ノアの小窓から

日々の思いを祈りとともに語りたい

食欲→貪欲→?

2013年09月25日 | 日記








          元気のバロメータは、食欲です。
         私の場合、たくさん食べたいのではありません。
         「新しいもの」が食べたいのです。

         世界中から食べ物が集まっているというのに、
         あらゆるレシピがそろっているというのに、
         まだ、何か、「うまいもん、ないかしら」と思うのです。

         新しいレシピを空想するのです。

         エバのことを、笑えませんね。
         楽園にはあらゆるおいしい実がなっていました。
         神様は、「どこからとって食べてもよい」と仰せになっていました。
         あらゆるものがあったのに、
         エバは、
         よりにもよって、「食べてはいけない」禁断の実を、
         つい、食べてしまったのです。

         悪魔がエバをそそのかしたのは、事実ですが・・・。

  




          神である主は人に命じて仰せられた。「あなたは、園のどの木からとって食べてもよい。
          しかし、善悪の知識の木からは取って食べてはならない。それを取って食べるとき、あなたは必ず死ぬ。」
                  (創世記2章16節17節)   
        











 
       

捨てる

2013年09月24日 | 歌う









          古着をゴミ置き場に出した。
          本当の古着もあるし、
          衝動買いで、一度も着なかったものもある、
          安いからいいやと思って買って、
          でも、
          安物だから惜しくないとは言えない。
       

          結局、捨てるようなものを買ったこと、
          あんたなんかいいや、と言えるようなものを選んだ
          そんな自分がいたなんて、
          やっぱり嫌な感じ。
          どっちにしても、自分が失敗したということだから。












        







眠れない夜

2013年09月23日 | 歌う







       外に出かけると、すてきな人たちに会います。
       いろんな見聞に、心躍ります。

       いただき物をし、笑顔を交わしあいます。
       「またね」と手を振って別れます。

       だのに、夜、目が覚めるのです。


       閉じこもって、自分と向き合います。
       まんざらでもないじゃないの、と思います。
       ひとりも悪くない。
       さあ、自分を立て直そう。
       熱いシャワーを浴びて、シミを取るクリームをすりこんで・・・。、

       ところが、夜、目が覚めてしまいます。


       
       


             私の言うことを耳に入れてください。主(しゅ)よ。
             私のうめきを聞き取ってください。
             私の叫びの声を心に留めて下さい。
             私の王、私の神。
             私はあなたに祈っています。    (詩編5編1節2節)
             










ヨブ記

2013年09月22日 | 見る







              私は裸で母の胎を出てきた。
             また、裸で私はかしこに帰ろう。
             主は与え、主は取られる。
             主の御名はほむべきかな。     (ヨブ記1章21節)






 
        娘が行方不明になり、まだ、拉致されたこともわからなかった長い年月
        苦しみと絶望の中にいる横田早紀江さんに、
        クリスチャンの友人が、一冊の聖書を届けました。
        早紀江さんは、長い間それをそのまま置いていましたが、
        とうとう、ある日、
        手に取って開きました。

        苦しみのどん底の早紀江さんの心に、上の聖句が留まりました。
        東の国の長者ヨブが、
        一瞬にして、全財産と十人の子供たちを失った時の、言葉です。

        不幸は、自分の行いの因果応報だとするヨブの友人たちと、
        反論するヨブの凄絶なやり取りが、ヨブ記です。
        神について考え、
        不幸について
        徹底的に討論するこの書物は、鬼気迫るものがあります。











        

                      

喪失

2013年09月21日 | 歌う








          くれないかなし 野に咲くかなし 彼岸花






           素人俳句であっても、しぜんに口をついて出てくるのが、秋ですね。

          
          小学生のころ、近所のヨーコちゃんが、登校途中、自転車に追突されて亡くなりました。
          すぐに、母とあいさつに伺いました。
          お父さんが、涙ながらに言われました。
          「前の日、一日中、台風の後片付けを手伝ってくれたのに・・・」
          
          赤い彼岸花を見たのは、その日だったのか、その前だったのか、もう記憶にありません。
          ヨーコちゃんは、色白のおとなしい女の子でした。いつも、集合していっしょに学校に行っていたのに、
          どうしてかその日は別々だったのです。

          どうしてかなあと、今でも思い出すのです。