6/23(日)。
言わずと知れた佐藤愛子さんの『90歳。何がめでたい』が映画化されたことを知り、
早速行って来ました!
(封切りは6/21。)
〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜
最近わざわざ映画館に行ってなぞ、
滅多に映画を見ない。
実家の町に至っては、
今では映画館が「ひとつも存在しない」ために、
最新の映画を見るには、100㎞以上離れた私の住む街まで来なければならない、
という文化的孤島。
女学生時代には映画館に入り浸って当時入り始めた洋画を見まくり、
「◯◯ちゃんに会いたければ映画館を探せ」と友達うちで言われていたという母も、
さすがに最近腰が重く、わざわざ観に行こうとは思わないらしい。
幸い妹などの指南で、今はテレビでアマプラやネトフリのドラマや、新しめの映画なども割と簡単に観られるので、
その必要もあまりないのでしょう。
ところが、この前実家に帰った時、
たまたま見たテレビのコマーシャルで、
私はこの映画のことを知りました。
隣の部屋にいた母に、
え、佐藤愛子さんの本が映画化されたって!?
と声をかけたら、
母はすでに知っていて、
でもその時はナンパラ(趣味の漢字パズル)に夢中で生返事。
後日、ふと妹@実家滞在中にLINEしてみたところ、
「うん、それが、観たそうやったで」
という返事。
なんだ、やっぱりそうか。
ちょうど妹が実家にいて、
車で母を乗せてこられるので、
私が前後の送り迎えする必要もない。
だったらホレこの機会に、
という感じで、話はとんとん拍子に纏まりました。
この際父方のY叔母も誘ったら、
「行きたいと思ってたけど脚がなかったから」
ととても喜んでくれました。
〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜
そして当日、
母と妹は5時半起きで実家を出(そこまで早い必要はないが、年寄りなのでこういう突然の外出は何かと気が急くf^_^;)、
私は10キロくらいの距離を叔母の家に迎えに。
◯オンで合流して、昼前からの回に入りました。
ちなみに、
今どきの映画、
大人一人2000円。
母と叔母はシニア割引で各1300円。
そして今回私と妹は、妹がネットの公式サイトでゲットしてくれていた300円の割引が適用されて、各1700円(^^)v
〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜
91歳母と、90歳叔母を連れて、『90歳。何がめでたい』を鑑賞( ̄▽ ̄;)
他の観客も、もちろん年齢層ひじょーにお高めでしたf^_^;
そして、コメディタッチなので、もちろん皆さん面白いところではどっと笑うのだけど、
歳をとることの大変さが語られるような場面では、
「うーん」と低い共感のどよめきのようなものがあちこちから聞こえてくるw
ネタバレになるのであまり書きませんが、
そもそも草笛光子さんの凛とした雰囲気が、
佐藤愛子さんにピッタリ重なっていました。
ほぼ同年代唐沢寿明の熱血、でもズッコケ編集者役はもちろん面白かったのでしたが、
個人的には、強烈な母親に育てられたがこそ滅多なことでは動じない、
「何があっても平常運転」
の感じがよく出ている、
娘響子さん役の真矢ミキさんの演技が素晴らしかったと思います*(^o^)/*
(うちでは昔から、母や伯母がよく佐藤愛子さんのエッセイを読んでいたので、私も割と最近のものまでほとんどを読んでいます。)
佐藤愛子さん、
今年で101歳になられたそうです。
91歳母と、特に90歳叔母は、
この映画を見て、とても元気をもらった、
90歳だからといって終わりではない、
ような前向きな気持ちになったそうです^_^
私は、たしか草笛光子さんがどこかのインタビューで語っていらっしゃった、
「90歳って大変なこともあるけど、
何といっても90歳になるというのは人生初めての経験なので楽しもうと思う」
という趣旨の言葉が印象に残っています^_^
さあ90前後の方も、それより若くても、
皆さん今より元気になりに映画館へgo〜♪( ´θ`)ノ