昨日、外来診察に行って来ました。退院後の状況について先生にお伝え。その後、抜糸・消毒・ガーゼ交換を行いました。
話の内容は、
「日々の散歩で6km位歩いていますが、全然平気です。 ただ、前屈みの体制で腰の痛みが残っています。」
すると先生が笑みを浮かべて
「そうですか! それは良いですね。痛みに関しては、何れ必ず無くなりますからね」
自分の復調の良さと先生の表情につられて
「先生、そろそろ軽いジョギングを始めたいのですが、、、」
すると間髪入れず
「それは止めてください。 傷口は、ほぼ完治していますが、手術では、骨を削っているのでその部分は未だ完治していません。日常生活には支障はないかもしれませんが、過度の腰に負担のかかる動きが出来るまでは2ヶ月位はかかりますから注意して下さい!」
とのことでした。 残念
後は、自己の治癒力が頼りって感じです。ってことで入院期間中に教わったリハビリのメニューをります。
リハビリメニューは、4つありますが、私のお気に入りの1つを紹介します。
〇ゴムの帯を使用します。
〇足を立てて膝関節で結びます。
〇5秒位かけて膝を広げて、5秒位かけて元に戻します。この動作を3分程行います。
気を付けることは、腰椎が浮かないようにしっかりと床に付いていること。(骨盤を立てないでしっかり起こす。この動きは、日常生活でも気を付けることだそうです。)
腰の深いとこの筋肉が鍛えられます。
「入院中の出来事」あれこれ!!!
〇まさかの「浣腸をしまーす。」
16日(水)手術前日の夕食後に看護師さんが「今から浣腸をしまーす。」まじか しかも若い女性看護師さんだったのでちょっと緊張。 横寝になって後ろ側から、、、ぐにゅぐにゅぐにゅ、、、注入、、「終わりました。3分程我慢してください。」
トイレから一番遠い病室だったので移動時間を計算して2分程で移動開始。 トイレが近づくにつれやばい感じが、、、その時頭を横切ったのは「男子トイレ洋便座は、1つ。誰か使ってはしないか?」。その予感が的中 とっさに浮かんだ行動は、直ぐ隣の女子トイレへ、、、誰か居るとか居ないとか、、、そんなこと思うと同時に体は、既に女子トイレに入っていました。
〇「緊張してませんか?」に ああ、勘違い!
その後、少し時間がたって2人の若い女性看護師さんが、1人が左手の傍で点滴の準備。1人は、ドスコイ感一杯の先輩格、右手の傍らで血圧測定の準備。この時ドスコイ感一杯の方が私の顔を覗き込むように一言「緊張してませんか?」
この意味合いが良く理解できず。何となく「んー普通、、かな?、、」と返事した後、「あれ、この返事まずかった 「ドキドキしてます。」とか言うべきだったか?
この状況を翌日やって来たWifeに伝えると
「あんた、それは手術を明日に緊張していないか?」でしょ。全くもー
ああ、そっちか
〇Well Comeスーパードクター
22日(水)に脳神経外科スーパードクター福島孝徳先生が当病院に来るとのことで、玄関内にWell Comeの花束が、、、、、
看護師さんに「手術するんですか?」と尋ねると
「朝の9:00から夜遅くまでのようですが、何件実施するか?です。」
スーパードクター福島孝徳先生、体力もスーパーマン
<勇気頂いた患者さん>
〇市内の82歳男性:腰部脊柱管狭窄症、間欠跛行や痺れ
ゲートボールが趣味でギリ手術無しでも出来る状態。でも昨年奥さんと「お伊勢参り」に行った時、症状が出て超大変だったとの事。それで今年1月に手術をする予定でした。ところが親戚一同から「ゲートボールが出来れば良いやろ。車椅子で退院するようになったら大事。やめちょき」と反対され一度は諦めたそうな。その後、満足に歩く事が諦めきれずに再度手術を決断。
この方に私の歳を聞かれ「もう直64歳になります」と答えると「こりゃー若い、直ぐに元気にならー!」と言われ「こりゃー若い」の反応にこっちが超びっくり。
この方の退院の際に「お伊勢参り、今度は奥さんの手を引いてグングンと歩いて下さい。」とエールを送ると満面の笑みを浮かべ、しっかりした足取りで帰って行きました。
〇室戸市76歳男性:腰部脊柱管狭窄症、間欠跛行や痺れ
市内の整形外科からは、「手術は、進めません」と言われたが、満足の行く下半身の回復を願い、意を決して手術を決意したそうな。私の手術日の午前中に手術した方です。私の手術は14:00の予定でしたが看護師さんが「午前中の手術が手間取っているので開始時間が少し遅れるかもしれませんと!」んっ何事?
数日後、お話を伺うと何と「腰部脊柱管狭窄症」が3ヵ所あり、同時に手術したとのこと。凄すぎる!!!
先週の木曜日の午後、3ヶ月の順番待ちだった「腰部脊柱管狭窄症」の手術をして、本日退院しました。術前入院日を入れると10日間の入院でした。通常は、術後2週間の入院、抜糸、退院だそうですが、術後の傷の状況、リハビリの状況が良く、以後「自宅での療養とリハビリで対応が可」と言うことで退院となりました。(実際は、私の希望が叶った形。<痛みも和らぎとにかく暇で暇で、、、発狂しそうなくらい!>)
手術は、約2時間足らず(実質1時間30分足らず)で完了です。
手術室に入り、ストレッチャーに横たわると全身麻酔用のマスクを装着。何呼吸で落ちるかカウントしてみました。1回、2回、3回、4回、5回辺りまで何となく、、、次の瞬間、何やら雰囲気の異なった状況が、、、、、(ああ手術終わってるな) その時、執刀医の先生らしい声が、Wifeに「後でこれを見せてあげてください」と何かを渡していました。
それがこれです。
狭窄部分の脊柱管の周りを覆っている「黄色靭帯」です。狭窄の原因となっている部分を除去したものをホルマリンに入れたものです。
手術は更にその周りの骨を削って脊柱管の通り道を確保したようです。この結果、併発していたヘルニアについては、除去しなくても問題がないと言うことで残置となりました。
術後の2日間は、想定外の痛みに夜も寝付かれず痛み止めの点滴のお世話になりましたが、2日目には、血抜きの管の取外し(出血量=100ml)、患部に当てていた分厚いガーゼの取替の後は、一気に痛みが和らいで行きました。
今日以降、更に回復していくことを期待しています。リハビリ頑張るぞ