こいけの次女の成人式へ。
大きな文化ホールかなんかでやるのが普通かと思っていたが、出身中学別にそれぞれ分けて各公民館で行われていた。
中学時代の先生方も多数出席して想い出話をしたり、お祝いの詩吟を披露する先生も。
厳しく生活指導したことを謝っていた先生もいた。
要するに同窓会。周りは知った顔ばかりの成人式。
荒れる成人式のニュースを昨今は目にしていたけれど、こういうのはいいなと思った。
自分の成人式はというと・・・
その頃僕はまだ予備校の寮(川崎市多摩区)で二年目の浪人中。3回目の共通一次試験(受験したのは二度目)の直前で、全然無関係だったわ。
一年目にまさかの予備校(二年目とは別の)大教室拒否からパチンコ屋通い、更に満員電車に乗れなくなり、初めてのひきこもりが始まり、パス同然に過ごしてしまった翌年で、後がもうない、先の見えない不安な時期だった。
ただ同じ釜の飯を食う仲間がたくさんいたのは得難い体験だった。家を出たのは本当に正解だった。
華やかな振り袖やスーツ姿の彼らとは対照的に、同じ同窓生でも色々な理由で来られない子達もいるのだろうなとそんなことも思った。