ノアの小窓から

日々の思いを祈りとともに語りたい

冷たい雨の日の温まる話

2015年01月16日 | 



      


       「天国はほんとうにある」は、三年ほど前に友人がプレゼントして下さったのです。

       そのときは、なぜか、読みかけてやめてしまいました。

       あまりにも、典型的なアメリカの家族の「温かい話」が始まるのを、

       行間を漂うそのやさしいリズムを、警戒したのでしょうか。

       牧師とその家族の上に起きた物語で、しかも主人公は幼い子供です。    

       死に瀕した三歳の子供が天国を見てきたお話・・・。


                ★    
       

       天国について、何か言われるのがいやだったのかもしれません。

       何しろ、それは、私にとってあまりにも重い切実なテーマ。

       大きなまばゆい世界。

       天国は、聖書にもあちこちに描かれているけれど、

       最後には、自分でこの道をまっすぐ進んで、自分でドアを開けて(ドアがあるなら)

       自分の目で一望したい・・・!


              
                 ◎  ◎  ◎  ◎


                

                ときどき話題になるように、死に瀕したとき、

                人は死後を見るらしいのです。

                では、これは臨死体験の物語なのでしょうか。

                この世の生の終わりに、死後の世界へのトンネルを通って、

                行くべき場所の入り口まで来たとき、

                何か光り輝くものが現れて、

                「引き返しなさい」と命じられるような話なのでしょうか。


                それも違うのです。

                とにかく温まってくるのです。

                三歳の子供が天国に入り、そこで経験する物語が

                あまりにもリアルなのです。

                それで、一度は投げ出した本を、

                あっという間に読んでしまったのです。

                お勧めの一冊です。

                
                 



                                

       




       
       


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