ノアの小窓から

日々の思いを祈りとともに語りたい

葡萄棚

2013年09月13日 | 日記




 

       葡萄棚があって
      白い袋をかけてもらっている葡萄があって、
      なんの覆いもないまま垂れ下がっている葡萄があって

      むき出しの葡萄には、すでに枯れしぼんだ実と
      ふっくらおいしそうないくつかの粒が
      いっしょに連なっている

      でも、その日、
      だれもその房に見向きもせず、
      房は、いつかぜんぶ枯れしぼんで
      鳥に食われ、地に落ちて虫に食われる

      それも、オーケーかも。




   

          空の鳥を見なさい。種蒔きもせず、刈り入れもしせず、倉に納めることもしません。
          けれども、あなたがたの天の父がこれを養っていてくださるのです。
          あなたがたは、鳥よりも、もっとすぐれたものではありませんか。
                                (新約聖書・マタイの福音書6章26節)