快音を残したT-岡田の強烈な打球は三塁ベース付近を襲った。
4日、東京ドームでの交流戦の巨人対オリックス。
9回一死満塁。
三塁の吉川大幾(22)は、まるで獣のように飛びついて、その打球をキャッチすると、
すぐさま起き上がって三塁ベースを踏み一塁へ大遠投。
ややボールが上へそれたが長身のアンダーソンが小さくジャンプして手を伸ばすと、
一瞬にして併殺が成立しての劇的ゲームセット。
東京ドームが大歓声に包まれる中、吉川はもみくちゃにされ、
T-岡田は、信じられないような顔つきで呆然と立ち尽くしていた。
お立ち台には、スーパープレーで逆転の危機を消した吉川と来日初の完封勝利のマイコラスが呼ばれた。
「ジャイアンツに拾っていただいた立場なので凄い感謝です」
なぜ落合GMに嫌われた男たちは、新天地の巨人で揃って再生するのだろうか。
3人に共通しているのは「勝利に貢献したい。仕事をしたい」の思い。
そして、吉川、堂上の2人は、口を揃えて「拾ってもらったことに感謝したい。恩返しを」と言うのである。
これって無碍に落合GMが切っていってるって事かな~。
あまり巨人には強くなってほしくないんだけれど。。。