チーママ生きていればーーーいいさ!

2018年4月13日金曜日から
私の人生チョイ変わった~

弥生の美術館を訪ねて

2005-06-26 | 出かけました
暑い暑い日、に乗って、文京区まで行ってきました。
降車駅は、‘根津’ 言問通り・弥生坂を歩いて、びっしょり
東京大学の門を前にして、弥生美術館がこじんまりと建っていました。

弥生美術館高畠華宵

愛媛県宇和島市生まれの高畠華宵は、13歳の年に上阪して、京都市立美術学校日本画科に学び、関西美術学校で洋画を学びました。
上京し、「中将湯」の広告絵がモダンでロマンチックな婦人画で注目を浴び、『少年倶楽部』に執筆を開始。少年少女向け雑誌・大衆婦人向け雑誌など出版美術界に君臨し、一世を風靡したのです。
流麗な線で描かれた美少年美少女は、透明感のある新鮮なタッチと妖艶な人物描写の混合する魅力的な挿絵として、人々をひきつけたようです。彼が描く欧米風俗やニューファッションは独特のものです。享年78歳でした。
大きな美術館ではないけれど、たくさんの人で混雑していました。“大正・昭和 女學生らいふ展 ~華宵、淳一の挿絵と吉屋信子の少女小説~”が、今日で終了だからでしょう。たくさんの雑誌が並び、屏風や着物などが展示されていました。年配のおばちゃんが多いです。「懐かしい~」と言う声があちこちから聞こえてきました。女学校に関するものがたくさんあり、若かりし頃の話に花がいっぱい咲いていました。女学校を経験していないチーママには、ちょっと分からないこともあるけれど、昔見た覚えのあるような本がずら~っと並んでいると、やはり昔の電気の傘やちゃぶ台などを思い出してしまいました。ガラスが反射して、写真がうまく撮れません。残念

竹久夢二美術館竹久夢二

弥生美術館に繋がって竹久夢二美術館があります。以前は一緒だったものが、平成になって独立したそうです。ここは、もちろん竹久夢二の作品が多数展示されています。岡山県邑久郡生まれの夢二、センチメンタルな画風の女性絵〈夢二式美人画〉は青年子女を魅了、大衆の心を捉えました。『夢二画集 春の巻』を刊行したのをきっかけに、次々と詩画集などを出版、評判を得ます。夢二は日本画をはじめとし、水彩画・油彩画・木版画、さらにデザインの分野や挿絵まで幅広く作品を残し、詩や童謡など文芸面においてもその才能を発揮しました。大流行した「宵待草」は夢二の作詞によるものだそうな。恋多く、漂泊の人生を歩み、さらに旅を重ね、大正ロマンを象徴する存在として、現代でも注目されています。昭和9年没、49歳11ヶ月の生涯。ちょっと若過ぎましたね。

水竹居都をどり
夢二美術館でも、特別展“四季への讃歌 ~春花秋果~展”が今日で終了となります。特にいいなあと思っていた「水竹居」「都をどり」など、目の前に大きな作品が見られ、感激でした
東大農学部門
帰りは地下鉄を変えて、東大前駅乗車、ちょっと遠回りをして、農学部前に立ちました。3年前に、チーの入院・大手術をしてくれた東大病院農学部へーーー感謝の気持ちで手を合わせました。

うちからの2駅以外は、全て電車の中で座れました。
高崎線 山手線 千代田線 南北線 銀座線 高崎線
乗った乗った&歩いた歩いた1日でした。充実していたけど、、、疲れたよ~~~