カナリアな日々

百姓になって15年目。補習塾カナリア舎はフェードアウト中。小麦、蕎麦、大豆などを作っています。

修行の場

2009-02-22 00:36:08 | 自然農畑

小香棚田の会へ。



作業の会へは昨年7月の入会以来、多分無欠席だ。


東京から初参加の女性も含め、今日の参加者は7名(女性3名)ほど。



新しい田んぼの整備。溝掘り組と、排水溝作り組に別れて。
僕はUさんとMさんと排水溝作り。






まず寅次郎でU字溝とセメントを買いに行かされた。

090221_u1




















たがねで塩ビのパイプを差し込む穴をあける。畦を深く掘り、うまく排水できるように角度を調整して、まわりにコンクリを流し込む。(U字溝とパイプが一体化して、かつ畦を人が歩いても動かないように。)



一ヶ所コンクリ埋めるまでで半日かかってしまった。




何せ手順がわからないもので、もたつくとUさんから半分しかられながらの作業。(Uさんの田んぼを手伝って)二人でやる作業の時と違って、棚田の会の時はUさんも更に厳しくなる。
職人の親方と弟子ってこんな感じなのだろうか。(もっときついか)




しかし、それだけ期待されてるんだろうなぁと思う。覚えることがたくさんあって、それを伝えようと僕に時間を割いて下さっているのだものなぁ。「あべっちさんもいずれ田んぼやるときに必要になるから」と、U字溝の穴開けも1本まかせてくれた。(表面が少し割れてしまった)


090221_u2





















さて、このU字溝とパイプがどのように埋められて排水溝となるのかは、いずれ撮れたら写真取って来ます。
(なかなか作業が忙しくて携帯写真一枚撮れない雰囲気)



仲良しこよしの会じゃない。自然農の修行の場なのだ。それくらい自然農での米作りに対する想いが強いのだろう。ちょっといい加減にやっても別に死にはしないが、大雨が降ったとき土手が崩れてしまったりして、お米が穫れなくなる。





この会、一応登録してる人は80人くらいいるそうだが、いつも作業に来ている10数人のメンバーの緊急電話連絡網が代表のOさんより配られた。




最初にOさんが電話をかけるのはUさんと僕だった。あらら。僕より古い方々もおられるのに。市内で近いからだろうね。仕方ないか。ま、でも更にこれで休めなくなりそう。若干のプレッシャー感じるわ。(苦笑)






Bannar1 募金額171,095,974円(2/18現在)
目標額197,500,000円

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