2月15日付け朝日新聞 be(Red)の連載エッセイ 作家の口福。今回はドリアン助川さん。
文章がファンキー♪ 「経済的困難にコブラツイスト」とか、「バレンボイム指揮でマーラーの重低音がジャーン!」とか。
エッセイは子供の頃にお祖母さまと分け合って食べたクリームパンのお話。買ってきてくれたクリームパンに何故かクリームが入ってなかったそう。
>ここからは私の想像だが、「クリームの入っていないクリームパンを食べられたのも、ひとつの味わいだったね」と祖母は伝えたかったのではないか。笑顔がそう語っていたように思う。
家庭に恵まれずに育ち、結婚も破局に終わった祖母は、クリームの入っていないクリームパンを食べ続けたような人だった。だが、これはこれで味わい深いのさ、と自分に言い聞かせてきたのかもしれない。もしもそうなら、その姿勢は私が継いでいる。勝ち負けではなく、味わうために生きている。
読んでいて涙が出てきてしまった。。祖父母のお話にとにかく弱くて。
お祖母さまを愛して、愛されていたんだなぁ。。と。決してお金では買えない、心が満たされた時間と記憶。
幸せな思い出は、人の心を豊かに奥行きをつくってくれるとしみじみ思う。
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