けなげにも受験することを決めたK君。
結局白紙にするという選択肢はあまり本人の中にはなかったようだ。
夕方少し早めに来て、お茶しながら近況など。
テレビゲームなぞ少し楽しめるようになったみたいだ。
じきにこいけが帰宅して、床屋さん。
自分がそうだったからだけど、(ひきこもりや不登校によって)床屋さんに行けないというのは、本人にとっては深刻な問題である。だって髪は否応なく伸びてくるからね。
勉強でなく床屋さんだけに来るってのも、ちょっと僕にとっては複雑なものもあるけど、でも床屋さんができる塾っていうのも、考えてみれば珍しいのではなかろうか。
前回は作文を書くことができなかったが、その後自分なりに家で書き直したらしい。
ひょっとしたら明日の試験はうまく乗り切るのでは?と思わせる感じだった。
ただ・・・受かったからと言ってもそこからが実は大変。
おととい、出願書類を提出しにお母さんと高校まで行ったが、窓口へはお母さんが提出したそう。(本人は車の中。)
勉強も相変わらず手につかないようだし、大丈夫かなと思う部分もある。
高校へ行ってみたい、友達もできるかも知れないし、という彼の思いももっともだ。
ただ、何が何でも今この時期に、決めなくちゃいけないこともないと思う。
いずれにしても明日無事に受験終わるといいけれど。
家で僕がやきもきしていても仕方がないので、明日はこいけと原生林を歩いて来ます。