私とヒナギキョウとの関係は、
まさに半世紀の長きに亘ります。
そしてその中には三度ほどの、
衝撃的な偶然のようなものがありました。
それを書くと長〜〜くなるので今は省略するとして(笑)、
とりあえずはこの前採取した時のこの写真↓
この時、この公園がヒナギキョウの宝庫でもあったことに初めて気づいたけれど、
ねじ花と同様、既に最盛期を少し過ぎていて、
左下枠のような「種」ができていることにまでは気が回らなかった。
帰宅後、実家に持ち帰るために応急的に手近なプランターに植えた時、
ふと、「この種の部分は早晩溢れるだろうから、予め切り取っておいたらどうか」という考えが私の頭に。
そうよ種さえあれば、ねじ花が実家で勝手に零れ種で増えたように、
この花も庭で増やせるかもしれないし。
切り取ったものを紙(いつもメモ用紙として使っている、プリントの裏f^_^;)に置いてみた。
すると、置いた時のわずかな衝撃で、ものすごく小さい砂のようなものが数粒散らばりました。
はしめは、公園からそのままだから砂が付いて来たのかと思っただけだったけれど、
いや待てよ、もしやこれこそがヒナギキョウの種!?
(種まではこれまで見たことなし。)
そして、鞘になっているところを振ってみると、
これだけ出て来ました。
やっぱりそーか、
この砂より小さそうなのがヒナギキョウの種だったのか!!
(鞘の大きさから想像していたよりはるかに小さい。)
そうしたら俄然興味が湧いて(なぜだか不明だけれど、私は小さい頃、やたら身近な花の種を集めて、小瓶に入れて眺めるのが趣味だった(^◇^;))、
この、肉眼では見えない極小の種を、もっとよく見てみたくなりました。
でも家に顕微鏡はない。
(牧野博士のキモチがわかるぞ。)
そーだ、今どきスマホで撮ってパソコンの画面で拡大すれば良いのか!
と気づいて試みるも、
残念、種が小さ過ぎて、
私の6sではどうしてもそこまでピントが合いません。
そして、その時偶然思い出したのが、
いつぞや買った100均のマクロレンズです!
これで試してみたら、、、
(あ、「集合体恐怖症」の方は以下閲覧注意✖️)
おぉ( ・∇・)
丸い「砂」にしか見えなかったものが、
ラグビーボールのような楕円形で、
しかも、こんなにピカピカ✨
鞘はこんな感じで↓
こぼさないよう細心の注意でもって、
実家の庭に撒くために、
とりあえず手近な容器に保管しました。
〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜❇︎〜
今のように調べる手段もなく、
子供なのでその方法も持たなかった50年前から、
私のヒナギキョウとの関係は、
まるで夢の中の出来事のような偶然の断片でした。
いきなりそれが、
肉眼では見えない種の姿の撮影するなどという、
物理的、科学的?なものに飛躍した、
超絶個人的には記念すべき日!?f^_^;
このあと私が、ちなみに、
とマクロレンズで別のものを撮影してみたのは言うまでもありませんf^_^;
手近にあるもので、
はじめ「胡椒」を思いつきましたが、
いやダメ、胡椒は既にすり潰された状態。
ということで、
これにしました↓
答えは、
ヒマラヤ岩塩^_^
普通にスマホで撮ると、
ここまでしか拡大されません↓
さあこれは、
私の一眼レフ回帰(昔は一応使ってた)、
マクロ撮影の入口となるのか?笑