桐生市黒保根にある栗生山に行ってきた。

2015-07-13 09:42:20 | Weblog

ウィキによると
栗生山(くりゅうさん)は、群馬県桐生市黒保根町にある、標高968.2mの山。
黒檜山(赤城山)・荒神山とともに、桐生市の黒保根地区を代表する3つの山の一つである。
山頂からは袈裟丸山・赤城山がよく見える。また、山の麓には栗生神社があり、地元の人々の信仰の対象となっている。登山道が敷設されているが、登山客はそれ程多くはない。

1ヶ月ほど前一般ルートとは違う道をたどりあと一歩のところで撤退。
一人では危険すぎた。><
今回は通常ルートをたどる。

栗生神社鳥居前のスペースに駐車。
5.6台は駐車できる。



日曜日だというのに誰もいない。前回は足尾からやってきた老カップルとソロの登山者がいたのだが。
ウイキにある通り登山客はすくない。
結局、この日は誰にも会うことはなかった。
「たった一人の山」を十分に楽しんだ。

上の写真で右側の林道が前回行った道。途中で消える ><
それでも進むと絶壁に近い登り。一人では危険だった。

鳥居をくぐって石階段を上る。
すぐに栗生神社本殿が現れる。



水場を期待したのだが枯れていた。
トイレはある(下の写真の建物右側)
木製のでかい刀状のものがいくつもかけてある。祭りに使うものだろう。



本殿



本殿うらにある本当の本殿
県指定の重要文化財のようだ。
りっぱな彫り物がしてあるが屋根付きの建物がじゃまでよく見えない ><



左側にあるのは舞台。神楽でもやるのだろうか。
なんと言ってもこのあたりやたらと修業場がおおい。
ここも山岳信仰の修業場のひとつなのだな。
写真中央部が栗生山登山口になる。
 



 
栗生神社の大杉。 樹齢1200年だとか。まだまだいけそうだな w

 

登山道入り口に戻る。
通常なら1時間で頂上に着くらしい。



11:00スタート。13:00までに着けばよい。ゆっくり行こう。
最初はこんな感じ。きれいな杉林の中を行く。



すぐにコンクリート舗装された林道に着く。
この道がきつい。つま先で歩く感じ ><





15分ほどでコンクリート舗装は終わる。
いよいよ登山道だ。



最初は緩やかだが徐々に勾配がきつくなる。
直登にちかい ><
登ってきたところを振り返る。疲れたぞ ><



ところどころに熊出没注意の標識。あたらしい ><



周り一面独特の獣臭がする。イノシシがいるとこの臭いとおなじだ。
イノシシなのかな ><

のこり300mまで来た。
分かりつらい標識だな。



左側に行くのが通常ルート。
よく見ると右側を登るルートがある。ピンクテープも連続してあるのが見える。
稜線まで直登だ。
まだ13:00にはなっていない。
行ってみた。
これが結構やっかいな道だった。
踏み跡がない。崩れやすい。

やっと稜線に着いた。





頂上直下のこの岩のところで休憩。



昼食にする。
涼しくてイイ。天国だな~~~~ 。
1時間ほど休憩。
すぐ横の頂上に行く。





三角点は2等三角点。



見晴らしはよくない。
ちかくに展望岩があるらしい。右側に行けば石宮。
どちらも行き止まりだという。
前回来たときはこの石宮の直下まできたのだな。
こちら側にはキケン・行き止まりの標識もあった。 ><
行き止まりの道を逆から登ろうとしていたのだ ><
やはり撤退は正解だったのだ ^^
(あと少しでいけたんだがなぁ~~~~ w)



展望岩の方向にいってみた。



木の間から赤城が透けて見える。
展望岩近くに行くと赤城がで~~~んと登場。
いつも見る赤城とは形が違っている。
雨上がりで霞んでいるのが残念。




袈裟丸山がみえる。皇海山はみえないな。いやみえているのかな w





足下をみるとあちらこちらにイワカガミの群生。
花は付けていない。





前回来たときならさいていただろうになぁ~~~ 残念。
そういえばここ栗生山はアカヤシオもきれいに咲くという。
なぜ人気ないのかな。

石宮の方に行ってみる。
まだ新しい。横にあった奉納書によると平成の修行者が奉納したようだ。



こちらにもイワカガミの群生。来年またきてみるかな。



ここで行き止まり。




下山は一般ルート。頂上部分に標識がある。



すぐに分岐がある。



行きに直登ルートをとった分岐に到着。
通常ルートは楽だったな www
みなおしてもすぐ上に稜線みえるものな~~~
直登したくなるよ www




いろいろ遊んだ結果16:30駐車場に到着。
楽しかったが結構疲れたぞ。







たった一人の山 浦松 佐美太郎

「登山とは山を見つめ、自分の心を見つめながら、山に登るスポーツである。どんなに大勢の仲間と一緒に山へ登ろうと、山を見つめ、自分の心を見つめるものは、自分ひとりなのである。登山とは、しょせんは自分ひとりのスポーツなのである。」

むかし読んだ本だがどこかにしまい込んじゃったな。
さがしてみるかな。