隠れファンしていた「安蘭けい」サンが
宝塚歌劇団を退団する時が来てしまいました。
隠れファンといっても
彼女の毎公演を見ていたわけではないので
大きな声ではいえないものですが
トップの座を何回も何回もお預けさせられて
一時は老けた生彩の欠けたステージになってきて
私でも 辛かったのだから
本人はもとよりファンは悲しかったろうと思います。
それがやっと....やっと....トップになって
代表作もつくって.....今回卒業なのですね。
とっても優しくおおらかな人だと聞きます。
苦労した人は他人にも優しくできるのですね。
今回彼女と一緒に10人もの人が一挙に退団するそうで
相手役のトップ女役さんも、将来のトップ候補生もおられますし
トップ路線をいつの間にかはずれていったひとも....。
いろいろな舞台人生があります。
光が明るければ明るいほど 影は暗くなるように
華やかな世界の裏側は
様々な汚い物で埋め尽くされています。
そんな中を泳ぎきれる人はほんの一握り。
夢の世界、はかない蜻蛉のような世界は
外から見ているのが一番ですね。
これからのトーコさん(安蘭けい)が幸せであるように...。