まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.2162 滋賀の旅、8月編(1)

2024-11-07 08:01:41 | みち
よろしくお願いします。







【今浜 標高=86.14 m 三等三角点】










毎月恒例の滋賀の旅、ここんところはずっと三角点巡りで訪れていたのですが今回もそうです、地味ぃ~な宝探しは相変わらずな感じで続いています。この日のスタートはJR堅田駅から、走り始めてすぐに琵琶湖大橋を渡って守山市へ、電車なら堅田から守山まで一旦京都府に入って10駅くらい過ぎるが、橋を渡るとまさに一足飛びです。まあ守山市と言っても市の中心部からはかなり離れた所で、湖岸道路から外れると一面田畑ばかりの長閑な風景の中となる、その中でまず今日最初の三角点を見つけました。畦道の傍らに+が天辺に刻まれた標石、これは幸先のいいスタート、この後は田園風景の中を走り国道477号線へと出て国道を外れた先で野洲川を渡ります。走っている所はずっと田園風景で見晴らしも良く、炎天下の陽炎の中に近江富士がくっきりと見えています。








【服部 標高=91.53 m 四等三角点】



【小比江 標高=90.89 m 四等三角点】



【木部 標高=88.73 m 四等三角点】



野洲川を渡って野洲市がもうすぐの所・・・だからここはまだ守山市、森の中に神社がありその境内に三角点の標石がありました、おお~!何と順調なこと。しかしこの後野洲市に入って2カ所巡ったのですがそのどちらも標柱、標石は見当たらず、勝敗に置き換えるとこの時点で2連勝のあと2連敗とまるで今年の日本シリーズみたいな流れ、となるとこの後も連敗してしまうのか・・・。この間もちょっと触れたのですが横浜DeNA(B)の三浦監督が奈良出身で初めての日本シリーズ優勝監督となりました、リーグ3位からの日本一となるとまたクライマックスシリーズのありかたを問われることになりそうですが、結局は最後に勝ったチームが一番強いと言うことです。よくこんな場合下剋上と言う言葉が使われますがこれは変だよなあ~、12球団は全部同じレベルからスタートするんですから、最後まで勝つことに執念を持ち続けた横浜が阪神(T)、巨人(G)、ソフトバンク(H)を上回った結果ではないのでしょうか。







【西横関 標高=95.16 m 四等三角点】







【205-1 標高=99.5936 m 一等水準点】

話は逸れてしまいましたが走りのルートは逸れません、国道477号線を進んでJR東海道本線を越えるとやがて国道8号線が交差する西横関交差点。この近くにも三角点があるがマップの印が付いているのは田んぼの中、現地には行くことができないのでここは上からあの辺りだろうと当たりをつけて写真を撮りました。次は旧中山道を進んで集落を抜けた所、道は柵に邪魔されて先に行くことができなくなっているが、その手前に立つ木の傍に水準点の看板が掲げられている。その袂には水準点の標石がありここまで日本シリーズと同じ2勝3敗の流れだったが連敗・・・標石標柱が見つけられなかったら負け、と言うわけではないのだけれど・・・は免れることができた。さあ、今回はここまで、滋賀の旅8月編、この先も倒れそうになりそうな暑さの中で三角点巡りは続きます、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち










No.2161 和歌山の旅、2024年夏編(2)

2024-11-06 07:06:26 | 文化財
よろしくお願いします。























和歌山の旅後編は和歌浦から始まり、海を眺めて漁港へ行って海沿いの高台を進んで灯台を目指すと言うのがいつものここでのルートですが、今回は今までこの地域で行ったことがない所へと向かいます。漁港へと向かう交差点の横にあるのが紀州東照宮、三角点巡り、旧街道巡りと来てここでは重要文化財巡り、和歌浦は何度も来ているのにここには一度も来たことがなかった。どんな所なのか行ってみることとしましょう・・・と神社についての詳しいことはここ→「紀州東照宮」にてご覧いただくこととして・・・、参道を進んで行くと長い石段が目の前に立ちはだかる、またこのパターンか。境内は写真にある通り、森に囲まれた高台にあってこの灼熱の中です、大した涼しさを感じることもなく薄暗い裏道を下りて駐車場へと戻ってきました。














次に向かったのは紀州東照宮からほとんど離れていない所にある和歌浦天満宮、またこのパターンか・・・と言った感じで今度は道から見える所で長い石段が待ち受けています。暑い中の走りとさっきの石段で足はガクガクになっているが目的は重要文化財巡り、やっぱりこの石段を上って行きます、たださっきの上りよりは急で石段の幅も狭い、高所恐怖症ではなくてもこれは怖い。たどり着いた境内はこれも写真にある通り、これも詳しいことはここ→「和歌浦天満宮」をご覧いただくこととしておきましょう。とにかくここも上りは避けずに克服、こちらは紀州東照宮に比べて境内も明るく山門からは和歌浦の風景を望むこともできる、いろいろと明るいキャラクターが境内を彩っていて若い人たちに受けそうな雰囲気がある。












和歌山市の中心部へと入って紀ノ川大橋を渡って加太を目指す、和歌山に来たら和歌浦と加太はもうセットみたいなもの、この辺りは三角点巡りを中心に進んでいます。時刻はもう夕刻に差し掛かっているが太陽はまだ空高くに位置していて海を照らしつけている、甲子園は3回戦でもう日程も少なくなってきた、決勝が終わり優勝校が決まり甲子園が終わると秋がひたひたと近づいてくる雰囲気を感じるのですが、今年はまさに灼熱の暑さ、秋の訪れを感じることができるだろうか・・・。再び和歌山市の中心部へと戻り旅の終わりは南海和歌山市駅、相棒君を寝床にしまい込み帰りの難波行に乗り込むとスマホのバーチャルのページを開く、早実vs大社の試合が行われている。互いが譲らずのこの試合、厳しい走りと重要文化財巡りで結構疲れていたのですが涼しい車内で眠るのも忘れてしまうほどの試合展開、まさに今年一番の名勝負となりました。さて、和歌山での走りの記録はこれで終わりなのですが今回の一番の目的が三角点巡り、次回はその記録をお伝えする予定です、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち




No.2160 旅の駅、自分的百選(7)

2024-11-04 18:15:44 | 鉄道
よろしくお願いします。

















【近鉄平端駅】
閑話休題と言った感じで旅の記録の合間にお送りしている旅の駅シリーズ、今回は私鉄の支線分岐駅を3つ取り上げました。支線と言ってもここから伸びた短い路線の終点はどこも観光地や主要都市で乗客も多い所、そうなると乗換駅も大事な所となってきます。平端駅は前にも単独で取り上げたことがあるのでまあ細かい説明はいいでしょう、写真は駅の外から撮ったものばかりで以前にもここで取り上げたことがあるもので、今もよく写真を撮りに行く場所です。さて、話はガラリと変わるのですが横浜DeNA(B)が日本一になって奈良県出身の監督が初めて・・・と言うよりもこれ余談ですが、今まで奈良出身の監督もいなかった・・・誕生しました。折しもこの日は秋の近畿大会で天理が東洋大姫路にコールド負け、センバツは大丈夫でも暗雲が広がったところに奈良県民としては嬉しいニュースでした。
















【叡山電鉄宝ヶ池駅】
wowowで映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』を見て以来小松菜奈の映画はず~っと見に行ってたのですが、結婚して以来見てないですね、今年は1本出たのかな?さて、その映画のロケ地となっていたのが叡電宝ヶ池駅、最初短い支線が分岐している駅を取り上げたと書いたのですが、叡電は本線が出町柳駅~八瀬比叡山口駅で分岐しているのが鞍馬駅までの鞍馬線と言うことで、ちょっとテーマがすれ違いとなってしまいましたが、まあ本線がここから残り2駅なので短い支線と考えてもいいでしょう。映画を見て聖地巡礼と言った感じでこの駅に行って来たのですが、3本あるホームの真ん中のホームのベンチには主演2人のサインが記されていました。しかしそれから数年後訪れた時にはサインは消えていました、雨で流れたか消されてしまったか撤去されたのか・・・、バラエティー豊かな車両が走る路線ですが、このベンチを見つけた時は思わず快哉!を叫んでしまいました。

















【近江鉄道高宮駅】
9月の滋賀の旅は本編はまだお伝えしてませんが、この時は相棒君はお休みで鉄旅と行ってきました、主に近江鉄道をフリーパスで巡ったのですがその記録はまた別の機会でのお伝えとしておきましょう。ここで取り上げている高宮駅はその時の写真がまだまとめ切れていないので、前回訪れた時に撮ったものを使っています、下2枚の写真にはももクロの東近江市でのイベントのヘッドマークが掲げられています、懐かしい話ですね~。高宮は中山道の宿場町、近江鉄道線は中山道に沿っていて通っているのですが、高宮駅は旧街道から分かれていて結構分かりにくい所にあるんですよねえ。この間行った時も駅は見えているのに入口がどこに分からなくて結構苦労したのですが、その話もまた別の機会で・・・、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.2159 山崎の決戦・・・ドクターイエローに会って来た

2024-10-31 08:26:52 | 鉄道
よろしくお願いします。
















7月の滋賀の旅で初めて出会ったドクターイエロー、8月は機会がなかったのですが再会のチャンスは9月に巡ってきました。ドクターイエローは2日かけて東京~博多を往復します、昨日下りが走って明けて土曜日、この日は確実に上りが走る、時間もチェックしたことだし後はどこで見るか・・・と言うことで大山崎町へとやって来ました。かつては羽柴秀吉と明智光秀が天下を巡って争った場所も今は自分(一人称)にとっては鉄道の町、ここは奈良から一番近い新幹線が見られる所です。八幡から天王山大橋を渡ると正面に新幹線の高架が見えてくる、そこをくぐると国道171号線の五条本交差点、左手側新幹線高架の前にコンビニがありその先を行くと大山崎ICを跨ぐ歩道橋を渡る。ここがいつも新幹線を撮る場所、上の写真にもありますが新幹線が手につかめるほど近くを高速で通り過ぎて行きます。ここでドクターイエローを待ってもいいのだが7両となるとあっと言う間に通り過ぎてしまうのでシャッターチャンスは2度あるかないか、もっと長くよく見える場所へと向かうこととします。

















そんなわけでやって来たのは天王山登山口前の公園、ここは前にも来たことがある高台で新幹線と東海道本線が見渡せる所、ただし阪急電車は真下を走っているので電車の姿は見えない、それが残念過ぎる。先客がいた、年配の男性で結構いいカメラを使っている、今日ドクターイエローが走る情報を知ってて来たのだろうか。そしてもう一人、40過ぎくらいの男の人もやって来た、ベンチに陣取るとスマホのカメラで2、3枚撮った後は画面を見て何かをチェックしている、こちらもドクターイエロー狙いだろうか。何か見るからになかなかな猛者にも見えそうだ、と思ったらベンチに横になってスマホを眺めてる、なるほど、果報は寝て待て作戦か。一方の自分(一人称)はと言えば、この場所に走行予定時間の30分も前からここに来てはうまく写真が撮れるかを遠くを走り過ぎる列車で予行演習している、列車が姿を現して先頭車が見える所、全体が見渡せる所、名神の高架をくぐって姿を消していく所、4枚くらいは撮れるチャンスがありそうだ。
















いよいよ通過予定時間が迫って来た、年配の男性もカメラをチェックして準備万端と言った感じ、一方のもう一人はベンチに横たわったままで余裕綽々な感じ、なるほど、待つ時はこうでならなきゃいけないのか、自分(一人称)はもう余裕など全くない。年配の男性がカメラを構え始めた、時間的には次にやって来る頃か・・・と思いながら下を眺めていると黄色の車体が現れた。1枚、2枚、3枚、最後に高速の下をカーブで去っていく姿を捉えてドクターイエローはあっという間に走り去って行った、まだ画像は見てないがうまく撮れたと思う、うん、満足満足。さあ、行こかと思って隣を見るとベンチの男性は相変わらず横たわったまま、な~んや、何が猛者や、休憩しに来ただけやったんか~。坂を下ってJR山崎駅近くに戻ってくると今度は東海道本線を桃太郎が通り過ぎて行った、これもまた満足満足!鉄道の町大山崎町、次はあの歩道橋でドクターイエローを間近で狙ってみるとするかな、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.2158 石川の旅、灼熱編(4)・・・金沢市へ

2024-10-29 07:10:13 | 旅行記
よろしくお願いします。














石川の旅、小松市から能美市を経て白山市へと入り鶴来の町並を巡っています、今回はまずその町並の玄関口である北陸鉄道石川線の終点鶴来駅へとやって来ました。ホームや車庫に停まっているのは前面が2つ窓の懐かしさを感じる車両やステンレス製の車両、関東の私鉄路線で活躍していた車両だろうか。その車両の奥にあるのは除雪車か、前回の福井の旅でも見かけた車両だが望遠機能で撮るとカメラがカタカタ震えてエラーを起こしてしまう。それでも何とか照準を合わせて何とか車両を枠に収めることができた、この調子であと2日、何とか頑張ってもらいたいところ。さて、走りはこの後金沢市を目指すことになるのだが、さて、甲子園の方では大変なことになっているよう、岸田首相の会見が終わって試合の中継が再開されたのですが・・・。

















走りは白山市を抜けて野々市市へ、関西では馴染みのない地名が続くのですが、まだ関西でも馴染みのある小松の地名をつけたチームが大阪桐蔭にリードしたまま9回まで来ました。春のセンバツでは星稜がベスト4まで進出したものの健大高崎に敗北、昨年の神宮大会優勝校ともあって夏もその勢いで、と思っていたが不覚をとってしまい代わって甲子園にやって来たのが小松大谷、全国では無名のチームがついに大阪桐蔭を下しました、しかも今までにはなかった完封勝ちです。大阪桐蔭どうした?と言うよりはやっぱり勝った小松大谷のほうがよくぞやってくれたと言った感じ、さて、地元の人たちの様子は・・・と走りながら見ていたのですが、みんな甲子園見てないのかな?あまり盛り上がっている気がしないのですが・・・。


野々市市を過ぎてやがて金沢市へ、特に見所もない住宅地を抜けて旧北国街道へと入ると市の中心部はもう近い。甲子園では過去2度しかない完全試合を成し遂げた投手を擁した金沢高校の前を過ぎて北陸鉄道石川線の起点野町駅へとたどり着く。市の中心部からは少し外れた住宅地の中にあるが乗降客は結構多い感じ、ここから少し上り坂となって出た所にある国道沿いに今夜の宿泊するホテルがある、もし輪行すればこの道を歩くことになるのか・・・。その後は野町駅に近い所のあるにし茶屋街へ、更に登録有形文化財の犀川大橋を渡るといよいよ金沢の中心部、これぞ金沢と言った感じの風景へと入って行きます。















たくさんの観光客でごった返す香林坊交差点を右折すると百万石通り、左手側に石垣が見えて次の交差点を左へと曲がると石川門の櫓が見えてくる。兼六園や金沢城はもうすぐそこでさすがにこの辺りは観光客が多い、金沢と言ったらここと言う場所だからいろいろと見ておきたいところだが、まだまだ先の予定があるので今回は通り過ぎることに。まあこれなら金沢に何しに来たんや!と言われそうだがこれが自分(一人称)の旅の形です、ただこの後も観光地を相棒君を駆って観光地をお邪魔することになるので、結構迷惑かけてしまうことになります、その模様はまた次回でのお伝えとしておきましょう・・・、まあ自分(一人称)から言わせてもらえば逆に結構迷惑かけられたのですが、それでは賛同していただけないかも、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち