の通りもまあまあある、おやおや、何か不気味な人形がありますなあ、いきなり首が伸びてびっくりさせられたやないですか・・・。近鉄の駅前エリアから国道1号線の横断歩道を過ぎるとビルの並びが続く通りだが町の雰囲気は一転、人の通りが少なくなってしまう、やがてJR四日市駅へとたどり着くが市の中心駅とは思えないほどの寂しさです。





















四日市駅からは伊勢鉄道に乗車、この路線も以前各駅巡りしたことがあり快速『みえ』で通ったこともあるが、伊勢鉄道の列車で行くのは初めてのこと。沿線は近鉄名古屋線と丸かぶりで津駅まで続いているので乗客が少ないのは仕方ないところ、JR直通の特急や快速が走るのに第三セクターに任さなければならないのもまさに既成路線と言ったところか。列車は河原田駅から伊勢鉄道線に入る、ほぼ初めてと言ってもいいので窓からの風景を楽しもうと思っていたのだが、ダメだった、押し寄せてくる睡魔には勝てなくてここでもウトウト来てしまった。津駅に着いたことも分からないほど眠っていたらしい、乗務員さんに声をかけられて目が覚めた、四日市駅で購入した切符はここで回収されて、代わりに津駅を出ることができる精算券を手渡された、JR線と同居する路線はやはりこの辺りが不便だ、何とか伊勢鉄道をJRに復帰させることはできないのか・・・、やっぱり無理かな。津駅を出て駅前を少しだけ町巡り、コンビニで食事休憩した後はまた津駅に戻り紀勢線に乗車して亀山経由で帰ることにしたのだが、その列車の中でもほとんど眠っていた。睡魔に勝てなかったのは仕方なかったが、体調が整わないままで出るのはやはりダメだったな~、その辺りは今後の課題です、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち