時を委ねる 2007-08-14 23:02:35 | インド旅行記 聖なる河、ガンガーに全身を委ねる。 時が過ぎる。じわりと陽が昇る。 沐浴する老人。祈る男。人々の声。 宗教観の薄いあたしだけど、この場所は何かが、違った。 何者かが、そこにはいた。 時の流れに身を任せて、一日中過ごしていたい。 いつも生き急いでるあたしが、そう思えたのは、初めてだったかもしれない。 言葉にできない感情が、そこにはあった。 そして、今まさに、そこに、あたしたちがいた。 彼らがいた。 あたしたちは、確かに、そこでは一つだった。そんな気がする。