つれづれな日々のつぶやき♪

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おもしろかった映画*日本編2021

2021-09-26 | 映画/DVD
2021年にTV・DVD・映画館などで観た映画のうち、おもしろかったな~♪というものをざっくりと備忘録として書き残しておきます。

※ネタばれがありますのでご注意ください。
※敬称は省略させていただきます。


『火花』 WOWOWシネマ 2021.9.20放送
監督 板尾創路/原作 又吉直樹/2017年製作/121分/東宝
お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹による第153回芥川賞受賞作を映画化。
まったく芽が出ない芸人・徳永は営業先の熱海の花火大会で先輩芸人・神谷と出会う。「あほんだら」というコンビで常識のワクからはみ出た漫才を披露した神谷の姿に魅了された徳永は、神谷に弟子入りを志願。2人は毎日のように飲みに出かけては芸の議論を交わし、仕事はほぼないものの、充実した日々を送るようになる。しかし、そんな2人の間にいつからかわずかな意識の違いが生まれるようになり…。

NHKのドラマは2017年の放送時にリアルタイムで観た。同じ原作でも、演出と俳優が違うとベクトルの角度が違って観える。原作だけがまだ、本棚に積ん読なので読まないとな~。
日テレのドラマ『コントが始まる』に偶然かもしれないけど、続いているような気がした。
夢と現実、理想と現実、始まりと終わりの物語。ちりっ。。と胸の奥が痛む作品。




『劇場』 WOWOWシネマ 2021.9.20放送
監督 行定勲/原作 又吉直樹/2020年制作/150分
高校からの友人と立ち上げた劇団「おろか」で脚本家兼演出家を担う永田(山﨑)。しかし、前衛的な作風は上演ごとに酷評され、客足も伸びず、劇団員も永田を見放してしまう。解散状態の劇団という現実と、演劇に対する理想のはざまで悩む永田は、言いようのない孤独を感じていた。
そんなある日、永田は街で、自分と同じスニーカーを履いている沙希(松岡)を見かけ声をかける。自分でも驚くほどの積極性で初めて見知らぬ人に声をかける永田。突然の出来事に沙希は戸惑うが、様子がおかしい永田が放っておけなく一緒に喫茶店に入る。女優になる夢を抱き上京し、服飾の学校に通っている学生・沙希と永田の恋はこうして始まった。

作家・お笑い芸人でもある又吉直樹の同名小説を映画化。こちらも『火花』と同じ匂いがする作品。行定監督なので恋愛要素のほうが多め。脚本はモダンスイマーズの蓬莱竜太。
永田はどうしようもない最低な男。紗希は「すっごくいい子♡」と言われるが、自己肯定感が低く、ダメンズウォーカーかダメンズメーカーになりそうな女。ほぼほぼ共感できない恋愛模様に苦笑い。
実際に、下北沢や高円寺辺りにごろごろ転がっていそうな話だと思った。下北沢のOFFOFFシアターや駅前劇場のシーンは、狭いしパイプ椅子だし、暑いよね~とか。ナイロン100℃のケラリーノ・サンドロヴィッチも観客として出演しててびっくり!








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