今朝も涼しい朝、玄関のドアを開けたら、蝉が仰向けになって寝ていた。
夜通しずっと鳴いてるもんな・・・
死んでるのかな？どっかにぶつかって落っこちたのかな？
ためしにつついたら、
「ンジジジジジジジジ～～～～ッ
」「ンキャーーーーーッ
」びっくりしたぁもう
起こさない方がよかったかな？疲れて横になっていたのかもしれない。
でも、このまま寝かせておいて、自分で起きれなくて死んでしまったら、
何だか可哀想だし・・・
１２年も暗くて冷たい土の中にいて、やっと出てきて蝉になったと思ったら、
一週間しか生きられない・・・
だから、昼夜問わず、命が尽きる瞬間までめいっぱい生きようとしているのだろう。
せつない話よのう・・・
でも、人間にとっての一週間と、彼らにとっての一週間って、時間の基準が
全く違うのだろうから、一週間といえども、さほど短いわけではないだろう。
蝉にとっての一日って、人間の一時間くらいかなあ？
オーシーツクツクってひと鳴きして寝る。それで一日と換算・・なんてね。