タイで子連れ狼

何の因果か運命か、異国の地にて親父単独で二人の子を育てることに。

さあ大変の、てんやわんや育児&生活日記

10ヶ月ぶりにコロナ後のバンコクへ飛んでみた

2020-10-23 00:29:59 | 旅行

先々週の日曜日と月曜日の一泊二日でバンコクへ飛んだ

ひっそりとしたチェンマイ空港

いつの間にかバイクの駐車スペースが奥の方に移動してある

入り口がよくわからずにグルグルと手間取ってしまった

 

国内線搭乗口、思ったよりも人が多い

会話する人もなく、静かで重い空気が漂う

 

三月に搭乗して以来7カ月ぶりの飛行機

機内はほぼ満席、ソーシャルディスタンスは何処へやら

今回はエアーエイジアでの飛行、まずチケットをネットで購入しようと試みたが、何度トライしてもVISAカードが決済できなかった

仕方なく空港にて当日券を購入すると、なんと往復2000バーツのはずが3300バーツに

後で調べてみると保険だの追加荷物だの、パッケージ込みにされていた

こいつ!と思うが後の祭りだ

 

懐かしのドンムアン空港へ到着

人影まばらな搭乗ロビー

上階が今風のフォードコート&レストランになっていて、昔の、あの古めかしいタイ料理屋が消えていた

 

ここは地下鉄の新駅、チャイナタウンに近いワットマンゴン駅

なんてこった、フォワランポーン駅からタクシー大渋滞を覚悟していたが、思わぬ快適さを味わってしまった

もうトゥクトゥクで排気ガスを吸いながら遠回りでフォワランポーンへ戻る必要もないのか

またひとつ、時代が変わっちゃったなと淋しい気分

 

バンコクでは地下鉄や高架橋電鉄の路線が増えていて、案内板を見ても知らない駅名が多い

BTSサラデーン駅から地下鉄シーロム駅まで歩いて乗り換え

「○○行き」の駅名を知らないので、適当に来た電車に飛び乗るとルンピーニー駅に到着

「しまった、逆だった」

元来た方向へ戻ろうとするも、上りホームと下りホームは上下に分かれている

運動を兼ねて階段で移動しようとしたが、結構な深さである事に気付いてエスカレーターに乗った

 

 

これは何処の駅だっけ、落ちたらイッパツやな

階段数が金毘羅山くらいありそう

 

ワットマンゴン駅から次のサムヨート駅、その駅上には昔ふうのタウンハウスを模した建物

近くで見ると張りぼての美観地区なので興醒め

でも若い観光客がぼちぼち来ていて、昔の中華街を感じているようだった

感じる事ができれば、それで良いよね

道路向いにあるレトロな珈琲店ではドリップ式コーヒーを楽しめる

 

あちらこちらの道路にはデリバリーたちが座り込み待機

いったい、いつ仕事がくるのだろうか

その昔、東京でバイク便アルバイトを経験したが、酷い時には一日に依頼が一回だけという日もあった

もっと俺にも仕事くださいよと苦情を言うも、ならば別の仕事にしたら?と言い返されたっけ

オフィスと仲の良い兄ちゃんには優先的に仕事を回していたらしい

みんな、空き時間にゲームするんじゃなくて営業活動に磨きをかけようぜ

 

サンぺーンなる商店街の入り口

ハリボテとは違ったリアルな建物はコンポジションが楽しい

しかし人が多くて、この道に入るには気合がいる

 

 

相変わらず狭い道にワゴンを付き出して歩きにくい事この上ない

ソーシャルディスタンスなど関係なし、袖触れ合うもコロナの縁?

こりゃ開国して外国人が新コロを持ち込んだりすると大変な事になるだろう

政府がなかなか開国したがらない理由もわかるような気がした

 

隣のインド人街は感染ダイジョウブ この通り廃墟のシャッター街

インドの神様も、金ねえシャッター神へと変神(ガネネーーシャッター、ガネーシャ、苦しい)

 

しょうがないから飯でも食おうかと、妖しいカレー屋を発見

 

ターリーセット、たしか350バーツくらい ラッシーは70バーツ

ちょっと高いけど、観光客気分だから許容範囲

カレーもタンドーリもナンも全て美味だった

コメの長さがタイ米の3倍くらいありそうなヒョロ長さで不思議感いっぱい

黄色く塗った幼虫が混じってても分かんねーぞ、などと思いながらガツガツ口に運ぶ

とてもおいしゅうございました

 

ここは何処でしょう?

店舗は全閉めですね あの喧騒も今は昔

 

10カ月ぶりのホテルにテェックイン

アゴダで予約すると朝食付きで600バーツと破格値だったが

領収書を見ると、アゴダチャージが追加されて800になっていた

それでも通常2000は下らない部屋なので文句なし

 

10か月前に息子と泊った部屋と同じ間取り あっという間の10か月

ほとんどコロナ騒動で、時間が飛んだ感じがする

 

ホテル外ではタイル貼り職人が作業中

微妙なカーブを広げながら貼り付けるので時間が掛かりそう

日本だと尊敬される巧の職種かもしれないが、タイでは低賃金下層民が担当する職種かな

お仕事ご苦労様です

 

サイアムパラゴンという巨大ショッピングモール

さすがに人が多いですね、上級国民は働かずに宵の宴

これでは反政府デモが頻発してもおかしくはない?

仕事を失って配給の列に並ぶ人たちにとっては理解を超える世界がココにあった!!!!

 

こちらはセントラルワールドの中にあった伊勢丹跡

ついに撤退してしまいましたね

スーパー前にあったデパ地下ふう食ゾーンがなつかしい

 

上階には伊勢丹マークが残ってました(;・∀・)ヤッター!!

辛うじて紀伊国屋だけが営業中 (移動して小さくなるという話もある)

もうチェンマイでは売ってない「夢をかなえるゾウ」の翻訳本があるのか探してみたけど見当たらない

まだ出版されたばかりのはずだが消え去ってしまった

物語中でブッダが煩悩炸裂させて登場する変なキャラだけに

信仰心厚い(狂信盲信系の)タイ人から苦情でもでたのかなと

店員さんにスマホ内写真を見せて、これありますか?と質問してみると

「お、これか、ちょっと待ってね」と裏の倉庫から探して持ってきてくれた

ーやっぱ、隠していたか…ー

「コップクン・クラップ」感謝を示すと、そこら辺にいた店員さん4~5人がニッと笑ってグッーとサムアップ

なんだか皆さん、この本の事を知っているような

 

 

一風堂があったので、ついつい限定ブラックペッパーラーメンを220バーツで食す

 

麺リフト-----!!! 

九州ラーメンらしからぬチヂレ麺がモチモチして楽しい

あまりに美味しいもんでスープ全飲みしそうになって、イカンイカン

指のへバーデン結節がズキズキ痛んでしまうゼ(>_<)

涙を飲んで、断腸の思いで? 激うまスープを残した

 

夜は8時のラーチャプラソン交差点から

嵐の前の静けさ

この数日後に反政府デモが始まり、この道路は多数のデモ隊で埋め尽くされるのであった

 

 

帰りもエァーエイジア満席 ソーシャル・ディスタンしませんでした

あ~歩いた歩いた、階段を登った登った、もう歩けない (;´Д`)ハヒ~~

これ毎日やってたら健康になりそうだ

 

今回はこの翻訳本を見つけました⤵

「一回きりのお客様を100回客に育てなさい」高田 靖久著

これも約12年前に読んだ本ですが、ダイレクトレスポンスマーケティングの内容を小規模商売のレベルに落とし込んで、とても分かりやすく丁寧に説明した内容が斬新で秀逸でした。

もしタイ人伴侶やタイ人ハーフのお子様が商売を考えているならば必読だと思います、グッドラック(・∀・)

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昔のタイを徘徊した そしてソンクラーン前日

2016-04-12 08:59:05 | 旅行



PM-10が160も行くとこの通り

煙害で目や喉が痛くて、衝動的に飛んでしまいました




エアバスのAなんたらかんたら



山も、なーーーも見えャせん…






そしてこちらはバンコクに近い場所
上の写真と比べると空気の澄み具合が際だちますね




そして、バンコクに到着しました!



排気ガスを吸いに来た気もしますが(;^ω^)

あの煙害に比べればね

あ~、深呼吸、

目の周りがジャリジャリしないし、ジョギングでもやりたい気分ww






そんで、まあこんな場所にきて、

暑くて暑くて、ジョギングせずとも汗だくになれるし?



この辺り、かなり廃墟が目立ちますね。 

老巧化が進んで建て替えを待つビルがあちらこちらに










取り壊しを静かに待つ店舗

爺さん婆さんを育てたであろう門構えには当時の熱気が感じられます



古き良き時代の名残り、この地区はまとめて取り壊し、

一つの時代が終わったのでしょうか

なんだか寂しくなりますね





次にできるのはなにかな? 大規模商業施設かな

それとも美観地区として、なんちゃってアンティークな観光地になるのでしょうかね



迷物の運河も流れてますよ

落ちたら脳死は確実



あれ?  何かいる



うわ! なんでこんなキチャナイ川を泳いでるんだ? 




ゴジラのような泳ぎ方、

中華街ヤワラートの怪獣ということで「ヤワラザウルス」と名付けよう


ヘドロで化学反応、巨大化して暴れないようにね



実はこの運河、昨年まで見えなかったんですよね

観光ガイドを読むと、泥棒市場的なバラック小屋が並んでたようです


どんどん変わっちゃうな、昔のバンコクじゃないな




こちらは古ぼけた市場の中




こういうの見るとね、タイに来たな~という気がします







タイに住んでるのですけどね





汚い布を売ってますね、雑巾にはなりますか?


これを売るっていう感覚がよくわからないけど

昔のタイが息づいてるな~って気分にはなれます

売れた後は知らんぷり、苦情は一切受け付けませんって (;´Д`)

 




ビルの谷間に取り残された古い廃屋がぽつんと

場末マニアや廃墟マニアが喜びそうなモチーフでしょうか?


あの三階にあるベランダに座って、遠く王宮あたりの景色を眺め、

本でも読みながら涼んでた人がいたのでしょうね


今では無数のエアコンから出る熱気で蒸し返すような谷底です




こんなところで、グビっと一杯 立ち飲み屋





お茶ですね、この黒いほうのお茶が、とてつもなく苦いんだ!


マズい!!  もう一杯はゴメンナサイ! ってくらいに体に良さそう


10バーツだし、通りかかった時は絶対に飲みましょう




まあ、こちらが現代のバンコクなんですけども


どうせバンコクへ行くならば、廃墟と異臭漂う旧市街へ


細い路地にたたずんで、混沌のカオスを楽しんではいかがでしょうか




そういうことで、つかの間のウマくてマズい空気を堪能し、

それぞれの、星の数ほどの想い出が深く眠るドンムアン空港から飛び立ちました。


おしまい



あ、そうそう、今朝のチェンマイの写真でも




お濠沿い

いよいよ明日からタイの正月、水かけ祭りのソンクラーンが始まります

決戦の前日とあって、嵐の前の静けさでしょうか



でもですね、今年は深刻な水不足が確定しておりまして

よく見ると、お濠の水の入れ替えもケチったまま

腐ったようにバクテリアの巣窟と化しております



こんな水をジャバジャバ頭から掛けられるのですよ。


三十六計逃げるに如かず、子供たちを迎えるべく日本へと旅立ちましょう


それでは皆さんまた来年、良いお年をお迎えください!!!




昨年のソンクラーンの熱狂

水道水は安全ですからね、間違ってもお濠の南側、チェンマイ門辺りには近づかないように


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