インドのカレーは、どこにいっても辛かった。あたしにとって。
めちゃめちゃカライんだ。一緒に行った友人は、平気でばくばく食べてたけど、あたしには辛かった。
辛いの大好きだって思ってたんだけどなーー
インドの食文化は“マサラ文化”。
マサラっていうのは香辛料ミックスみたいなもの。
たいていの食材が、だし汁としょうゆ、味噌で味つけすれば、ほぼ日本の味になるように、どんな食材もマサラで味をつければインドに染まってしまう。そんな調味料、マサラ
写真は大衆食堂で食べたマトンカレーとナン。全部で60ルピー(200円ちょっと)。
日本円に換算すると安いと思えるけど、庶民(という書き方はあまり好きではないけれど)の一日の収入が平均100Rs(350円くらい)だという事実を考えると、決して安くはないな大衆食堂って言葉にも語弊があるね。
今回は北インドをまわったので、カレーを手で食べる体験は味わえなかったんだけど、この暑い国で熱いカレーを食べる合理性、知恵の詰まった文化は、一見の価値が十分に備わってたよ
インドは暑い暑いから、辛いものを食べる。
辛いものを食べると、体の内側から熱くなる。体が熱くなると、相対的に皮膚の外は涼しく感じる
だから、香辛料の文化が発達していったんだって。
なるほど、と思った。食は文化だ!
インド人は猫舌が多いそう
指先は神経が集中しているから、手で食べることで温度調整が容易にできる。
よって、舌を火傷することもなく、自分にとってちょうどいい温度の料理を食べられるってことらしい
そりゃ、猫舌にもなるわw
今回の旅で、チャーイ(ミルクティー)が大好きになった
帰国してもなお、なんちゃってチャーイつくって飲んでます
ミルクはともかく、お砂糖入れる新習慣、危険だわっ