光の森

~記憶のかなたの故郷~

今年初めて咲いた庭の木槿

2014-06-25 20:08:36 | 移りゆく時~想い

昨日は小さな蕾だったが、今朝一輪だけ咲いていた木槿。毎年咲くのを楽しみにしている。この夏また暫く、心和ませてくれそうだ。蕾は沢山出来ているが、花びらの色もまだ覗かせないような固い蕾達。  

            

今日は二条油小路付近、国際ホテルとANAクラウンプラザホテル京都の裏手の道を歩いて来た。ここも私にとっては、懐かしい所。昔、母方の祖父母の家が堀川御池の東北側にあった。子供の頃は、両ホテルはまだなかった。国際ホテルは堀河天皇里内址だ。それは大きなお屋敷だった。屋根瓦の乗った、高い黒い塀が長く続いて、塀の下は高さ50~60センチ程の石垣になっていた。祖父母の家に行く時、よく石垣の上に乗って、塀伝いに歩いた。ANAクラウンプラザホテル京都の敷地には従兄弟の家があった。あの建物の下には、想い出が眠っている。後、成人してから友禅の仕事をしていたが、職場が近かったので、昼休みに国際ホテルの売店によく行った。いろんな色の染料で汚れたデニムのエプロンをして・・・(よく入らせてもらえたものだと思う)アクセサリーや友禅で出来た小物等を見て、目の保養をした。・・・国際ホテルもなくなるらしい。外国資本のホテルになるとか。                 

                  

    

         

              


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