2005年に沖縄に行ったとき、国際通りからちょっとハズレたところにある、
「黒うさぎ」という酒房(塩焼きの豚が極旨)で、店長に薦められたのが初めて。
春雨カリー
グラスに注いだ直後は、米の旨みに似た香ばしい香りを感じますが、
時間の経過とともにバニラのような甘い香りが次第に出てくる複雑で濃厚な香り。
口に含むと30度の度数が気にならないほど口当たりが柔らかくて、
米の旨みが醸造過程でバニラのように変化したと思えるような甘い含み味に感じます。
とにかく旨い一押しの泡盛。
でも、どこにも売ってなくて、ずぅっと探してました。
そして先日、三宮の「わしたショップ」で、ついに発見!!!
いあぁ・・・・めちゃめちゃうまいっ!
ちなみに、「春雨」という酒名には、戦争により全てを失い、
何も残らなかったが季節だけは移ろっている。
そんな中で泡盛を造り始める時に、希望と恵みがこの地に再びもたらされることを願って、
「春」には希望を、「雨」には恵みを託して名づけられたそうです。
カリー(嘉例)とは、沖縄地方でおめでたく縁起がよいという歓びを表現する意味の言葉。