奧利根水源の森は紅葉真っ盛りだった

2015-10-13 15:18:31 | Weblog

10/9~10/12まで水源の森でテントを張り、ブナの紅葉を十分に味わってきた。
昨年も同時期にキャンプしたがブナの紅葉はすでに終わっていた。
ブナの紅葉の時期はきわめて短いようだ。
3日くらいのずれで見られないことがある。
今年はピークが8日か9日。
丁度いい時期に行ったことになる。
あと少しアサギマダラにこだわっていたら時期を逸したに違いない。

真っ赤なモミジの紅葉はまだ少なく、薄緑・黄色の予備軍が多かった。
ブナの紅葉は終わったが、赤いもみじの紅葉はこれからが真っ盛りになるだろう。









所沢から来ている常連のオジサンもさかんも「今年はいい。最高だ。」を連発していた。
何回か来ているうちに知り合いになり言葉を交わすようになった。
今回はchimoさんの隣のサイトにキャンプを張った。
chimoさんの方が到着がはやかったのだ。
それでもpm5:00近くになっており薄暗くなり始めていた。
空模様はきわめて悪い。
雨を覚悟して入り口にブルーシートを追加。
この日はテントを張り、小さな缶でのたき火の状態を確かめるだけにした。



左に見えるのがオジサンのテント。
ちょっと変わっており、でかい煙突付きのストーブを焚き、フード付きの簡易ベッドで寝るようだ。
どこかに行くというわけではなく、ストーブを焚いて酒を飲みながらただ過ごすというスタイルだ。
考えようによっては贅沢な時間の過ごし方だろう。

ドラム缶でのたき火はOK。かなり具合がよかった。
反対側の隣には福島の白河からやってきたという3人ずれ。
ボスと若い者2人の構成。
ボスは愛想いい。若者は無愛想。
あとでわかったのだがボスが若いのを訓練目的で連れてきたらしい。
同じ会社のようだった。

その日はそのまま就寝。
やはり夜間は寒く夜中に薄いフリースを追加。
これでなんとかなった。
夜中空には星が出ており写真でも撮ろうかと思ったが、寒さに負けてやめ w

朝起きたときにはテントには霜が付いていた。寒かったはずだ。

次の日、隣のボスたちは帰る準備を始めた。水曜日か木曜日に来たようだ。
ボスが近づいてきて、
「こちらの場所の方がいいよ。ひっこしな」という。
その場所はchimoさんのいつもの場所。水源の森での指定席なのだ。
「面倒だからいいですよ」というと
「手伝うからひっこしな」と強硬。
若いのといっしょにされている。 www
お言葉に甘えて引っ越し。ボスも満足したようだった。
帰り際 記念撮影だといって若いの二人と一緒に写真を撮ってくれた。
「真ん中にはいりな」とか注文が激しい ^^
続いてボスをいれての撮影。
「またどこかでお会いしましょう」と挨拶してお別れ。
いい人たちだったなぁ~~~ ^^

(上のテントの写真・次の写真は移動後のもの)





このとき隣になったのが富士見町からやってきた楽しいご夫婦。
テントの話になり、今回使っている Quechua(ケシュア) 2 SECONDS を紹介。
気に入って頂けたようだ。
「オシャレだし、これなら私ひとりでもいける」との発言にご主人言葉を失っていた。 www

その方たちのサイトはライトの数が多い。
ガソリンを使うライトだ。明るいしなにか暖かさを感じる。
昼食にはラーメンをごちそうになった。夜はたき火に当たりながら楽しくホットウイスキーをごちそうになった。
ご夫婦のなれそめとかプロ-ポーズは槍ヶ岳山頂だとか楽しい。
いつもは酒類は飲まないのだがこの日は楽しく飲めた。
「ちもぶろ」を紹介し、お互いに名前まで紹介しあってしまった。
こんな事は軽いつながりだけを求めるキャンプではchimoさんとしては珍しい。



ご主人は60台だが山のベテランのようだ。歳の割には若く見えるが、chimoさんの歳をきいてあきれていた。
「こういう場所でゆっくりと散策しゆっくりとした時間を楽しむ。いいことだよ」
と言ったような事をおっしゃる。同感です。
弟子に聞かせたい言葉だ。

実は、このご夫婦との会話の前に所沢からきたオジサンにもごちそうになっていた。
テントの前を通り過ぎたとき中に入るように誘われたのだ。
さきいかを肴に日本酒を飲んでいた。
ラジカセからは吉幾三 ^^
山奥のキャンプ場ではかなりシュールだ ww
「なにを飲む」とかおっしゃる。
断るために
「日本酒はダメなんです」というと
「何でもあるよ」という。
テントのかたすみに確かにあった。ワイン・バーボン・日本酒いろいろ。
おいおい飲み屋かよ w
「ウイスキーがいいな」というと未開封のバーボンをあけてくれた。
アイスボックスから氷をとりだしグラスにいれると無造作にバーボンを注ぐ。
おいおい酒の飲めないchimoさんにロックかよ ><
鉄クシに豚肉をさし、ストーブで焼けとおっしゃる。
塩を振りかけおいしく頂いた。
「鳥がいいのだがない。ラム肉がおいしいよ」
とラム肉を取り出した。
遠慮すると
「いいんだよいくらでもあるから。ひとりでやるより二人の方がウマイ。夕食はこれですむよ」
とかおっしゃる。
同年代のよしみか社会情勢とか政治とかの話までしてしまった。
適当なところでお開き。オジサンはそのまま酒をのんでいた。

このあと富士見町の穂夫婦のところにハシゴしたわけで、
久しぶりに酔っぱらってしまった www

この日夜半に雨。
朝あけると雨はやんでいたがまだまだ空模様は怪しい。
ラジオの天気予報では12日は晴れだという。


11日12日は写真撮影で時間を過ごす。
12日になるとみなさん一斉に撤収したらしい。
12日は朝から山の方にいっていたので4時ころ帰ったときにはほぼサイトは空っぽ。
寂しいキャンプ場に変わっていた ><
もう1日宿泊する予定であったが撤収することにした。
撤収を始めたときテント泊しそうな2.3組の人たちが入ってきた。
ちとはやまったか><

キャンプ慣れしていそうな60代の方と会話。
「温泉人」という方で「おふろうど」とよむらしい。
奥さんの提案だとかおっしゃった。
またまた、登山に対する考え方、自然を楽しむことに対する考え方がchimoさんと同じだ。
ピークを求めるだけの登山が最近の傾向。これは仕事でも同じだ。
プロセスを大事にしない今の若者たちは何もできなくなってしまうだろうとおっしゃる。
話を進めていくとインターネット創生期にその種の仕事に携わっていた方らしい。
chimoさんもpc-vanを利用していたというと
「ありがとうございます」
OLTの愛好者で課金に月4.5万つかっていたとは言わなかったが
chimoというのはそのときのハンドルネームだとは言っておいた。
おそらく、課金地獄に陥っていたことはわかっていただろうな~~~。
高山村のキャンプ場をよく使っているという。
みどりの村キャンプ場だろう。
「ちもぶろ」を紹介しておいた。
「フェースブックはやってないのですか」と言われたが
やっているというほどのものじゃない。
顔はおもちゃのにんぎょうだし www
まともにはやっていないと応えておいた ><

またお会いしたいものだ。
その方のブログ
http://blog.livedoor.jp/ofuroudo/

そんなこんなでいろいろな人たちと交流のできた楽しいキャンプだった。